こんばんは。
雫石雪乃です。
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綺麗な皆既月食でしたね。
皆さん、ご覧になりましたか?
満月はメンタルを割とやられがち。
今日は、
「私、こんなことしてて誰か大切なことに気づいてくれている人はいるんだろうか・・・」
という思いに囚われて気分がズーンと沈んでいましたが、なんとか復活!
・・・・してません。笑
してないんかい
そんな日もあるということでやり過ごすしかない。
強迫性障害のYさんが、私とのLINEのやりとりを印刷して一冊の本にしてくれたそうで、
「大事な部分に線を引いて何度も読み返しています!」
と言ってくれて、とりあえず一人の役には立ってるさ・・・と自分を慰めております。笑
さて。
先日、パニック障害のMさんがこのようなメッセージを送ってくれましたが、
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雪乃さん、こんばんは✨✨
先ほど書いた文章がきれいさっぱり消えてしまい、くじけそうになりましたが、再度記入しています😂
大混乱でしたが、雪乃さんに紐解いて頂いたおかげで、そもそもの根っこにたどり着きそうです!
旦那の拗ねについてです。
幼少期から父親が病気になり母親が夜遅くまで仕事に出ていて、物心ついた時から一人で留守番をしていたそうです。
もはや持ちネタのように笑っていましたが、ヤクルトを兄弟3人で分けていたとか
お母さんは、苦労をしてきたせいで余裕がないので
いつの間にか笑顔を見る事があまりなくなり…という話を聞いた事があります。
お金さえあればお母さんが笑顔でそばにいてくれるかも知れないし、美味しいものも食べる事が出来た…
彼の話を聞くと、副音声でこのように聞こえます。
(以下省略。全文はこちら)
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このご主人のエピソードを読んで、大嶋信頼先生が何かの本に書いていた話を思い出しました。
(↑この本だったかどうかは定かではありません!笑)
そのエピソードとは、お母さんがお父さんに泣かされているのを見ながら育った男の子は、
「お母さんを守ってあげたいのに、僕はまだ子供で小さすぎてお母さんを守ってあげることができない」
という罪悪感を強く心に刻むため、大人になってから可哀想な女性を見ると、その可哀想な女性を自分の母親と重ねてみてしまい、
「今度こそ僕が守らなくちゃ!!」
という思いが無意識に生まれて放って置けなくなるそうです。
そのため、可哀想な女性が自分の前に現れるたびに親密な関係になってしまう。
つまり、浮気を繰り返してしまうというものでした。
要するに、浮気をするのは性格だとか、心が弱いからではなく、泣いている女性をみたり、困っている女性を見るたびに泣いていたお母さんの顔がフラッシュバックして、お母さんがお父さんに殴られているのを見ても何もできなかった自分を責める気持ちに苦しめられてしまう。
だから、その自分を責める気持ちや罪悪感から逃れるために、目の前の女性を助けてあげようとしてしまうのです。これも可哀想な女性を見ると頭の中のスイッチが子供の頃の自分に切り替わってしまうというある種の解離で、子供の頃の癒されていない自分に一瞬で戻ってしまうのです。
ですから、本当は男性が浮気をした場合、浮気したことを責めるよりもセラピーに連れていって幼少期の心の傷を癒してしまった方が早い。
同じような意味で、ママ友Hちゃんが息子さん達に暗に言っていた言葉。
「あなた達のためにお母さんは苦労していてすごく辛い」
これも子供達にどれほどの罪悪感を抱かせ、将来にどれほどの影響を及ぼすのかと私はついつい考えてしまいます。
自分がどれほど辛いのかを周りに知ってほしい。
その気持ちは分かります。でも、それも度を過ぎたり、表現を間違えてしまうとトラウマを生むほどの暴力になってしまうということも忘れないで欲しいと思います。
話題が逸れてしまいましたが、話はパニック障害のMさんのご主人に戻って。
まず、Mさんのご主人のお母さんの気持ちを自分に置き換えて、想像してみましょう。
あなたには小さな男の子が3人います。
働き盛りのはずのご主人は病気でいつどうなるかも分かりません。
そう想像した時点で、もう不安な気持ちでいっぱいになりますね
不安でいっぱいだけれど、仕事にいかないといけない。
慣れない仕事だけれど、文句を言ってはいられない。
子供も一人で全部面倒を見ないといけない。
子供にもっと優しくしてあげたい。でも、心にも金銭的にも余裕がなくて優しくしてあげたいのに、優しくしてあげることもできない。そう思っていると、心の中にどんどん、どんどん罪悪感が募ってきます。
その罪悪感のせいで子供に笑顔を見せることもできなくなり、子供も次第に笑わなくなったり、無理して我慢することが増えてきました。
無理をしていると分かるからこそ、罪悪感はますます募り、にっちもさっちも行かなくなります。
では、子供の側のご主人の気持ちを想像してみましょう。
もっとそばにいて欲しいのに、いつも帰ってくるのは夜遅く。
ヤクルトだって全部飲みたいけれど、お兄ちゃん達と分け合ってちょっとだけ。
帰ってきたお母さんに話を聞いて欲しいけれど、お母さんは疲れていて話を聞いてくれないばかりか、笑っている姿を見ることもなくてなんとなく近寄り難い。
口癖は
「お金がないからダメ」
「お母さんが働かないとダメだから」
その言葉を聞いて子供の頃のご主人はどう思ったでしょう?
「お金がないせいで怒られる」
でしょうか?
「僕がお金をたくさん稼げたら、お母さんはもっとこっちを向いてくれるかもしれない」
でしょうか?
どうであれ、もしかしたらご主人は
「お金がない」
という言葉がスイッチになって、子供の頃のお金がなくて惨めで寂しい自分に戻って
「お金がないのは僕のせいじゃないのに!!」
という気持ちになってしまうのかもしれませんし、
Mさんにお母さんの面影を重ねて、
「僕は一生懸命頑張ってるんだよ!でも、ローンもあるし、他の人みたいに自分の土地だってないんだし、しょうがないでしょう?」
と一生懸命言い訳してしまうのかもしれません。
悲しさ、寂しさ、怒り、嫉妬。
そういう気持ちが湧き上がってくる時は、誰もがこんな風にスイッチが押されて子供の頃の癒されていない自分に戻ってしまいます。
だからこそ、怒りが湧いてきた時、悲しみが湧いてきた時というのは自分を癒す絶好のタイミングで、そこを逃さずにしっかりと自分自身と向き合って欲しいなぁ、、、と思います。
そうして自分を癒していくたびに、拗ねてねじれてしまっていた自分の心の糸がまっすぐになり、人や現象を見るときの目も
「どうせ、私が悪いっていうんでしょう!?」
というようなフィルターがかかったものではなく、事実をただそのままに、まっすぐに見つめられるようになります。
自分の心にそのようなフィルターがかかっているということがわかればこそ、他人から何か言われた時に
「この人にも何かフィルターがかかっているんだな」
と思って気にならなくなるものです。
私が他人のフィルターに気づいて、他人の態度があまり気にならなくなったエピソードはこちら
他人を責めてどうこうするよりも、
自分を癒していきましょう。
誰のせいにもせず、
物事を大きくせず、
ただただ透明な気持ちで、
まっすぐに美しい方を見つめて
生きて参りましょう。
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