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kai遊録

日本国内の城郭を回遊してます

5/26(土)の西三河攻めの大将戦、“大給城”レポ、行きまーす!


(前回の松平城山城②はコチラ



西三河地方で一番見ごたえのある城といわれております、このお城。



読み方がちょいと変わっていて“おぎゅう 城”です。







先回のレポ見てみたら「・・・・は?えっ!?」と我ながら憤りを感じるほど手抜きレポでした。

こんなすんごい城を手抜きレポしてスミマセン。



レベルが低かったんだ。そうだ、そうに違いない・・・・ズゥーン{たった半年前だけどネ・・・




目指すは城女

大給城登城口


4台ほどの駐車場完備で、城内もほぼ整備されてるので、歩きやすいですウキウキ





先回「遺構じゃないよね?」と疑問に思った、通路の土盛りは整備によるものだそうです。



城址の山に入ると、何でもかんでも遺構に見えてしまう初心者ですあせ、あせ{縄張図持ってるくせにね



(素人とは呼ばないことにしてます。城人と書いて「シロウト」だからw)





突き当たりの右側に松平乗元さんのお墓があります。


(今回はお墓の写真は撮りませんでしたのでコチラ を参考にしてください)



目指すは城女
(先回撮った写真の使いまわし)



以前来たとき「松平氏なのに葵の紋じゃない!?!?と驚いたのですが、



葵の紋はあくまで徳川氏の家紋であって、


松平氏の家紋は家それぞれで違うようです。



大給与松平氏は蔦(ツタ)の紋


松平郷松平氏(宗家)は藤輪の内三つ葵です(一応、宗家は葵なんですね)






目指すは城女

大給城縄張図(現地案内板に加筆)






東(縄張図右側)には全体的に堀切を走らせ、



さらに土橋と食い違い虎口での強固な守り!!




西はロッククライミング仕様なので、まず登れないでしょう!





北は水の手なので立派な横堀が築かれてますが、



南の屋敷跡(ハジヤウ曲輪)方面に防御遺構がないのは、


侍屋敷があったのでしょうか?考える





あなたが足軽ならどの方向攻めの部隊に配属されたいですか?(・∀・)/








では・・・コホン{コホン








目指すは城女


どばしぃぃぃ目指すは城女




ところが大給城に登城されたいろんな方のHPやブログを見ましたが、


誰一人「土橋」と書かれていませんでしたaya{え、土橋じゃないの?




本には「大手道であっただろう」と書かれているので、土橋であっていると思うのですが・・・。


(わかる方いらっしゃいましたら、ご連絡ください)






左にフェードアウトすると・・・



  


目指すは城女





kai遊録



ここだけで「堀切」「虎口」「石垣」を備えた、




ほとんどの城好きを釘付けさせる見所No1ポイントでございます!







ブログ書いてる、登城後1ヶ月が経とうとしている、今のいままで

堀切ではなくただの横堀だと思ってました。ズゥーン{2回目の登城なのに。。。。






縄張図見たら堀切(案内板A)の奥のほうには、もう1つ堀切があるっぽいしぃ!





いますぐ、写真の左側に進んでいって堀切を見たい!!泣き






情けなくなってしまったので今日はここまで・・・泣く



そして「土橋」とは何かがわからなくなってきた今日この頃・・・。





大給城②はコチラ


松平城山城レポ その2行きまーす!顔


(その1はコチラ




登城経路をたどってレポ使用と思ったのですが、


現地案内板がなく、経路を示せないのでちょいと端折ります顔文字







縄張図片手に、6名は主郭を目指します トコトコ きき




縄張図によると“枡形虎口”があるらしいのですが、


私、上から見る堀切に釘付けになっていて、


すっかり斥候部隊から遅れていたので、見つけられませんでしたあせ、あせ{やっちったw





目指すは城女   目指すは城女

主郭への土橋と虎口(と土塁)




縄張図をよーく見てみると、土塁があったのようです。



風雨と枯葉で土塁の土が堀の中に流れてしまったんですね(・v・`





「これは写真にしたらわからないよな~」なんて言っていたら、


主郭の下にくっきりした土橋がありましたaya


目指すは城女




どーばーしぃぃぃ!!目指すは城女





と、最後尾歩いていたくせに、いの一番に土橋と走り寄りました逢いたい!DASH!





kaiさん、スーパーハイテンションアップアップアップオーラ




“凍てつく波動”だって跳ね返しちゃうほどのテンションなんだぜ!(笑)





皆さんはというと、土橋手前の石垣の撮影中カメラ




目指すは城女

土橋の手前の石垣





「石垣スルーして土橋に行くなんて変わってるよねー」と言われたけど、


自称「土橋渡り隊」なんで、むしろ光栄ですsao☆





土橋を堪能したあとで、(戻って)石垣を撮ってると



「あれ?この土橋、下が石垣になってるよ」とひろさん。







「え!?」と皆さん集まってきて


土橋を横からガン見&撮影大会じーっ ←隠れてるんじゃなくて木に捕まっている図




目指すは城女

土橋を堀から見る(藪でごちゃごちゃしてますが、真ん中にちょっと石積み)





立派な土橋と空堀を見られて私、大満足LOVE




※重要


アホみたいに騒いだ後でとても恥ずかしいのですが、


よくよく本を読んだらこれは土橋ではなく“竪土塁”とのことでした。






ところが、松平城山城はこんな追い討ちをかけてきましたいて座





目指すは城女

角馬出




馬出です!!目指すは城女




それも三河では珍しい(土の)角馬出!




この松平城山城、別名を“大田城”というそうで、


かの太田道灌が築いたという伝承があるそうです。


(似たような逸話はたくさんあるそうですし、そもそも“おおた”の字が違いますね)



目指すは城女







目指すは城女   目指すは城女
角馬出


角馬出から先ほどの土橋は直線状にあり、真っ直ぐ進めてしまいますが、


それは歩道にされたからで、往時は(写真の)奥が通行口だったようです泣く{はうぅ・・・







松平城山城はこのあとも、土橋や石垣を配置した見ごたえ満載の山城でしたラブラブ




目指すは城女    目指すは城女
空堀          




目指すは城女    目指すは城女
上の空堀と土橋





レポは2回で完結ですが、


この日巡った山城3城のなかで、一番気に入った城がこの松平城山城ですすきすき!




もっとも一人で登城していたら、こんなハイテンションではなかったと思います。



事実、西三河で最大の見ごたえのある城といわれている“大給城”でさえ


半年前に一人で行ったときは「よくわからなかった」と言ったくらいですから顔文字



それとも・・・城好きレベルが上がったのかな~むふ~{そうだといいいな~☆






見忘れがあると「リベンジしにいかねばっ!!ぐっとなるわけですが、




大満足したら大満足したで「また見に行きた~い顔



となることが判明しました顔






しかーし、まだ西三河攻めは中堅戦。



全縄張を見終わったら、無言でズカズカと撤収し、次の城へと向かいましたくるまb⇒






次回の大給城はコチラ


5/26(土)の西三河攻めレポ行っきまーす!(^O^)/


(前回の松平郷レポはコチラ






松平郷を後にして、向かったのは“松平城山城”



”と城が2つもつく、なんとも変わったお城。






普通に読んだら「まつだいら しろやまじょう」とか「まつだいらじょう やまじろ」



読んじゃうと思いますが、読み方は“まつだいら じょうやまじょう”です。



豊田城山城”と書いてある文献もあるようです。



目指すは城女
松平城山城 全景&登城口




このお城は


登城口に案内板がありません


城内にも説明版はありません




このツアーのプランナーの蛇左衛悶さんが初めて来たときは、


城址碑もなかったそうですが、


H22に木製の城址碑が設置されていました。


でもあたりは「王滝渓谷」なので、駐車場はすんごく広いですよw





前置きはこのくらいにして、いざ出陣!トコトコ


「!」えっ



目指すは城女
入口付近に張り巡らされている害獣駆除の電圧線




「ロープが張ってある」 = 「立入禁止」  だと思ってるkaiさん、



これを余裕で跨いで進んでいく皆さんにちょいとタジタジaya{いいの?





ひろさんの「電流稲妻走ってるから触っちゃだめだよ」という言葉、


スミマセン、ジ ョ ー ク だ と 思 っ て ま し たぽけ~




kaiさん、田舎に住んでいますが、野生哺乳類にあったことがないんです。


イノシシだとかサルだとか・・・。ぽけ~{それって動物園で見るものだよね?






山を登り始めて数分で、巨石軍がお出迎えです。



目指すは城女  

落ちてきそうな巨石




するとなにやら人の声!


「こんなマイナーなお城を知ってる城好きグループが他にも!?


って思ったら、ロッククライマーさんでした。



以前、大給城を訪れたときもそうでしたが、(以前の記事はコチラ


このあたりは一枚岩が多いので、ロッククライマーさんがよく訪れるようです。







『五感』を頼りに歩いていくと、縄張図に描かれている巨石に到達いたしました。



撮り忘れたらしく写真がないですが、巨石を利用した虎口のようでした。


あるいは巨石を柱にして門も立てられていたのかもしれません。うーん想像





それを過ぎると、小規模の堀切が3つ現れました。


堀切好きにはたまりません~喜ぶ


目指すは城女  目指すは城女



間違いなく城内に入ったんだと認識して、kaiさんのテンションUPアップ



遺構が見えたとなれば、城好きのアドレナリンは大放出登場




この上にある曲輪に土塁があるとのことで、切岸を登ります


目指すは城女                 
堀切を進むはなさんと、切岸を登るひろさん。





「おおー!土塁だ~!」




斥候部隊の声を聞き、私も駆けあがります! GO!!{とりゃ!





目指すは城女    目指すは城女

土塁                            曲輪のようす                  



ご覧のとおりのですき き き



城好きでも縄張図が無ければ、どれが遺構かハッキリ分からない思います。



トリックアートじゃないですが、こういう風に土塁が築かれていますホイ



目指すは城女
土塁(上の土塁の写真に加筆)




500年の月日が経てば、山城はもとの自然へと戻ってしまっていますが、


そこに城があったという事実は消えないわけで、


その埋もれてしまっている遺構を見つけるのが楽しいですわぁい音譜




目指すは城女



こんな風にこっそりと石垣が顔を覗かしてたりします。



この崩れていたり、苔むしている石垣がまたいいんです!キュン



切込接や高石垣もあれはあれでスバラシイのですが、年月を感じる山城の石垣もまた乙です。


「をかし」ってやつですねむふ~





書いていて攻城時の興奮が蘇ってきたのですが、長くなったので今日はここまで~バイバイ




松平城山城②はコチラ