輝かしいベルカント 小堀勇介ランチタイムコンサートへ。
先日のお昼は、浜離宮ランチタイムコンサート「小堀勇介 テノールリサイタル」@朝日ホール。前に小堀さんのこと、アップした時に、お父上がMAQUIA創刊時、アートディレクターとして苦楽を共にした戦友の1人、と書いたのですが、小堀勇介さんを見る目は、自分でも笑っちゃうくらい、親戚のオバサンのそれ、でした〜、笑笑。ベルカントの作曲家、ロッシーニ、ドニゼッティ、ベッリーニを見事に歌い上げた前半のプログラム。特にベッリーニの「棄てられて」と「フィッリデ」は、ドラマチックで悲劇的な表現が持ち前の美声に乗り、素晴らしい出来栄え。後半はリストの歌曲から始まり、最後はお待ちかねの超高音 ハイCを連発する「連隊の娘」輝かしい高音がスパッと出て「親戚のオバサン」はホッとして大満足!実際には勇介氏とはまったく面識がないにも関わらず、よくオペラを知っている友人に、思わず、どうだった?なんて聞いてしまったのでした。いつもなら多少ブラックな感想を辛辣に述べるところ、なのですが、、笑笑。歌い終わったあと、作品の世界からふっと現実に帰って見せる、ほっとしたような笑顔の表情も可愛いですよね。とにかく、今、日本でこんなに輝かしいベルカントを歌える若手テノールは少ないので、頑張って欲しい才能です。次は藤沢オペラで、宮里直樹、妻屋秀和、砂川涼子等、錚々たるメンバーと渡り合う、ロッシーニの「オッテロ」で小堀勇介追っかけをしようと思っています!#二拠点生活 #デュアルライフ #青山 #aoyama #浜離宮ランチタイムコンサート #小堀勇介 #テノール #オペラ