ペイフォワードみたいなものです　していただいてたことを、私もしているだけにすぎません

先日こんなブログを書きまして

必要のない買い物はしないで欲しいから

このブログを読んだ方から

「幸せと情報を惜しみなくシェアするその姿勢、本当に麻美さんって素敵な先生ですね！」と

コメントをいただきました

キャーありがとうございます！！！

そんなこと言われちゃって、私

嬉しいやら、気恥ずかしいやらでございます。

私は小さい頃から日舞＆現在は複数のお稽古事しているのですが
どの先生も生徒さんに、買って来てそのお値段で分けてはったんですね。
例えば、
いけばな
花鋏は骨董通りの「つたや」さんで先生が買って来てくださいましたし
お茶
数寄屋袋や袱紗は最初に先生が買ってあったものから選ばせてもらえました。
日舞
舞扇子や藤娘の枝など先生から買いました。
別にお流儀のものでなくっても、です。

なので、私の場合、古典芸能でも先生でもなく　着付けの講師ですが
私も教える立場になりまして
生徒さんに何かお分けするなら、そのままの値段と思っていました。

お茶の先生や日舞の先生にしていただいてたことを、私もしているだけにすぎないんです。

きっと教えることって、その先生の姿勢まで伝わっていくことのような気がしていて
知らず知らずに、私も先生たちと同じことしていたのだと思います。

だって、初めて去年いけばな習いに行って、、、、
何を買っていいのかも
どこで買っていいのかも
わからなかったですし、実際。

それで、とりあえずは先生が買ってくれてた（お金は払うんですが）
花鋏を使いはじめ、もっと上達したらいい鋏なり、便利なものなり買えばいいと思いました。
いけばな初心者だった麻美さんは。

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いけばなの時の手元を先生が撮ってくださいました。まだまだ全然ですね、私。

経験者さんは手持ちのもので始められていきますが

ほんとにゼロからの方もいらっしゃいますので
そういう方には、私が船場で買った和装用品をお分けしています。

いつか必要になって、いつかだめになる消耗品的な和装用品なら、もう、なおさら、それ使ってください。

着物が着られるようになれば、アレコレと物欲が出てくるものですから。

その時にお金はとっておいて、

着たい！と思う着物に出会ったら、

もう、それは出会いですから、いただいて来るのがいいと思うのです。

着物の値段はホントにピンからキリまであります。

家が買えるようなものから

ワンコインのものまで。

お金という価値で測るよりも

もし、お家に着物が一枚でもあれば、それを着ることが一番じゃないかなぁ、って私は思います。

お母さんやおばあさんが着ていた物かもしれません。

受け継いでいけるのが着物の魅力の一つですからね。

新しく買った着物より、お母さんやおばあさんに喜んでもらえるのはそっちを着ることだと思います。

着物を着るようになった頃、もう着ないから、と着物を何枚かいただきました。