24年映画は映画館で261友人に観てもらいたくて「侍タイムスリッパー」ふたたび | con-satoのブログ

con-satoのブログ

映画を中心にエンタメ、旅などを紹介しています。

テーマ:

 単館公開からシネコン拡大へ。第二の「カメ止め」か?と話題の「侍タイムスリッパー」。この作品を、どうしても友人に観てもらいたくて、2度目の鑑賞。


「侍タイムスリッパー」★★★★★

 やはり良く出来ている。二度目なので、ディテールも楽しみながら観たけど、無駄のない映画だと感心した。それにしても制作側の熱意の熱さには感動する。

 それに予算がない映画なのに役者さんがそれぞれ敵役なのも立派。主演の山口馬木也、大スター役の富家ノリマサ、ヒロイン優子役の咲良ゆうのなんて、40代に見えない新鮮さがある。

 この咲良ゆうのは映画同様、この映画でも助監督も兼任していたとか。そんな手作りな優しさが画面に滲み出ている。殺陣師として登場する峰蘭太郎などの風情など、作り物ではない本物だから醸し出す雰囲気がある。

 うまいのは太秦を舞台にしているので、武士姿の人が街を彷徨ってもさまになること。実際、衣装のままで喫茶店には入らないだろうけど(入るかな?)それでも太秦なら違和感がない。

 京都のスタッフが手弁当で協力したと思う気持ちも伝わる、意気のいい映画。カンパ気分で、もう一度観てもいいかも。

 

AD