さてさて、
経済的DVがある家庭って、
周りからは分からない
夫は給料もらっていて、
高給な方だったりさえする。
その奥さんが、生活費で困窮してるなんて、分からないよ。
夫が、金遣い荒くて、
高級車やマイホームとかあったら、
お金持ってる家、みたいに見えるもん。
それで、
奥さんにはちょっとしか生活費を渡してなくって、
奥さんがお金に困っている、・・・なんて、分からないよ。
むしろ、
お金持っている家、って思われて、嫉妬やねたみの対象にまでなってそうだよね。
嫉妬やねたみまで受けながら、
実は、お金に困っているなんてね。
なんだか、滑稽ですよね。
まぁ、でもこれが、
経済的DVを受けている人あるあるじゃないかな。
昔の私もそうだったと思います。
特別裕福であったわけではないけれど、（高級車ものってない）
マイホームがあって、
子供もいて、順風満帆に見えただろう。
若い夫婦がマイホームを建てているだけで、
嫉妬の対象になったりするよね＾＾；
そんな家の中で、
ある時から、
モラハラがひどくなり、
ある時から、
経済的DVが始まって。
どんどんひどくなって。
家の中で、苦しい思いをしていても。
綺麗なマイホームの中で、
今まで通り、生活しているようにしか、周りには見えないよね。
夫は、今まで通り、普通に仕事している。
（なんなら金遣い荒い）
その綺麗に見えるマイホームの中で、
どれだけ、私がお金のことを考えていたか、
お金を引き出してこい！と怒鳴られ、
振り込むお金が遅くなり、
支払われなくなり・・・
どんなにハラハラしているかなんて、
だーれも分からない。
しかも、
お金も払われなくなって、どうしようって、
友達に話しても、いまいち伝わらなかったし。
（なんだかんだいって、マイホームに住んでいるし、って感じなんでしょう
）
あんなに苦しかったし、
本気で、不安だったし、
家にいるのが苦痛だったとしても
「マイホームもあって幸せそう」に見ている人、いっぱいいたと思う。
経済的DVは、
周りにはなかなか分からない。
行政の援助も、
同じ世帯でいる限り、なかなか届かないよね。
所得は、世帯所得で計算されるし。
給付金は、世帯に入るので、
給付金入っても、世帯が潤っても、また、
私だけ苦しいってことになる。
（ひとり親や困窮のふたり親世帯に、給付金の再給付の検討がされているようですが、経済的DVがある家庭には、結局、安心材料にはならないんだろうな、と想像します・・・）
経済的DVは、周りに分からない。
なかなか、支援も届かない。
そんな中で、ずっと我慢しているんだよね。
被害者は。
だけど、
ずっと我慢していても、
その我慢しているからこそ、報われないのだ。
被害者が、我慢しているからこそ、
周りから分からない。
被害者が、我慢しているからこそ、
経済的DVは成り立つし、続けられるのです。
我慢していても、周りには分かってもらえない上に、
どんどんひどくなる可能性だってある。
そういう状態にさらされることで、
自分の気持ちも、荒んできたり、やる気がなくなってきたりするしね。
我慢し続けることに、未来は見えないと思う。
屋根がある家にいられるだけ、幸せなのかもしれない。そういう考えも出来るのかもしれない。
だけど、
決して、安心して過ごせているわけじゃないよね。
経済的DVがあることは、
安心した生活ではない。
それでも、
同じ家に住み、同じ世帯でいる意味があるのだろうか？
むしろ、
離れた方が、よほど安心して過ごせるように思えてなりません。
安心して生活できる権利が私たちみんなにありますし、
安心して過ごせる家こそ、幸せなんだと思います。
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