私の子ども時代にはなかった受験方式。
コンピューターベーステスト(CBT)を
受けてみた感想です!
埼玉県久喜市にある多読中心の英語教室
クローバーペン英語村のスペンサーともえです。
英検は昔と比べて気軽に受けられるようになりました。
生徒さんも、自分の子どもたちも
CBT受験をよく利用しています。
少し前までは
・従来方式(通常英検)
・CBT方式(コンピューターベース)
・S-CBT方式(Student用)
と3つに分かれていて
やや違いが分かりにくい感の否めない英検でしたが
現在はCBTとS-CBTが一本化されて
従来方式かS-CBTでの受験ができるようになっています。
S-CBT受験の最大の利点は
受験日程と受験会場を自分で選べること。
これに尽きると思います。
通常の従来型受験は年に3回のみ。
部活や家族の予定、学校の試験、模試などが
重なってしまって大忙しになってしまったり
外せない予定があれば受験すらできなくなってしまったり、
ということが考えられます。
S-CBTだとそれがありません。
自分で都合の良い日程を選べるというのは
忙しい人にとっては本当にありがたい。
逆にデメリットは
・個人申し込みになるので受験料が割引にならない
・スピーキングテストも同日に行うため準備をしておく必要がある
ということでしょう。
詳しくは公式サイトでもご確認ください。
今回、私はS-CBT方式で受験してきました。
持ち物
・受験票(メールに送られてくるので印刷しておく)
・身分証明書(学生証、健康保険証、運転免許証など)
・筆記用具(英字が印字されているものはNG)
筆記用具は、会場にも用意がありました。
作文は、タイピング型と筆記型があるので
タイピング型にした人は筆記用具すら必要ないかもしれません。
メモ用紙を渡されますが、
リスニング中に鉛筆でメモをする暇はないです。
リスニングで答えに迷ったら
マウスで選択肢をどれか選んでおく、
というのが良いでしょう。
読解中には黄色いマーカーと赤いペン、消しゴムを
画面で選ぶとマウスで画面に書き込むことができます。
また、不安な問題などにはパソコンの回答欄に
チェックマークをしておけます。
逆に、作文を筆記型にした人は、
筆記用具は必要ですね。
時計は持っていきましたが持ち込み不可。
完全に不要でした。
パソコンの画面に残り時間が常に表示されていました。
持ち物の準備ができたら、会場に向かいます。
会場につく前に、メールで送られているリンクから
検温をしてデータを送信。
その画面のスクショをとっておくか印刷して
入口で見せます。
会場に入ると、受付です。
受験票、身分証明書を見せて本人確認をしたら
パソコンのログイン情報や席の番号が書いている
「受験票控え」をもらいます。
荷物はロッカーに預けて、
・ロッカーの鍵
・鉛筆&消しゴム
・受験票と控え
だけ持って会場に入ります。
私は持って行った鉛筆に英字のロゴが入っていたので
「これは持ち込みできません!」と言われて
会場にあった予備の鉛筆を貸してもらいました。
同じ理由で鉛筆を借りていた人
消しゴムのケースを外すように言われていた人
いろいろでしたね。
途中退出は基本できないので
トイレなどは済ませてから入場します。
会場に入ったら、あとは試験監督の指示に従って
パソコンにログイン、マイクの音量チェック。
作文筆記型の人には、解答用紙が配られます。
全員にメモ用紙も配られます。
これは試験後にすべて回収されます。
問題をメモって外部にもらすことなどないようにですね。
試験が始まるまでの時間の長さに
若干イライラしましたが(TOEICはあっさり始まる)
問題がありそうな人はいませんでした。
ちなみに、隣の人とは違う問題セットが画面に表示されます。
スピーキングテストで隣の声を聞いて
カンニングすることがないように?なのかな。
そんな余裕のある人はあまりいないと思いますが
私は横と前の人と、自分の問題は違うなぁ
なんて聞きながら思っていました。
コンピュータの指示を自分で読んで進めていきますので
漢字が読めない小学生などには難しいかなと思いましたが
S-CBTは3級以上しかないので
みんな読める年齢だと想定しているのでしょう。
操作方法もビデオ形式で説明があり、難しいことはありませんが
子どもは普段からパソコンを使っていないと
少し戸惑うかもしれませんね。
クリックしたり、画面をスクロールしたり
メモ用の鉛筆などを使ったり
そのくらいができれば大丈夫だと思います。
不安な人は英検サイトにある体験版で
練習しておくといいでしょう。
さあ、いよいよテスト開始です!
まずはスピーキングテストが行われます。
みんなが一斉にしゃべり始めるので
まあ周りの声がうるさいこと。
これは改善できないのかなー。
TOEIC S&Wでは感じなかったストレスでした。
ポイントは、音量をやや高めに上げて、自分の音に集中すること。
周りの人が同じ問題を解いているわけではありません。
異なるバージョンの問題セットがいくつかあるようです。
だから、聞かれて恥ずかしいとか思う必要はないです。
同じ理由で、周りの声を聞く利点はまったくありませんので
自分に出された問題に、できるだけ元気はつらつとした声で答えること。
画面越しのテストなので、声のトーンなどは態度点に影響しますからね。
解答の制限時間は画面にゲージと秒数で示されます。
意見を求められる問題では、長めに解答することをおすすめします。
また、もう一度聞くボタンもありますので
聞き取れなかったとか、
考える時間がもっとほしい、
という時にはボタンを押しましょう。
スピーキングテストが終わると
ここで退出する人もいます。
一次は合格して、二次で落ちた場合
S-CBT方式で二次だけ受けることができるのです。
料金は同じなので高いのですが、
・余計な待ち時間を取られない
・会場が選べる
・面接官がビデオなので質が安定している
・緊張しずらい
などの利点がありますので
一次免除の受験方式としては
S-CBTはとてもおすすめの選択肢です。
一次試験を受ける人は
そのまま、リスニング試験のほうに移ります。
音声が流れている間、
パソコンで問題を読み、答えをマウスで選びます。
答えの変更も、違う選択肢をクリックするだけ。
ストレスフリーです。
あとは全力でやるのみ!
私は最初に短文問題、
その後、作文をやり
残り時間で長文をやりました。
時間が余りすぎて、
すべての文章にハイライトを入れて読み直したり
答えの根拠になる文に赤字を入れてみたりと
ゆっくりと見直しをすることができました。
ちなみに、S-CBTは終わった人から退出できます。
娘が同じ部屋で一緒に受験していたので
あまり早く私が出て行くと
焦っちゃうかもしれないなぁと
時間ギリギリまで部屋に残っていました。
なのに、終了間際に退室したら
すでに外でスマホいじりながら待っていて
遅い
と怒られてしまいました

いつの間に出たんだろう?
もっと時間使って、ていねいに見直しすればいいのに・・・
と言いたくなりましたが
そこはぐっとこらえて。
さあ、我が家は、英検の後はおいしいご飯を食べて
お疲れ会をするのが恒例です。
大宮会場は、近くに星乃珈琲があって
そこでゆっくりしてから帰るのが好き

作文、どんな問題だった?
スピーキング、どんな人だった?
お互い聞き合いながら
問題のセットが違ったんだねー
受かるといいねー!
なんて話をしながら振り返ります。
私は不安要素はなかったけれど(一応1級持ってますので)
スピーキングで満点って取れるのか

作文はどの程度の単語や構文を使えば満点が出るのか

とても気になるところです。
娘(中2)は初めての2級受験でしたが
リスニングは準2の時より簡単に感じたと。
準2は小6でギリギリで取ったので
ああ、成長したんだなぁと思いました。
文法や単語の勉強はまったくしない子ですが
たくさん本だけは読んでいるので
長文も難しいとは思わなかったけれど
単語とスピーキングについては
自分が雑魚すぎてワロタ
だって

あとは結果待ちです!
というわけで、我が家の冬の英検は一足先に終わりました。
今週末あたり、従来方式で受験する人がたくさんいますね。
あと数日、できることを精一杯やって
悔いのない受験にしてください!
次回は、TOEIC S&W 2回目の
悔しい結果について
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