新型コロナウイルス感染症 感染拡大予防対策として、当院ではご来院いただいたすべての患者様に検温・手指の消毒をお願いしております。また、患者様の診察後、室内の清掃・消毒を行いますのでご案内まで少々お待ちいただくことがございますがご了承ください。
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こんにちは
いつも当院のブログをご覧いただきありがとうございます
GWも終盤ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、プロファイロについて、たくさんお問い合わせをいただきありがとうございます
追加発注しており、6月には入荷予定ですので、お取り置きご希望の方はご遠慮なくご連絡ください
さて、前回はプロファイロの製剤特徴について紹介しました。
いろんな製剤が出てきて、自分には何が向いているのかわからない
という方もたくさんおられると思います。
今日は、各種製剤の(私なりの)使い分けについて書きたいと思います
当院で行っている注入治療を3つのグループに分けてみました。
なかなか難しい・・・
💉ボトックス
これは完全に独立した製剤だと思っています。
筋肉の動きに直接働きかける事ができるのはボトックスだけです。
ヒアルロン酸を使ったmyomodulation(筋肉の動きを制御する)も意識してはいますが、細かい表情筋の動きなどを抑えることはできません。
また、筋肉のバランスを利用したリフトアップや、アセチルコリン放出抑制作用を利用した制汗作用などももち、他のものには代えられない特殊な製剤だと思います。
💉フィラー
フィラー=filler=埋めるもの、充填するもの
なので、注入することによってある程度のボリュームを足す事ができるもの、と考えています。
ジュビダームシリーズなどのヒアルロン酸は、多少のコラーゲン生成効果はありますが、主に物理的にボリュームを出すものになります。
プロファイロと違って、ヒアルロン酸の分子同士をしっかりと結びつける架橋剤が使われているため、弾性や保持性が高く、長持ちします。
注入すればした分だけボリュームを出すことができ、また、製剤のヒアルロン酸濃度が高ければ高いほど形成性に優れています。
骨と皮膚をつないでいる靭帯をしっかりと支える事ができるのもヒアルロン酸のパワーあってこそです。
注入直後からリフトアップやボリュームアップ効果が得られます。
エランセは「コラーゲンブースター」と呼ばれ、溶ける糸と同じ成分のPCLを主成分とし、自己のコラーゲン生成を高めることで肌にハリをもたらす事ができます。
また、ボリュームアップ効果も高いので、頬や額など広い範囲のボリュームアップに向いています。
ヒアルロン酸ほどのリフトアップ効果はないと私は思っていますが、引き締め効果は高いと思います。
プロファイロとの使い分けが難しくなってくるのは、このエランセだと思います。
ベビーコラーゲンは、そのまんまコラーゲン製剤なので、ボリュームアップというよりは美肌効果が非常に高いものとなります。
自己のコラーゲン生成も活性化してくれます。
ボリュームは出てほしくないけどハリは欲しい、という目回りのお悩みに関しては、私は一番安心して使う事ができる製剤です。
💉リモデリング製剤
こういうカテゴリは本当はないのですが、プロファイロやリジュランSなどは直接埋める、という役割をしているわけではないのでフィラーとは私は言えないと思い、「リモデリング製剤」という仲間にしました。
リモデリング=再構築、という意味で、壊れてしまったものを正常な状態に戻していく、ということになります。
リモデリング、という言葉は美容領域では非常にいいものですが、循環器領域や脳血管領域ではあまりいい意味で使われる事はありません・・・ので私はちょっと「リモデリング」という言葉に抵抗を感じてしまいます。
当院にはありませんが、今はやりのスネコスなんかもここに入ります。
リジュランSはサーモン由来のDNA成分、ポリヌクレオチドが線維芽細胞を活性化し、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促し、また血管新生も促進させ、創傷治癒効果を高めるものです。
リジュランシリーズはいくつかありますが、当院で扱っているものは「リジュランS」で美肌目的に使うことはほとんどなく、ニキビ跡のクレーター治療に使います。
ボリュームアップ効果はありません。
プロファイロは前回の記事の通り、高分子と低分子のヒアルロン酸が柔らかく結合されており、生体内に注入したのち、ふんわりと拡散し、線維芽細胞、角化細胞、脂肪細胞を活性化します。
非常にマイルドなボリュームアップ効果が得られます。
と、ここまで書いてお気付きの方もおられると思いますが、線維芽細胞を活性化してコラーゲンを増やす、という製剤はすでにやたらいっぱいあるんです。
もし、プロファイロが従来と同じように「線維芽細胞を活性化してコラーゲンやエラスチンを増やし、お肌のハリを高めます」というだけの製剤だったら、私は「うーん、じゃあ別にエランセとかベビコラあるからいらない」、って言ってると思います。
脂肪細胞を活性化する
というところが今までになく(私が知らないだけかもしれませんが・・・)、
昔はあんなに煙たがっていた脂肪ですが、失ったものの大切さを知る私世代(40代以上)には必要な製剤だと思います。
脂肪を溶かしたり壊したりする製剤やマシンはいっぱい登場するのに、脂肪を元気にしてくれるという。
若い人にはわからない感じが・・・苦笑・・・。
さて、話は戻って、ではお悩み別に選ぶべき製剤をまとめていきますと・・・
たるみ(ほうれい線、マリオネットライン、フェイスラインの崩れ)、顎が小さい、鼻が低い、加齢による骨の萎縮
→ヒアルロン酸一択
シワ
→表情じわならボトックス、刻まれジワならヒアルロン酸
目周りのこじわ、浅いクマ
→ベビコラ
頬のこけや額の痩せなど広範囲で、かつ領域が明瞭なボリュームロス
→エランセ
全体的になんとなくハリが足りない、肌触りが良くない、明らかなたるみ毛穴
→プロファイロ
美肌効果重視
→比較的若い方ならエランセ、皮膚表面のしぼみ感だけではなく脂肪も減ってきている方はプロファイロ
首の若返り
→プロファイロ
という感じでしょうか。
リフトアップはしっかりヒアルロン酸でやって、その後の仕上げ的な感じでプロファイロ
ヒアルロン酸リフトのメンテナンスで、HIFUでこけるのが心配な方はプロファイロ
なんせ「あの頃の肌」に戻りたい方はプロファイロ
リフトアップはしたけど何か物足りない方にはプロファイロ
CM風に言うとこんな感じ。
まさにオトナのための注入治療です。
コラーゲンも奪われ、肌のハリがなくなり、骨も萎縮し、さらには脂肪まで・・・もう何も失いたくない・・・という私のような人には響くと思います
いや、ほんとに、とっても説明が難しい製剤です。
ヒアルロン酸やボトックスのように、例えば写真を撮って明らかに違いがわかるものではない。
でも、自分で触ってみたら絶対に変わってるのがわかる。
他人に触ってもらってもわかる。
とにかく「なんか足りない」と思っている美魔女の皆様、受けてみてほしい施術です。
うまく説明できなくてすみません、もやっ
最後までお付き合いありがとうございました
黒田でした
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