こんにちは、Cleraです。

 

前回の記事では、「ハイタッチ」は英語なのか、それとも和製英語なのかを、松坂選手の一件から学びました。そして、その記事を作成後に、「How i met your mother」という海外ドラマの中で、少し変わった「ハイタッチ」で「Phone five」というのを思い出しました。電話中に使うスラングの1つで、私が見た限り、日本語で「Phone five」の意味や使い方を調べてもでてきませんでした。もしかしたら、あまり日本人には知られてないフレーズなのかもしれません。そのため、今回は、「Phone five」の意味や使い方を「How i met your mother」の会話文を使って解説したいと思います。

 

「「ハイタッチ」は英語なのか、それとも和製英語なのか」の記事はこちらを参照下さい。

 

【今回のテーマ】

「『Phone five』の意味と使い方を学ぶ」

 

◯携帯とハイタッチをする「Phone five」

 

『意味と使い方』

スラングの表現が多く載っている英語辞書サイト、URban Dictionaryによると、「Slapping a call as though giving a high five」とあります。つまり、「まるでハイタッチをするかのように、携帯をスラップする」ことを英語で、「Phone five」と言います。日本語には訳しにくい表現なので、「Phone five!」は英語でそのまま覚える事をお勧めします。

 

『ポイント』

「Phone five」は電話中に、携帯を使って携帯とハイタッチをする行為の事。

 

『例文』

実際に、「How i met your mother」の会話文を抜粋してみます。Youtube上にこのシーンの一部が載ってました。是非、リスニングに役立てて下さい。

 

 

Barney: Ted, tonight we're gonna go out.

              (テッド、今夜出かけるぞ。)

              We're gonna meet some ladies.

              (色んな女に会うんだ)

              It's gonna be legendary.

              (伝説になるぞ)

              Phone five!

              (Phone five!)

 

Narrator(Older Ted): I had no idea why I hung out with barney.

                                  (なぜバーニーと一緒に遊ぶのか全く分からなかった。)

 

Barney: You didn't phone five, did you.

             (phone fiveしなかっただろ?)

             I know when you don't phone five, Ted.

     (テッド、お前がいつもphone fiveをやらないのは知っている。)

 

ここの会話はすごく好きで、何回も見ました。特に、この会話から、「Phone five!」だけでなく、ネイティブがよく使う「gonna(going toの略語)」「 I had no idea(分からなかった)」、付加疑問文の使い方も学べますし、やっぱり、海外ドラマは生きた表現がたくさんある教科書だと実感します。また、日本人は英会話で「分からない」時に「I don't know」ばかりを使う傾向があるように思います。ただ、今回の「 I have no idea」も同じ意味・使い方になるので、「I don't know」を言い換えられるフレーズになります。そのため、ぜひ「I don't know」だけでなく、「 I have no idea」も積極的に使って欲しいと思います。

 

まとめ

今回は、「『Phone five」の意味と使い方を学ぶ」というテーマをもとに、「How i met your mother」という海外ドラマの会話例から意味と使い方を学びました。基本的に電話中に使う表現になりますので、使えるのは限定的になりますが、是非覚えて欲しい表現の1つになります。私は、1年前に「How i met your motherに出会い、その時から見始めたのですが、それ以来、友達と電話中に「Phone five」はかなり使ってます。

今でも、時間がある時に、「How i met your mother」を見返しています。この映画は、英語学習を抜きにしても、純粋に面白いストーリー性があります。私の大好きな登場人物は、Barneyです。彼の英語の言い回しは非常にユニークで、発想もすごく独創的です。もし、海外ドラマで英語を学習したいと思っている方がいらっしゃいましたら、是非、シーズン1の1話だけでもとりあえず見て、自分に合うか判断して欲しいなと思います。

 

最後に、「phone five」の基盤となる表現が、「High five」です。まだご覧になってない方は、是非、こちらも参照下さい。