500V耐圧のブロック電解コンデンサ買ってきたけど、多分部品庫にしまってしまうんだろうな。 | そうそう変わるもんじゃねえな (前略、ドイツにて。あらため)

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ゆるーく日常をつづります。と言いながら、6年ぐらいほったらかしにしていたブログ。2018年に入ってから思うところあって復活したけれど、とりあえず三日坊主の危機は脱出。でも、あまり更新しないなぁ。

在宅勤務だとオフィスに行く機会があまりないのですが、オフィス自体は昼休み時間に電車で秋葉原に行って買い物して帰ってこれるような恵まれた場所にあります。 

 

「今度オフィスに行ったときに買ってくればいいや」、と思っていて長らく買いそびれていたものの一つに 500V耐圧の100μ+100μの電解コンデンサがあります。

 

2年前のブログの中で真空管アンプの電源回路の平滑コンデンサの不良による故障の修理に、本当は500V耐圧の100μ+100μの電解コンデンサが必要だったのですが、暫定措置として中古の350V耐圧品の100μ+100μの電解コンデンサで修理したことがありました。

 

 

350V耐圧の電解コンデンサを耐圧不足で使い続けるのはさすがにまずいかなと思い、

1年ぐらい前に容量は本来の半分以下ですがELNAの500V耐圧の47μF+47μFに再交換したので

今は火を噴くとか爆発するとかいう故障の仕方は無いはずです。

 

 

コンデンサをELNAの500V耐圧品に交換する前の写真。中古の350V耐圧の100μ+100μの電解コンデンサ。(2年前)。ファンで強制空冷で、バラック感が満載です。

 

 

こちらの写真はELNA品に交換した時の電源ユニットの写真。1年前。

コンデンサはELNAのCerafine 500V耐圧品に変更。容量が47μ+47μと物足りないものの耐圧不足よりはマシです。コンデンサ交換したついでに電源ユニットをケースに収めました。 

 

正面に電源スイッチ(ONでスイッチの内部がネオン管オレンジ色に光る)と、バイアス調整用の可変抵抗調整穴があるだけ。

 

 

で、2年越しで重い腰を上げて入手したケミコン。

先週、オフィスに出社したときに買ってきました。

JJの560V耐圧品の100μF +100μF。 

この円安の状況で3500円で買えてしまうのが謎。

 

JJは今でも東欧で真空管を製造しているメーカーです。今まで自分のアンプや知り合いのアンプのためにJJの6V6、6L6、EL34をそれぞれマッチクワッドで購入して使ってみましたが、内部の部品組み立て、マイカ、ガラスの加工精度、ゲッターの飛ばし方、文句ありません。 いまどきGEやRCAの球をマッチペアで探して買ったところで、かなりばらつきが大きいです。JJならばGEやRCA品よりも特性をそろったペア/クワッドが安く手に入ります。6V6は通算1000時間以上は使っていますが非常に安定しています。

 

そんな感じでJJの真空管については、お手頃価格で安定した性能だという良い印象を持ってますが、一方でコンデンサについては全く情報がないので判りません。おそらく東欧か中国のどこかのOEM品だと思いますが、さすがにニチケミ/ニチコンなどのように設計寿命なんて関係なく実際には20年30年平気で使えてしまうようなコンデンサだとは思っていませんが、とりあえずは10年持てばいいなぁと思っています。人柱かな。

 

買っただけで満足して部品保管箱にしまわないようにしたいと思いますが。。。。。コンデンサの交換は、エアコン無くても真空管アンプ使えるぐらい涼しくなってから作業をしようかなと思います。

 

こういうことを書くと、フラグが立つんですよね。