モラハラ夫を
どのように見分けるか。
世の中の人がみんな、
人それぞれなのと同じように
もちろん、
モラハラ夫にも
個性があります。
でも、
その共通点は
ほぼ似たり
寄ったりです。
あなたの夫に
こんなところがあったら、
モラハラを
疑ってもいいでしょう。
・ケチで妻の出費は
細かくチェックするのに、
自分には甘く
高額のものをドンと
買ったりします。
・計算高く
自己中心的な考えを
持っていて、
自分に甘く他人に厳しい
ところがあります。
・共感性は低いのに、
他人を思い通りに操るためには
どうしたらいいかということは
わかっていて、
嘘をつくこともあります。
（観察眼は鋭い！）
・他人を利用価値が
あるかないかで
判断します。
・常に自分は特別な存在だと
思っていて、
他人を見下します。
・他人にどう見られているかを
とても気にします。
外面がよく、
対価の対価のあることには
頑張ったりします。
・口がうまく弁が立ちますが、
人の意見に耳を傾けないので
話し合いはできません。
責任転嫁も得意技!!!
・二択の場合、
どちらを選んでも正解はなく、
ああ言えばこう言う感じです。
・いきなり無視しだします。
・妻に対しては、
すれ違いざまに捨てセリフを
吐くことがあります。
・マイルール命！
従わなければ怒り爆発！
・人を利用価値で計ります。
自分以外はもの同然です。
・家族の中でえこひいきをして
差別します。
そうすることで支配します。
・他人の前では
モラハラを微塵も
感じさせない、
いい夫。
・子供への執着が異常なほど。
いい父親を演じ、
離婚に至った場合の
親権を守ろうとします。
・妻の束縛と嫉妬心。
外出や交友関係を徹底的に
チェックしたりします。
・妻の浮気を
邪推したりします。
私の夫もショッピングへ行って
さっさと自分のものだけ買うと、
必ず「もう帰る！」
と言っていました。
いつも私のものは
何も買えません。
また、いつのまにか
高額なサーフボードを買って、
それを乗せるための
ルーフレールを、
私の車に
勝手につけたりして
乗り回していました。
ほんとうに自分勝手な夫でした。
少し懐が暖かくなると、
義母や義姉夫婦には
たっぷりの
お小遣いを与えても、
私には
びた一文くれませんでした。
特別に経済的な締め付けが
あったわけでは
ありませんが、
私に金銭を与えたり
プレゼントをする気は
なかったようです。
私は結婚前から結婚後も、
夫から
たったひとつのプレゼントすら
もらったことがありません!!!
最近は
インターネットの普及で、
だんだん夫の言動に
疑問を持ってくると
被害者である妻は
ネット検索などで
情報収集をし始める方が
多いようです。
そして調べていくうちに、
「パーソナリティー障害」や
「発達障害」に
行き当たるようですね。
なぜなら、
「自己愛性
パーソナリティー障害」は
自分は優れていて特別、
独特な存在だと信じていて、
他人からの
過剰な称賛を求める。
他人によく思われたい
という思いでいっぱいで、
他人が
自分の能力を称賛したり
羨まないと不機嫌になる
などと書いてあるからです。
「ああ！やっぱりそうだった!!!」
「私の夫には障害があったんだ!!」
。。。ではありません!!
パーソナリティー障害と
診断される場合は、
その人本来の人格が持つ
偏った考え方や
行動パターンのために
家庭生活、社会生活で
いちじるしい機能障害や
苦痛で本人や周囲の人が
困惑することがある場合です。
モラルハラスメントの命名者の
マリー・フランス・イルゴイエンヌは
「自己愛的な変質者」だとして、
パーソナリティー障害だという
診断はしていません。
たしかにそういう
気質はあるのでしょうが、
モラハラ夫＝パーソナリティー障害
ではありません。
同じように
発達障害でもありません。
モラハラなのか、
パーソナリティー障害なのか、
発達障害なのかの
正確な診断と病名は
専門医を受診しないと
わからないのです。
モラハラ被害者である妻は
一般的に
パーソナリティー障害であるとか
発達障害であると決めつけ
病名をつけたがる
傾向があります。
たしかに似てる傾向や
そのような判断が
必要な場合もあります。
夫の行動の原因を知り
納得したい気持ちは
わかりますが、
安易な決めつけは
夫を
切り捨てることになったり
逆にそのことを知って
夫の怒りを
買うこともあります。
もし、どうしても
診断を仰ぎたいのであれば
専門に相談の上、夫とともに
受診するようにしましょう。