幼少期に正しい愛着形成がされていないと、子供のその後の人生が大きな影響を与えます。
子供の頃、親から抱きしめてもらったり微笑みかけてもらうと、子供は安心し自分がこの世界から歓迎されていると思えます
一方ネグレクトされている子供は、自分が世の中から歓迎されていないと感じます
自分の存在が大切にされない、愛されないというのは子供にとって絶望です
死に値するぐらいの衝撃です
だって子供は一人では生きていけないのですから。
それでも生きていかなければならないので、色んな方法を試みます。
親になんとか愛してもらおうと子供なのに親の機嫌をとったり、はたまた自分に注目してもらいたくてわざと問題行動をします
それでも望むような親からの愛情は受けられません
こうして育った子供は自分の価値に気づけません
自分の価値に気づけないのだから、他人の価値に気づけるわけがありません。
命が大切だ、かけがえのないものだと言われても実感が湧きません
愛着障害を抱えていると犯罪との境界線が曖昧になることがあります。
大人になったら善悪の判断はつくだろうと一般的に言われますが、成長過程で正しい倫理観を教わっておらず、また自分を大切に思えていないのに善悪の判断なんてつきません
もちろん親を反面教師にして立派に成長する方も多くおられますが、全員がそうではないのです。
愛着に問題を抱えている人とそうでない人との「常識」や「普通」は違っているのです
正確には愛着の問題を抱えている人は、違う色の眼鏡をつけて世の中を見ているという感じです
もちろん全てとは言いませんが、世の中のいじめや犯罪に愛着の問題が絡んでいることはとても多いように思います。
だとしたら愛着の問題が解決すると、世の中からいじめや犯罪が減るんじゃなかろうかと思います。
それって簡単ではないですが、一人一人のアダルトチルドレンが自覚を持ち克服していけば不幸な連鎖を止められると信じています。
私は愛着は世界を救う!の精神でこれからも活動していきます
この記事があなたのお役に立ちますように
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