こんにちは、Cleraです。
今回は、海外ドラマや日常会話でよく、「Oh, man」や「Man」、「Oh, boy」、「Boy」を何か言う前に一言添える人がいます。「Man」と言ったら男性で、「Boy」は少年の意味なはずなのに、どういう意味なのか??もちろん、このような意味もありますが、今回紹介する、「Man」や「Boy」は日常会話では別の使い方”間投詞"として使うことが多いです。そのため、今回は、ネイティブが使う「Man」や「Boy」の使い方をまとめてみました。
※間投詞とは、感動詞とも呼ばれ、主に口語で使われる表現です。日本語でいうと、「やったー」「ええー」「うわぉ!」「マジかよ」などのように、喜びや悲しみ、感動、驚きなどの様々な感情を表現するときに使うフレーズです。
【今回のテーマ】
「『Oh man』や『Oh boy』の意味と使い方を学ぶ」
1. 良くない状況で使う「Man」&「Boy」
『意味と使い方』
英語の辞書サイト、Wiktionaryによると、「Used to express disappointment or annoyance」とあります。この意味を解説すると、例えば、イラストのように今日残業しなければいけない時や、会社や学校に遅刻しそうな時、携帯や財布を落とした時、仕事でミスをしてしまった時などに使える表現で、「マジかよ」や「くそ」「しまった」のようなニュアンスになります。自分にとって、あまり良くない状況に対して、嘆いたり、がっかりしたりと、不快感(フラストレーション)を表す表現として使われます。
※「man」を単体で使うこともあれば、「Oh, man」で使うこともあります。意味は一緒です。
※「man」と「boy」どちらを使っても同じ意味になります。
※ 女性でも「man」や「boy」と言います。男性だけが使う表現ではないです。
『ポイント』
何か良くないことが起きた時に使うフレーズ。「まじかよ..」や「くそっ..」「しまった」のような不快感を表すニュアンス。
『例文』
例文:(残業しなければいけないと聞いて)
Clera: It's time to go home.
(家に帰る時間だ!)
Boss: Wait, Do you still have time? To tell the truth, I still have a lot of work to do.
(待って、また時間ある?実は、まだ沢山やらなけばならない仕事があるんだよね。)
Clera: What?? Oh, man. So that means you want me to do OT?
(えっ??まじで.. つまり残業してほしいってことですか?)
OT・・・残業(overtime)のことをOTと略して言うことが多いです。
2. 良い状況で使う「Man」&「Boy」
『意味と使い方』
英語の辞書サイト、Wiktionaryによると、「Used to express excitement or enthusiasm.」とあります。先ほどの使い方とは逆の意味になります。自身がエキサイトしていることを表したり、喜びや嬉しさを表したりします。例えば、芸能人を街中で見つけた時に、「マジで、見て、あれ⚪︎⚪︎じゃない」の「マジで」のニュアンスで使います。
また、イラストのように誕生日でプレゼントをもらった時に、ふっとでる一言が「Oh, boy」(マジで!!)だったりします。
※「man」を単体で使うこともあれば、「Oh, man」で使うこともあります。意味は一緒です。
※「man」と「boy」どちらを使っても同じ意味になります。
※ 女性でも「man」や「boy」と言います。男性だけが使う表現ではないです。
『ポイント』
自分が嬉しい時の喜びや驚きを表すフレーズ。「まじで!!」や「うわっ!」「やったー」のようなニュアンスになる。
『例文』
Clera: Happy Birthday, Kevin! This is a birthday gift for you.
(ケヴィン、誕生日おめでとう! これ誕生日プレゼント。)
Kevin: Oh, boy! Thank you! Is this..
(マジで!ありがとう。これは...)
Clera: I've heard you don't have a vacuum cleaner at home. So I give you this cordless vacuum cleaner.
(家に掃除機ないって聞いたから、コードレスの掃除機をあげる。)
まとめ
今回は「『Oh, man』や『Oh, boy』の意味と使い方を学ぶ」というテーマのもと、2つの使い方をまとめました。「Oh, man」や「Oh, boy」は、男性、女性どちらもよく使う表現になります。実際に日本語でも相手の言ったことに対して、「マジで」や「ええ」という表現を嫌な時、嬉しい時どちらでも使えますが、英語もそれと同じです。相手がどっちのニュアンスで使っているのかは、それまでの会話の流れにもよりますし、大体は表情、声のトーンでも分かるかと思います。
また、似たような表現で、今回のように嬉しい時でもイラついた時も含め、様々な感情を表現できる「Oh my god!」というフレーズがありますが、「god」=「キリスト教の神様」のこと示すため、宗教の観点から、あまり使わない方が良いと思います。
なぜなら、キリスト教において、「 神の名をみだりに唱えてはならない」という戒律があります。もし話している相手がクリスチャンだったら、相手が不快感を感じる場合もあります。実際に、シンガポールは多民族国家で、色々な宗教の人がいます。そのため、私自身も、「Oh my god!」というフレーズは使わず、その代わりに「god」を湾曲的に表現する「gosh」を使ったり、「goodness」を使ったりします。「Oh my gosh!」、「Oh my goodness!」のような感じで、こちらの方が、無難な表現になります。