450 Smart ロービーム HID化 | そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

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ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

450 smartのHID化するにあたって、やらなければいけないことは、何かと言えば、これです。

 

はい。ヘッドライトの裏ブタです。材質はPP-GF30、

つまり、30%のガラス繊維を混入したポリプロピレン樹脂です。

ポリプロピレン樹脂は比較的弾性がありますが、そこにガラス繊維を配合して、

強度を出しているわけです。

 

これに、HID配線の引き出し穴をあけて、防水のため、ゴムブーツをつけます。

 

私が買ったHIDのH7コンバージョンキットは、ゴムブーツの取り付けにφ25の

下穴が必要とあります。

さて、25mmの穴をきれいに開けるのに選んだのは。。。

私は、φ25のシャーシパンチを持っていたので使いました。

本来は真空管アンプなどのシャーシ加工に使うのですが、案外プラスチックもいけます。

刃には良くないかもしれませんが。

下穴にφ10が必要ですが、下穴さえあけてしまえば、こんな感じでφ25の穴あけ作業に入れます。

 

 

はい、ヘッドライト。実はドイツで乗っていたとき用の右側通行用の仕様。

左側通行用とは光軸が違います。日本に持ち込むときに、UK(イギリス)仕様の

ヘッドライトに交換しましたので1セット余っています。スマートの場合、

リフレクターでカットラインを出しているので、殻(ランプカバーや背面のカバー)は、

右側通行用のヘッドライトから移植できます。

まだ、黄ばんでいない、程度の良いライトだったので、捨てずにしまって

おいたのですが、これを使って、HIDランプの後ろ側の隙間確認などを

やってしまえーということで。

 

先ほど穴をあけた裏ブタ。ゴムブーツをつけるにあたって、ランプの後ろ側の

クリアランスは大切です。 特に450スマートの4灯ヘッドライトは、

レベライザー付きです。内部のリフレクターがモーターで動くため、HID配線は

余裕を持たせたとり回しで行う必要があります。

 

H7コンバージョンキットのランプ金具から後ろの長さは、

通常のH7よりも20mm程度長かったわけですが、ゴムブーツーと、HIDランプの

後端の空間は10mmぐらい確保できそうです。

 

 

クリアランスが確保出来そうなことが判ったので、ブーツと裏蓋の取り付け作業開始。

 

まず、ノーマルのH7バルブ撤去。

 

バルブ外したついでに、金具(ばね)も外す。

理由は、HIDのコンバージョンキットはバルブに電線がついているので、

ばねを外して電線を跨ぐようにばねを取り付けないと、元に戻りません。

 

 

HIDバルブ取り付けました。そして、電源を。黄色が12V、茶色がGND側かな

(この辺は、確信が無いが、実車に取り付けるときに確認すれば済むことです)。

 

 

はい、φ25の穴を電源コネクターが、、、、通らない。

 

でも、せめてφ25の下穴をあけて取り付けるゴムブーツなら、

キットの防水コネクターも、φ25の穴を通せる寸法にしてくれ。

 

おいおい、そんなオチ、おじさん想像していないけど、まあ、

コネクタ分解して通せばいいんだけど。だったら最初から

コネクタも分解したままでキットにしておいてほしものだ。

 

防水ゴムの押さえを外す。

 

金具のロック(爪)を押す。

 

はい。コネクターの金具。ばらせました。

ヘッドライトの裏蓋に配線を通してから再びコネクタの組み立て。

 

ロックをつけて。

 

まだ、ゴムブーツが中にある状態。

 

中の配線のクリアランスを見ながらゴムブーツを組み付けて調整。

 

はい。出来上がり。これで、シリコン系シーラントでコーキングして完成。

 

実際には、実車のヘッドライトに取り付けるわけだけど。

ここまで仮組みしておけば実車に組み付けるときは、裏ブタごと入れ替えるだけで

楽だしね。