皆様、こんばんは
目の下のクマ(凹み)への注入は、基本ベビーコラーゲンを使用することが多いのですが、症例によってはヒアルロン酸(CGスタイラーやジュビダームビスタボライトなど)を使用することも可能な場合があります。
関連記事はこちら
今回も、目元にCGスタイラーを使用した症例をご紹介しますね。
注入前の写真がこちら
この方の場合は目の下の凹みだけではなくて、上顎骨(頬部前面)の萎縮がかなりあるため、そこのボリュームを同時に補う必要があります。
まず目元への注入の前に、上顎骨(頬部前面)の上に粘弾性の高い製剤(ジュビダームビスタボリューマ)を注入して頬のボリュームを補う、かつ、目元の支持靱帯(眼窩靱帯)を下から支えます
次に、目の下にCGスタイラーを注入してゆくのですが、この方の場合は眼窩(骨)の萎縮が強いため、眼窩下縁(骨の縁)の骨膜上にCGスタイラーを希釈せずに注入します。ついでに眼窩外側の靱帯の下にも注入します。(←ここがミソ)
最後の仕上げにCGスタイラーを倍希釈したものを、tear trough(ティアトラフ)の浅層に注入します。(図の黄色部分)
医師向け解説
CGスタイラーの希釈について先生方からよくご質問を頂くのですが、使用経験からの勘によるところが大きく、アカデミックに説明しにくいのですが、慣れるまではチンダル現象や浮腫をさけるため4倍希釈を推奨しております。
そして注入直後
・・・内出血が出ちゃいました、ごめんなさい・・・
(矢印のところ)
CGスタイラーに含有されている機能性ペプチドのコラーゲン・エラスチン増生作用がピークに来るのは3~4ヶ月後になりますので、最終的な結果判定までしばらく時間が掛かります。
注入してから、経過写真を次にお撮りしたのは7ヶ月後でしたさて、仕上がりはどんな感じになっているでしょうか?
結果は・・・次回に続きます。
いわクリ日記もよろしくお願いします
美容治療予約専用ダイヤルはこちら 080-7551-0618
症例写真やクリニックからのお知らせはこちら
わたくし個人的な趣味の風景写真はこちら
我が家のにゃんこたちはこちら
フォローしていただけると嬉しいです。