こんばんは。
雫石雪乃です。
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初めての方はこちらからお読み下さい。
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ブログをワードプレスに乗り換えようかと考え中です。
普段、PCでブログを書いているのですが、
「よし！今日も書くぞ！」
と思ってログインすると、トピック記事が沢山出て来てその中からタイトルが気になったものをポチッと押してしまいます。
そうすると、愚痴や悪口が割と多くて嫌になる・・・という事を、毎日学びもせずに繰り返してしまうからです。笑
どうしてそんな記事ばかりトピックで取り上げるの！？アメブロさん！
毎日頑張って生きていれば、愚痴りたいことも沢山出てくるでしょう。
ブログに書いたり、人に話したりして吐き出してしまえばスッキリすることもあるでしょう。
でも、愚痴って一瞬スッキリするよりも
大抵のことはそもそも気にならない
そういう人に私はなりたいし、私のブログを読んでくださっている方もそういう人になっていってくれたらいいなぁ✨と思っています。
では、そもそも気にならないということはどういうことでしょう？
どんなことでも我慢できるということとどう違うのでしょう？
私が考えるそもそも気にならない人とは、
心の傷がすごく少ない人。
もともと少ない人もそうですけど、ちゃんと自分の傷と向き合って１つ１つ丁寧に癒して来た人
そういう人のことを指します。
何年も前にも書いたエピソードですが、次男君が幼稚園の頃こんなことがありました。
ある日、幼稚園バスから降りてきた次男くんの指に絆創膏が巻かれていました。
程なくして幼稚園から電話があり、先生のお話だと、幼稚園バスを待っている間にお友達に思いっきり指を噛まれ、血が出てしまったのだそうです。
誰もみていない間の出来事でどうしてそうなったのか分からず、とりあえず夜になったら相手の子のお母さんから謝罪の電話が行くはずですので・・・ということでした。
夜になり、相手の子のお母さんから電話がありました。
「今日幼稚園から電話があって、うちの子が指を噛んだそうで・・・。私、さっき仕事から帰って来たところで、まだどうして噛んだのか理由を聞いていないんですけど・・・」
「わざわざお電話いただいてしまってすみません。もしかしたらうちの子が余計なことを言って怒らせたりしたのかも知れませんし、気になさらなくて大丈夫ですよ」
的なことを私はやんわり相手に伝えました。すると相手の方は突然豹変し、怒り気味に
「そうですよね！！うちの子はそういうことをする子ではありませんので！それじゃあ！！」
と電話を切ってしまわれました。
私、しばし呆然・・・・
あれれ？思っていた展開と違ったぞ、と。笑
私の想定していた展開では、
「うちの子も余計なことをして怒らせたのかも知れませんし・・・」
「いえいえ、そんな・・・こちらこそ怪我をさせてしまって申し訳ありません」
と、こんなふうに話が進むはずだったのですが。笑
それで電話を切った後に、なぜ相手の方があんなにも怒り出したのかしばし考えてみました。
私の落ち度についても考えてみましたが、ちょっと思いつきません。
それでたどり着いた答えが、
相手の方は、小さな頃からことあるごとに何でも自分のせいにされて育って来た方かもなの知れない。
ということ。どんなに自分が悪くなくても
「お前のせいだ」
「何度言えばわかるんだ」
そんな風に言われながら育ったのかも知れない。
だから、何も言わなくても反射的に
「私が悪いって言われる！！」
と思ってしまい、先手を打って自分が悪くならないように振る舞う癖がついてしまっているのかも知れない、とそんな風に思いました。
ただの癖ですから、こちらも
「なんだとコラ！やんのかコラ！そっちから謝れや
」
などと思う必要は全くなく、
「ああ、なんだかとても怒っていらっしゃる✨」
と余裕で身構える事ができます。
が！！面白いことに、この話を別のママ友にしたら、
「ええええ！！私はそもそも”うちの子ももしかしたら余計なことを・・・”なんて絶対に口に出して言えないよ
」
と言われました。こちらの方はこちらの方で、怒っていたママとは別の心の傷があるのでしょう。
このように、心に傷があると何かの拍子のその傷が疼いて、心が暴れ出します。
大暴走する方もいらっしゃいます。
その暴走の仕方は人それぞれで、逆ギレする人、貝のように硬くなる人（これが我慢ですね）、わざとおちゃらけて笑ったり、ニコニコして笑って誤魔化そうとする人、
「私がどれほど子供を心配したかわかってもらえない」
と泣き出してしまう人、いろんな人がいます。
でも、そんな反応も全て心の傷が疼いてしまうからだと私は思っています。
逆に傷が本当に癒えている人、そもそも傷がない人は疼くこともありません。
でも、傷が全くない人などいませんから、同じ部分で疼かなくても別の部分で疼くことはあります。
だから、心が疼くたび、心が抵抗するたびに癒すのです。
そうやって心の傷を一つ一つ減らしていくと、他人の言動にいちいち引っかかる事がなくなり、気づけば
気にならない人
おおらかにどんなことでも許せる人
になっています。
例えば、上の次男くんの例を見て
「そんな人にはちゃんと謝らせないとダメでしょう！」
と思う人がいるとします。
そういう人には、謝ってもらえなかったとか、許してもらえなくて悲しかった、すごく傷ついたとかそういう傷があるのかも知れません。だから、
「謝ってもらえなかったんだー！あははー！！」
と一緒に笑って許すことが出来無くなっているのです。
相手を変えようとすると、自分がとても苦しくなります。
でも、自分の傷を癒していくと、自分はどこまででも変わっていく事ができます。
どこまでも楽に生きやすく、
幸せになっていけるのです。
私は、こういうことを考えるといつも中島みゆきさんのこの歌を思い出します。
（絢香バージョンも素敵で泣けます）
憎む事でいつまでもあいつに縛られないで
いじめ、大切な人からの裏切り、
親からの虐待、震災の心の傷、性被害、
小さいけれど、小骨のように引っかかっている誰かの言葉
やってしまって誰にも言えずに苦しんでいる自分の罪
誰にでも、誰かや自分を憎んだり、恨んだりすることでずっと縛られていることはあります。
癒されたくないし、立ち直りたくないことだってあるでしょう。
でも、その姿を見てとても心を痛ませている人もいます。
いつになったら前を向いてくれるのだろうと一緒に苦しんでいる人もいます。
ちょっとでも前を向こう、自分の心を癒していこうという気持ちになったら、
感情解放してみてくださいね。
次回、感情解放についてまた少し詳しく書きたいと思います。
読んでね✨
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