ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 -33ページ目

Falco登場

アルチーナさんのコメントにひと言出てきた途端に
ほらほら、ワタクシのファルコ熱が再発してしまいましたっ!
オーストリアが世界に誇る、ついでにドイツでも根強い人気のファルコ
若くして交通事故でお亡くなりになってからもう12年になるんですね。
確か2年前(=没後10年追悼記念)に
新しいベストアルバムがリリースされたり、テレビでよく特集番組が組まれてたような・・・。
その2枚組CD、Hoch wie nie、もちろん買ったわよ。

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 私の知らない後期の曲も数多く収録

80年代半ば、ロック・ミー・アマデウスが世界的ヒット。
ドイツ語曲で全米チャート1位になったのは後にも先にもこれっきりだそうだ。



彼のデビューアルバムEinzelhaft(邦題:デア・コミッサー)を持っていた。
デア・コミッサー他、東欧の香りも漂うウィーンのクールでアングラなムードの作風。
「眉間にシワよってます」的硬~い各曲の和訳・邦題も今となっては微笑ましい・・・。
私が学生時代持ってた木村・相良の独和辞典のイメージそのまんまです(爆)。
当時、ラップは英国(ペット・ショップ・ボーイズなど)の他、各国語で歌われ始めた頃でした。
中でもドイツ語で歌われるラップの新鮮でカッコ良かったこと!

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元々べーシストとしてジャズやフュージョングループで活躍していた
その名残を感じさせるGanz Wien
こちらは1979年頃のライブだそうで、ファルコが若い(22,3才?)。
後年「狂気を帯びたポマードべったりの遊び人」路線に移行する前だ。



Auf der Flucht(逃亡中=なぜか邦題は「暗黒と雷鳴」)の
巻き舌ドイツ語が息を呑み、たまらなくセクシーだ。
彼がものすごくウィーン訛で歌ってることは
ドイツに来てから初めて気がつきました。



フェアポート・コンヴェンション vs マックス・ラーべ

クラナドのアイリッシュ・フォークロックを聴いてたら
今日は必然的にイギリスのバンドに行き着いた。

むかーし昔。
私が東京で働いてた頃、職場の男性と英国ロックの話で盛り上がり
彼のお気に入りブリティッシュ・トラッドをカセットに入れてくれた。
英国かぶれだった私のツボにピッタリな選曲でしつこく聴いたものです。
かといって、それらのバンドのCDを買うまでには至ってないんだけどね。
今でも時々このカセットをかけておりますよ(あ~だからカセットデッキは到底処分できませぬ)。
あの彼は今どうしてるかしら~。改めてメニー・サンクスです。

その中で一番気に入ってるのがこれ:
フェアポート・コンヴェンションのMatty Groves
まだ(というか、また?)バンド活動しているらしいです。
こういうのをライブで聴いてみたい。



横道それたついでに
ヨッヘン・コヴァルスキーが歌う戦前ドイツ流行歌も好きとBonnjourさんが書かれてたので
では、マックス・ラーべ&パラスト・オーケストラなんぞいかがでしょうか。
ベルリン芸大卒のれっきとしたバリトン歌手であるラーべ氏が
学生仲間で結成したドイツ20~30年代流行歌バンドは
今や国内のみならず、世界各地を駆け巡る人気者となりました。
戦前のコメディアン・ハーモニストなどのユーモアと風刺の効いた軽快な作品に
改めて光を当てただけではなく
さらにはパロディ作や下のKein Schwein ruft mich anをはじめとして自作も数多い。
直立不動ポーカーフェイスで淡々と進める可笑しいトークも彼のコンサートの魅力の一つです。

やっと電話を入れたのに
ひとっこひとりかけてこない・・・と呟く。
いつの日か帰宅すると留守電のランプが点滅してるじゃないか。
ドキドキして再生ボタンを押すと、可愛い女性の声で「あ、ごめんなさい。間違い電話でした」。
哀愁とアイロニーにそこはかとなく漂う滑稽さ。
こんな気持ちは多くの人が経験済みじゃないかな?



ところで、黄金の20年代はナチ頭角前で
自由な精神が溢れ、大きな可能性を秘めていたんですよね。
コメディアン・ハーモニストの歌詞など今聞いてもかなり際どく鋭い。
彼らを描いた映画もありましたっけ?

Down by the Salley Gardens

サラ@ランチタイムコンサートで
しっとりとしたブリテン版Down by the Salley Gardens(サリーの庭)を聴きました。

10年くらい前にアイルランドでハウスボート休暇旅行した時の風景が蘇り
あの時のBGMだったClannadのCDを引っ張り出した次第です。
アイルランド音楽にフォークやジャズが程よく絡んだクラナド。
ボーカルのモイアはエンヤのお姉さんで、エンヤ自身もバンドに参加したことがあるそうだ。



彼女のような甲高くはかなげな声が一番ぴったりくるれど
CTファンの我らとしては、ショル兄のも貼り付けないことにはっ・・・。
清らかに透き通ったカウンターテノールと
サラ様の滋味深い歌声と聞き比べもよろしいかと。




Wayfering Stranger
English SongsといったCDで
英語の民謡や古歌曲もレパートリーにしてるショル兄。
バロック畑の方たちもそれぞれに他のジャンル開発に勤しんでおられますね。
例えば
サラ様=現代もの
PJ君=フランス近代歌曲
元スキンヘッズ=メゾ用アリア
マレーナ様のユーロヴィジョン!?!

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緊急情報!ランチタイムコンサート@ウィグモアホール

今日月曜日、ウィグモアホールにてサラ様のBBC Radio3 Lunchtime Concertがありました。
その模様はBBC iPlayer→上で14日(日)まで聴けますよ。

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以下、BBCのサイトより:

Suzy Klein presents this week's Radio 3 Lunchtime recital live from the Wigmore Hall. Mezzo-Soprano Sarah Connolly, accompanied by Eugene Asti perform a programme of English Song. 2 of Michael Tippett's arrangements, or re-discoveries of Henry Purcell songs begin the programme - "Music for a while" and "If music be the food of love". There follows songs by Peter Warlock, Frank Bridge, Britten - Bridge's pupil, Herbert Howells and Ivor Gurney who were both Gloucester lads of the Great War generation, and their songs reflect this time of conflict. At the centre of the recital there are 3 songs by today's pianist Eugene Asti, all settings of poetry by Emily Dickinson.

Purcell (arr. Tippett) - Music for a while; If music be the food of love
Warlock - Sleep
Bridge - Mantle of Blue; Day after day; Speak to me my love
Eugene Asti - 3 Songs on texts by Emily Dickinson
Gurney - By a Bier-side
Howells - King David; Lost Love
Britten - A Charm (from a Charm of Lullabies (Op.41)); The Salley Gardens.

日曜日の朝はバロック音楽

高校生の頃からか
夏の爽やかな朝とかクリスマスの頃とか
NHKFMのバロック音楽を好んで聴いていたような気がする。
といっても、このジャンルに詳しいわけでもなく
ただ単に軽やかさやきらびやかさ、または厳かな気分を楽しんでいたに過ぎないんですが。
とにかくバロックってすごくヨーロッパ的な音楽だなぁと思ってたのよね。

ところで
我が家では日曜日の朝食時にはラジオのバイエルン4(クラシック音楽専門局)から流れてくる
バッハの宗教曲をはじめとしたバロック音楽がBGMになってます。
今朝の最初の曲はこれでした:

ショル兄が歌うWiderstehe doch der Sünde



アンドレアス・ショルはやっぱりバッハが似合うな~。
つい先頃、めったに来ないミュンヘンでバイエルン放送交響の「ヨハネ受難曲」コンサートに登場した彼。
貴重な機会と知りつつも、あれこれ都合が合わずに行かず終い。
プライバシー関係は殆ど情報が伝わってこないショル兄ですが
BRのサイトに地元女子高生二人によるめずらしいインタビュー記事→が載っていました(プログラムの13~16頁)。
音楽のこと、カウンターテノールのこと、ヨハネ受難曲への取り組み方などの他に
趣味とか日常生活についての質問が続き、ちょっぴり彼の素顔がのぞけて面白かった。
余暇にはポップスやジャズをよく聴き、自宅スタジオであれこれミックスして遊んだり
ガールフレンドと一緒にお料理したりホームシアターで映画を見たりして過ごすそうだ。
(↑ミーハーなワタクシはこの部分に注目)

春の雪

先週春の嵐が吹いて、長いこと積もってた雪があっという間に融けたのに
この週末はまたしても吹雪いてます。
が、最近は朝夕とも大分明るくなり、18時でも暗くないのが嬉しい!
黒歌鳥(Amsel)や四十雀(Meise)が声高くさえずるようになるのもこの時期らしいですね。

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 朝一番に歌いだすのが黒歌鳥

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記
四十雀の中でもコールマイゼとブラウマイゼはお馴染みで、特にコールマイゼは結構人懐こい=図々しい。

さて・・・
ケーキ焼かない・食べない宣言中の私ですが
エスプレッソ党の夫のリクエストに答えて、カントゥッチを焼きました。
息子は学校から戻るなり目ざとく「おっ、アドヴェンツクッキー??」とつまみ食いしてたけど
日持ち抜群のカントゥッチは年中常備しておくと便利かもしれない。
今回はいつものレシピよりもアーモンドパウダーの量を増やし小麦粉を半分に減らしてみたら
ナッツの香ばしさが増し、ボソボソした口当たりもいい感じ(一応味見しないとね~許せ!)。
もともとバター無添加で砂糖も微量だから、お菓子としてはヘルシーな方でしょう。

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ソーダクラブ!

ダイエット中につき
食べ物ではなくてお水の話。

どこの飲食店でもお水がタダで飲める日本では馴染みのないことですが
こちらではわざわざ注文しないとコップ一杯の水にありつけない。
たかが水に2ユーロも3ユーロも払うなら、ビール飲んだ方がいいって声も聞こえたりして?

それはそれ、出先での場合。
自宅ではミネラルウォーターをケースで買って常備するのが一般的。
スーパーや飲み物専門店(Getränkemarkt)に行くと
ガス入り・微量ガス入り・ノンガス・・・サイズも瓶のタイプも様々にずらりと並んでる。
が、私たちはもう長年ミネラルウォーターを買わずに水道の水を飲んでます。
ミュンヘンの水はアルプスが源流、良質なので定評があるんです。

そのままでももちろんOKですが
時にはガスを入れてスカッと飲みたくなるんですよね。
そこで活躍するのが、その名もソーダ・クラブ(Soda Club)

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専用ボトルに水を入れ、マシーンに設置してガスを注入するだけでいっぱしのミネラルウォーターの出来上がり。
ガスの入れ具合にもよるけれど、うちの場合二酸化炭素のボトル(7ユーロ)一本で1ヶ月は軽くもち
かなりの節約になってるはずだし、毎回重たいケースを運搬しなくていいから楽チンです。

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ところで
ソーダ・クラブにはいろんなフレーバーのシロップが別売されていまして
今まで買ったことなかったんだけど、実は最近ちょっとお試し中なのだ。
とはいえ、主に子供ががぶ飲みしてるんだけどね・・・ガーン
ちょうど飲みきってしまったので新しいのを調達してきた。
今日はライム・コーラ味とジンジャーエール味。
これこそガスが入ってないと間抜けもいいところですね。
もしかして、二酸化炭素ボトルの消費量がグッと増してしまうかも?

ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記

Frühlingsbote

3月に入ったら、風は冷たいけれど日差しが大分柔らかくなってきたみたい。
この冬は特別寒かっただけに、みんな早く春よ来いって願ってるんじゃないかしら。
庭の雪が融けて、そこここに春の到来を知らせる花々(Frühlingsbote)が顔を出しました。
晩秋のジメジメ暗い時期に球根を植えておいたのをすっかり忘れかけてたわ。

$ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 スノードロップが一番乗り

目下せっせと靴下編みに励んでます。
イースターまでにもう一度くらいは寒が戻るはずだし、まだまだ毛糸の靴下の需要はあるでしょう。
というのはこじつけで、実はつまみ食い防止としてダイエットの一環。
このまま続けたら靴下屋さん開けるかもしれない(ま、まさかにひひ)。
家族にも「靴下要るわよねー?」と無理強いして注文とっております。

$ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記 ワタシのはサイズ38/39。男たちは45とか~でかい。

しかしね~毛糸が細いのも手伝って
夜など特に眼がチカチカ、xx眼鏡なしでは相当辛い。
xx眼鏡を使い始めて以来、さらに目が悪くなったかも?
いかんいかん。

昨日は冬季オリンピックで大活躍した選手たち(ドイツは開催国カナダの次にメダル数が多かった)が
なぜかミュンヘンに到着。
市庁舎での歓迎パーティとサイン会・とどめに雨の降る中をパレードしたんですと。
スポーツするにもナショナルチームともなると、公の人間としての義務を果たさねばならない。
主役であるはずの彼らって、もしかしてマスコミのいいエサになってるんじゃないかって時々思う。
それに・・・マリーエン広場に押し合いへし合い集まったファンたちってのも物好きだよねぇ。

おおっと、今夜はアリアンツ・アレーナでドイツ対アルゼンチン戦があるんだった!
靴下さんを肴にテレビ観戦といってみよう。

サラ・コノリー・ファンクラブより 最新ニュース その2

月曜日早々のオランダ発嬉しいお知らせに浮かれて
サラ様とローズマリー・ジョシュア関連情報を検索していましたら
さらにとっておきニュースをキャッチ。
英国バロック界を代表するお二人が昨年録音したというヘンデルのデュエット曲CDDuets
先のDido and Aeneas同様、Chandosの古楽レーベルChaconneより
本国では本日、ドイツでは19日、日本(輸入版)では30日に発売開始されるというではありませんかっ。
ファンクラブ会長ともあろう者が、すっかりチェックを怠っておりました。

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内容は4月のウィグモア・ホールと来春アムステルダムでの曲目とオーバーラップしてます。
試聴はこちらから
レイネさん、これは購入決定ですかね?

余談ですが
グラインドボーンのジュリオ・チェーザレでブレークしたダニエル・デ・ニース嬢は
代役だったという話を聞いたことがありました。
いったい誰がクレオパトラを歌って踊る予定だったのか、ずっと気になってましたが
どうやらローズマリー・ジョシュアのはずだったんですってね。
なるほど・・・彼女はコケティッシュな役どころも似合ってるけど
あの激しい踊りっぷり、今となっては想像もつきませぬ。

サラ・コノリー・ファンクラブより アリアドネ@MET + 最新ニュース

2月上旬、ニューヨークMETでAriadne auf Naxosに「作曲家」役で出演してたサラ様。
そしてレビュー記事探しに勤しむワタシ。

例えばNYタイムス紙では:
In the Prologue the British mezzo-soprano Sarah Connolly was the Composer, an impassioned young man who takes himself and his art so very seriously. Ms. Connolly, an admirable singer of Handel and Mozart, has been branching into vocally heavier repertory. She brought rich tone and arching lyricism to her performance and got at the essence of this character: a harried, driven and fatalistic young man.
Yet her voice seemed light for the role. In big phrases, she made a sizable sound, but not without audible effort.

他にもいくつかレビューを読みましたが
どこでも彼女の役解釈の素晴らしさを称えています。
しかし、バロック畑で活躍してきた彼女の声は
やはりシュトラウスやワーグナーでは軽いと評価されるんですね。
でも、来シーズンもカプリッチョのクラリオン役でMETに再登場するそうで
どんどん新しい分野を切り開いていこうという心意気が感じられます。

$ミュンヘン・ カフカ通り徒然日記
ん~こういうクラシカルなズボン役がやけに決まるのだ・・・

秋にウェールズオペラでも「作曲家」を歌う予定。
それ以降のスケジュールはご本人のHPにはまだ掲載されていなくって
気になる、気になる。。。

・・・と思ってたら、そんな私の気持ちが伝わったかのように
レイネさんとっておきニュース→を教えてくださいました!
来春2月、アムステルダムにて再びサラ様バロックコンサート
があるんですって!!
ローズマリー・ジョシュアとのデュエットで!!!
この顔ぶれでは演目はもしかして来月のウィグモア・ホール→のと同じかもしれない?
(つい興奮してバラ色フォントになってしまうラブラブ!

どうしましょ~
2度目のチャンスは逃すべきではないのかしら。
その時にはレイネさん、ぜひ一緒してくださいましね。