ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 -6ページ目

ノスタルジックなドイツモチーフの絵葉書

サッカー欧州選主権も始まって1週間。
各国ともほぼ2試合をこなし
観戦する側もそろそろチームの輪郭が見えてきて
これからが面白くなるところでしょうか。

ドイツでは2006年のドイツ大会以来、
パブリックビューイング・応援ソング・国旗グッズが
すっかりMust haveになりましたねー。
国歌や国旗そして「みんな一斉に何かに夢中になる」というイメージに対して
アレルギーを持っている人間が少なくないだけに(例:うちの夫)
これは私にとっても意外な展開でした。
ドイツ人メンタリティーも変わりつつあるのでしょうか。
健全な愛国心であれば全く自然な感情だと思いますが。

さてさて、そんな今日この頃にちなんだ訳ではないけれど
我らがネットショップ・あぷふぇるばうむでは
ドイツ・・というかバイエルンの観光名所をモチーフにした
ノスタルジック絵葉書を入荷しました!
厚みのある高品質紙を使用し
もちろんActeTreのトレードマークである、ラメ入り&レリーフ加工の美しいカードです。


絵葉書として、グリーティングカードとして、フレームに入れて飾ってetc.
ちょっぴりドイツテイストをお楽しみください。
(価格各180円)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


バイエルン



ミュンヘン



ローテンブルク




ニュールンベルク



ノイシュヴァンシュタイン城とルートヴィッヒ



オマケ(?)はライン川












マックのコマーシャルEM蘭独編

いやあ~昨夜はドイツ勝ちましたけど
バイエルン勢が3分の2占めてたからか
いま一つときめきを感じられないワタクシでした。
ああ、2年前の新鮮な輝きはもう望めないのでしょうか。。。(涙)
←優勝候補なんだから文句言うなってか?w


一方、気の毒なのはオランダ。
南アでは準優勝したチームがゴール決まらず四苦八苦。
こんなんで果たしてグループリーグ突破できるか?
・・・と隣国の行く末を憂い思ってたら、こんなマックのCMが流れて爆。


これ、欧州選前から用意してたのかなー?
前半はオランダ版、後半がドイツ版ね:


Tage wie diese


ドイツ、まずはポルトガル戦に一応勝ちましたが・・・
辛勝だったのはともかく、2年前のようなキラリと輝くものが感じられず。
毎回大会中にチームとして育っていくタイプなので
今後の進歩に期待しましょう。


昨夜のサプライズはトップがクローゼでなく、ゴメスだったこと。
クラブでは実績があるのに(特に余計なときにw)
代表チームではサッパリ芳しくなく、なにやら負のオーラが漂う彼。
お願いだから出てくれるなと思ってたら、
クローゼが体調100%でないのを理由に先発断念した。


案の定、後半30分近くまでいつものゴメスだったが
クローゼがピッチ際で交代するのを待ってる間に
晴天の霹靂並みにヘッディングで決勝ゴールを決めた。
ヨギいわく、審判が交代サインを3分間もグズグズと出しそびれてたそう(爆)。
それが功を奏した結果になりました、とさ。


モデル並みなイケメン&ナイスバディは魅力だし
繊細なキャラ(かに座ですな)で、回りの絶対的信頼がプレーを左右する
というのも人間的で親近感なんだけどね。。。
一歩間違うと、いい加減にかっこつけてないでブレイクすれば?と思われがち。
肝心な時にはやることやらにゃあ~プロは辛いよ。


というわけで
私個人的に、ゴメスは見ててイライラしてくることが多いんだが
昨夜はやっとドイツのために大切な一点を入れた嬉しさが伝わってきた。
Die toten Hosenの非公式大会ソングがオーバーラップしてちょっぴり鳥肌ものだった。


何週間も長いことこの日を待っていた。
こんな日々が終わることなくずっと続くといい etc...



EMいよいよ開幕

いよいよ今日から
サッカー欧州選手権ポーランド・ウクライナ大会が開催されますね。
さっそく専用テーマを設けてみました

ドイツ代表では今までと何が違うかというと
チーム内のいざこざ(邪魔者w)が一切排除され
レーヴ監督は押しも押されぬ絶対的指導者であるという点でしょう。
2006年W杯(3位)、2008年E杯(2位)、2010年W杯(3位)と
期待されなかったにも関わらず、かなりいい成績を残してきたのに反して
今回は4度目の正直?で優勝を期待する声が高い。

なのに、国内リーグ終了後もFCバイエルンはCL決勝敗退(Finale dahoam)
何とも時間の無駄なオランダ代表との親善試合(Robben-Wiedergutmachungsspiel)と、
すぐにトレーニングキャンプに合流できず、大会への準備はまさに牛の歩み。
上手くコトは運ばないものでございます。
オランダ・ポルトガル・デンマークとのグループ戦を通過できない
なんてことにならないよう祈ってますわ。

まずは明日、ポルトガルとの試合。
両サイドともいけるラームがどちらでプレーするのか、ずっと憶測されていました。
ロナウドをシャットアウトするためには彼が右を守るのが最上案なんだが
結局、もっとも手薄な左に回ることになったらしい。
そして右サイドはこの二人の間でポジション争い中:

 
大会直前になにやら女関係で監督の怒りを買ったボアテンに


ラース・ベンダー(レヴァークーゼン)が右候補として急浮上。
選抜落ちした双子の片割れスヴェンもドッペルゲンガーとして
ポーランド入りしているというウワサも(爆)


↓↓ どっちがどっちなんだか私には区別できませーん






コンパクトでロマンチックな町・フライブルク

古い庄屋を改造したガストホーフ・ヒンメルライヒは
障害のある人たちに職業訓練の場を提供しており
レストランはなるべく地元産食材を使い
いかにも理想的社会への意識が高いフライブルクらしい宿。

旅人にとっては、駅のまん前というロケーションが嬉しいし
ヒンメルライヒ駅からはフライブルク行きの電車が30分おきに走っており
しかも18分のアクセスの良さです。
それから、特筆すべきはKONUSKarteという
黒い森エリアに宿泊する観光客に発行されるカードで
これがあれば、なんと黒い森全域の交通機関フリー乗車できるんです。
なるべく車での移動を減らして環境保護に一役買おうという意向でしょうか。

さて、のんびりと朝食後、9時30分の電車に乗っていざ市内観光へ!
祝日明けのせいか、中央駅を降りるとなにやらもの凄い人出。
ドイツ一エコな町と言われるだけあって、旧市街は全て歩行者ゾーンなんですね。
このへん、ミュンヘンも見習って欲しいものだ。
(もっとも、BMWのお膝元ミュンヘンには車=ステータスな市民が多くて無理な気がする)
まずは市庁舎広場のインフォメーションで市内地図を調達し(1ユーロ)、
狭い路地を通りながらシュロスベルクまで歩いてみよう。


シュロスベルクからミュンスター(大聖堂)のある町並みを


赤い砂岩の大聖堂はシュトラスブールのと似ている。そういや、川向こうはフランス。



環状道路を挟んでシュロスベルク麓のコンヴィク通り(Konvikstr)はいい感じ



これがフライブルク名物・ベッヒレ(Bächle 小川の意)
町中の道端を流れる小さな用水路です。
ワンコのノドの乾きを潤し、子供たちの水遊び場にもなるというスグレモノ!!


ちなみに「le」は縮小語尾chenのシュバーベンやバーデン地方といったドイツ南西部版。
何にでも縮小語尾「le」をつけて、小さい・可愛い・xxちゃんといったニュアンスを持たせちゃう。
電車に乗るにも、ワンコには(上記のKONUSカードはない)子供用乗車券が必要で、
車掌さんが「Wo ist das Kindle?」と聞いてきたので(爆)、子供のさらに縮小形か・・と大いにウケタ。



コンヴィク通りやゲルバーアウ(Gerberau)と並んで、何度もさ迷い歩いたのは
ヴェネチアさながらの水路のほとりのフィッシャーアウ(Fischerau)。
この蜂蜜屋でちょっぴりお買い物しました。
お隣は日本家具雑貨屋で、店頭のかわいい器に目がいったけれどグッと我慢。



フィッシャーアウの住宅?お店?


こちらはどの通りだったか??かわいい花屋さん。
ピンクや水色といった植木鉢の色合いが今年っぽい。



コンヴィク通りのストリートカフェにて。


この他にもお洒落なお店や個性的なお店など
路地から路地へのそぞろ歩きが楽しい。
フライブルクは観光客も多いけれど、大学町でもあるので
生き生きと活気のあって住み心地が良さそう♪
それに、家並みなどちょっとバイエルンとは違う、
何となくフランスが近いのを感じますね。窓の形かな?

カフェに立ち寄り、昼飯(インド料理)を食べ
ぐるぐる歩き回ったら時計は午後3時過ぎ。
ワンコも田舎道よりも疲れるらしいし、あとは’天国’に戻ってノンビリしよう。
明日はもう帰路につく。

黒い森メトロポール・フライブルクへ

トレッキング6日目(最終日)はキリスト昇天祭の祝日であると同時に
ドイツでは父の日でもあります。
母が母の日には子供たちに囲まれて和やかな集いを好むのに対して
父の日の父たちは同志でハイキングやサイクリングを楽しんだり飲み歩くもの・・・なんて
どこかに書いてありましたが(笑)
なるほど、この日はそこいら中で男たちのグループに遭遇。

そんな行楽にぴったりな、爽やかに晴れ上がったこの日
丘のてっぺんのガストホーフ・ビアエックの部屋のカーテンを開けると
目の前に清らかな朝の風景が広がります。
朝食のハム(黒い森の生ハム)も今までで一番美味しくってワリワリと食べちゃう。
農家から直接仕入れてるハムなので入手不可、というのが残念ざんねん。
自炊できるアパートメントもあるらしく、体調万全でまた来たいなと思った。

計画ではここからスタート地点のハスラッハまでのんびり下って行き、
そして夕方にはフライブルクの宿に到着する計画だったのよね。。。(あーあ、涙)
それでも夫の調子もとりあえず上向きになったので
見晴らしの良いコースを選んで少し歩く。
明け方の冷たい雨はところによって雪にかわっていたらしく
黒い森の最高峰フェルトベルク(1493m)をはじめとして、5月半ばに白い山並を見ることになりました。


次の宿にチェックインするまで時間たっぷりとあって
予定していなかったドライブしながら行くことにする。
フライブルクを通過せず、手前でGlottertalという谷から山を経由して
目的地キルヒツァルテンまで走るコース。
ここいらへんになるとバーデンワインのブドウ畑が現れます。
それに心なしか、道沿いの町並みもピカピカ磨かれてるような印象。
観光客多いんだろうな。。。
この谷を上り詰めたところがサンクト・ペーター修道院
そこから素晴らしい眺めの曲がりくねった道をさらに進むと、次はサンクト・メルゲンの村。



しかし、ところどころで車をとめて、お茶したり散歩するのって楽チン(笑)。
一日かけて歩いた15キロもあっという間ですもんね。

そうこうして午後の3時過ぎに目的地到着。
フライブルクといっても、祝日に便乗休暇をとって4連休する人が多いのか
市内のホテルが全く取れず、やっと確保したのは郊外の町キルヒツァルテン。
中央駅まで電車で20分足らずでアクセスが良いし
ワンコにとっても緑の中の方が安らげるに決まってる。
キルヒツァルテンの、これまた郊外の、その名もHimmelreich(天国)というありがたーい名前を持つ
駅のまん前のガストホーフ・ヒンメルライヒに2泊します。
明日はフライブルク観光!

大昔の庄屋を改造したガストホフ・ヒンメルライヒ




黒い森・ふるさと研究家の道を辿ったはいいが・・・

ずいぶん前に、車で通過したっきりだった黒い森(Schwarzwald)。
美しい森と草原と小さな村々に目を見張り
いつかじっくり・・・と思ったもので、今回やっとその至りとなりました。
しかもちょっぴりアングルを変えて、ひたすら歩く旅を企ててみた。


フライブルクから北東40キロほどに位置する
キンツィック谷(Kinzigtal)の中心地ハスラッハ(Haslach)を拠点に
当地出身のハンスヤーコブ牧師が歩いた道を辿るというもの。
彼は、引退後故郷に戻り、野山を歩き集落を訪れ
その自然と歴史と人間かたぎを数々の紀行や物語の形で綴った、
郷土研究家兼作家なんだそうです。


↑ この帽子がハイキングルートのシンボル


国内のみならず、世界中から観光客が訪れる黒い森でも
ここは超有名スポットからやや外れる一角らしい。
観光局が頭をひねらせ(?)、荷物搬送サービス付きトレッキングツアーを企画した。
彼らがハイキングルートに沿った宿の手配ほか、雑事を全部請け負ってくれます。
私たちは車を出発地点に置き、
お弁当や雨具などその日必要な物のみを持参して歩くだけ。


ミュンヘンからメンミンゲンまで高速道路で約1時間、
そこから黒い森までは人間ナビ(=私)が地図とにらめっこしながら一般道を走る。
この日、気温が30℃まで上がる陽気で
ハスラッハに到着した午後には、頭の中がクラクラ朦朧するくらいだったけれど
幸い夜には予報通り雷雨になり気温急降下。
以後ずっと時折寒いくらいな、爽やかハイキング日和に恵まれました。
よく考えたら、ちょうど寒が戻ると言われる、例のEisheiligen(氷の聖人たち)の時期にぶつかったのよね。

こちらが予定のルート:

①ハスラッハ~ヴォルファッハ 17キロ
②ヴォルファッハ~オーバーハルマスバッハ 23キロ
③ハルマスバッハ~ツェル 15キロ
④ツェル~シュタイナッハ 17キロ
⑤シュタイナッハ~ビアエック 18キロ
⑥ビアエック~ハスラッハ 13キロ

ところがところが
一日目18キロ、二日目20キロ、ここまでは順調に歩いたのだが
その後、まずは私が・一日置いて今度は夫が急性胃腸炎でダウンするという大ハプニング。
なんたって、吐き気はするし気持ち悪いし下痢はするしで、とても歩けたモンじゃない。
一番元気だったのはワンコだったという・・・。

こういうとき、いつもの一ヶ所滞在自炊型と違って
毎日別の宿へ、しかも歩いて移動しなきゃならないというのはヒジョーに具合が悪い。
小さい村にはお店もないことが多くて、外食せざるをえないし
しかも、その外食は脂っこいクリームソースや重い肉料理のことが多くて涙。

逆に、
宿の方に車で途中まで乗せていってもらったり、
チェックイン&アウトの時間を大幅に緩めてくれたり
こんな目にあったからこそ分かる
人の情けも沢山味わえたのは不幸中の幸いでありましたが。
いや、本当、何とか無駄なお金を使わずに(タクシーなんぞ呼ばないで)
「xxさんとこのオヤジさんがどうせ毎日車であそこまで行くんだから、
電話で聞いてみましょ」とか、助け合い精神でいっぱい。


結局予定の半分しか歩けなかった、その無念さに
いつかリベンジしなければと思った次第です。
とんだ目ついた黒い森トレッキングのあとは
フライブルクに2泊して、学生の町をそぞろ歩きの巻。


それでも一応、ブラックフォレスト・インプレッションなど:


どこまでいっても、こんな感じ。丘と森と集落と。
はるか向こうはライン川、そしてフランス。。。



ドイツ南西部はファセナハト文化エリア。どの町にもナレン(道化師)の像が立っている。



ある旅籠屋の美しい看板(ヴォルファッハにて)



雨の中、山道を歩く。


これぞタンネンツェプフレ!



ハスラッハのロマンチックな旧市街。賑やかな土曜市が立っていた


人里離れた丘の頂上にあるビアエックが最後の宿。
何百年も前から、旅人が疲れた足をここで休ませたという。



早朝の素晴らしい眺めと静けさは絶品!!


お疲れなワンコ、よく歩きよく寝た~







黒い森でディスカバー・ジャーマニー



土曜日に黒い森&フライブルクの旅から帰還しました。
人里から山奥へ・そしてまた次の人里へ
6日間で100㌔を歩くトレッキングツアーの予定だったのが
山あり谷ありな珍道中に・・・(汗)。

今日は洗濯に追われ、傍らで久しぶりにパソコン開いて
写真の整理やメールチェック。
親の不在中にクラス旅行に出かけちゃった息子の
置き土産=格闘の後が残るw台所等の掃除をしておりました。


これからぼちぼちと旅日記に取り掛かります。



蕾ふくらむ5月

雨の日もあったせいか、いよいよ緑が鮮やかで美しい5月。

月曜日の夕方は、子供を楽器レッスンからピックアップするついでに
近くのイザール川沿いを犬散歩するのが
数年来の習慣になっています。
本当なら自力で帰宅してくれてもいいんだが
ここは小川の流れる緑地帯や、川べりの並木道、立派なお屋敷街など
目の保養・心の保養になる界隈なので特別サービス(笑)。

アルプスの雪解け水のせいか、やや水かさが増していた。
いかにも山の渓流を思わせる淡い青緑色で美しいなと思った。



ところどころ、浅瀬になっていて
短足ワンコも水飲み・水遊びできるのが嬉しい。
でも流れは速いし深いので、流されないようにwリードをしっかり握っておく。
こんなところでワンコ救命のために水に飛び込むなんてとんでもないですから!(爆


恵みの雨と陽光のお陰で
我が家の庭でも、ふと気が付くと
あちこちで花の蕾が膨らんできました。
咲き乱れる花はもちろんいいものだけど
今まさに・・という風情は若い生命力が感じられて好きです。

今朝は庭で写真撮影してみた。
チューリップや水仙といった、春の球根ものが咲き終わったら低木や多年草の番。


牡丹の第一号が花開いていた。
ドイツ語では「中国ペオニア」とかいいましたっけ?


一方の芍薬(ペオニア)はあと数日必要ってところ。
ドイツ語でPfingstrose=聖霊降臨節の頃に咲くのでこの名前なんですが
今年の降臨祭は5月27日、その前に満開になるでしょう。


(はちきれんばかりにパンパンですねw)


アルケミラ・モリス(Frauenmantel)の
ビロードみたいな葉にたまった朝露がキラキラと綺麗。



ニワトコ(Hollunder)の花も
天ぷらとシロップになるまでもうちょっと。


私たち、今週末から10日ほど旅に出かけます。
行き先は黒い森。
6日間で100キロ歩くってやつです。
元気で戻ってきたら、旅日記を書きます。
芍薬の第一号咲きはじめを見逃してしまいそうで、それが無念。
毎年そうかもしれない?





今シーズンの〆はフィガロの結婚で

先日、私にとって今シーズン最後のオペラ観劇だった。
演出も衣装も舞台と全てが調和したフィガロの結婚
ミュンヘンにしては珍しく?安心して楽しめますw
2年前の記事→

モーツァルトの美しい音楽はもちろんのこと
魅力的な歌手が勢ぞろいしたので、どうしても見逃したくないと思った訳。
え?もう見たことあるじゃない?なんて言う不届き者な夫は誘わず
友達と行ってまいりました。

Il Conte di Almaviva: Simon Keenlyside
La Contessa di Almaviva: Anja Harteros
Cherubino: Angela Brower
Figaro: Luca Pisaroni
Susanna: Adriana Kucerová
Bartolo: Christoph Stephinger
Marcellina: Heike Grötzinger
Basilio: Ulrich Reß
Don Curzio: Kevin Conners
Antonio: Alfred Kuhn
Barbarina: Evgenia Sotnikova

2年前、バリトンコンビ(クヴィーチェン/ダルカンジェロ)に惚れましたが
キンリーサイド/ピサロニもそれぞれカッコよすぎです!
3月の複雑極まりないオネーギンが素晴らしかったキンリーサイドは
今度はスケベでずるいがどこか憎めない伯爵を思いっきり楽しんで演じてます。
長身ハンサムなピサロニはおりこうさんタイプっぽいイメージを持ってたのだが
意外や(?)コミカルな演技が上手いし力強いバリトン。
艶っぽさではダルカンジェロには到底・・・ですけど!

スザンナは昨秋ウィーンのセルセで超可愛かったアドリアーナちゃん。
小柄で可憐でスザンナを歌うために生まれてきたような人ですね。
(彼女、体調崩してこの後の公演を全部キャンセルしたそう。見られてラッキーだった)

さて、伯爵夫人。
当初予定のケイト・ロイヤルが降板して、なんとその代役にアニャ・ハルテロスが立った!
時期を同じくしてROHのミミをキャンセルしたという情報が平行して入っていたので
??何だろう??と不思議に思いつつも
彼女は気品溢れ貫禄の歌唱と存在感で、そこだけ特別なオーラが漂ってて。。。
この夜一番の圧倒的な拍手喝采を浴びていました。

最後にケルビーノは劇場専属の若いメゾ・ブロウワー嬢。
秋の「ホフマン物語」でミューズ役を立派に歌って印象に残っていたのよね。
あの時はホフマン役のヴィヤソンに合わせて、あのゲジゲジ眉毛ともじゃもじゃ頭という井出達だったのが
今回は素顔そのまま?のせいで女性にしか見えなかった。
でもクセの無い歌唱は好感持てるし
体格もいいし、今後ズボン役で活躍してくれるでしょう。楽しみです。
なんたって美味しいアリアの持ち主・ケルビーノ。いいですねえ。

衣装はかなりオーソドックスだけど
白を基調にシンプルですっきりとした舞台のお陰で、モダンな印象のバイエルンのフィガロ。
こういうのこそ映像化されたらいいのに。
でも暫くはこの演出は生き残りそうだし、またその時は見に行くぞ!
ちなみに、来シーズンはやらないんだった。残念。

以下、写真はバイエルン州立劇場から拝借しました。
この他にも劇場のFB()と
それからキンリーサイド氏のHP()にたくさんアップされてます♪

フィガロとスザンナ、身長差は頭一つ分?

魅惑の伯爵夫妻はあわよくばノミのカップル

ケルビーノ!

ホフマン物語ではスクールボーイ風だった