特別じゃない育児。
じゃあ特別な育児って一体どんな育児なのでしょう?
発達に凸凹がある子達はある意味で特別な子どもです。
だけど、発達に凸凹のあるなしに関わらず人はみんな違うのだから、特別だとかそうじゃないとかで子育てを変えるのは違うのではないかな?っていう事。
例えば、自閉症の子どもに対して
「〜〜します」
という様な言葉かけをするようにと何冊もの本に書かれていました。
わたしにとって身近だったコミックス。
「光るとともに…〜自閉症児を抱えて〜」
チョロちゃんがお腹にいる時に放送された同名のドラマの中で、母親役の篠原涼子さんも光君役の男の子に向かって
「学校に行きます!」
という様な声かけをしていました。
ご多分に漏れず、わたしもかつては
「歩きます!」という様な声かけ(指示)をしていました
アレって客観的に見たら変だっただろうなぁ〜と思います(笑)
不自然な話し方ですよね?
だけど、あの頃はそれなりに必死でした。
きっかけは何だったのでしょう?
やはり読んだ本や、講演会や勉強会での知識だったと思います。
もう10年も前なのですが、今でも同じなのかな?
今思うととっても不自然な育て方でした。
診断直後から療育に通って、年中から2年間は発達支援センターに隣接している療育園に通ったチョロちゃん。
ちょっとだけ工夫した事もあったけれど、殆どはその時どきで何とはなしにした事がピッタリ(しっくり)ならその方法を続けて違ったら別の方法を試す。
という感じで育ててきました。
誰しも子どもを育てる時にマニュアル通りにいかない事を知っているでしょう。
わたしは育児書の類をそれまで読んだ事がなかったのは、必要ない。と思っていたからでしたが、チョロちゃんが自閉症とわかった途端、あれこれと本を読み漁りドツボにハマって行きました。
何(どれ)が正解で何(どれ)が不正解か?
そんな風にドンドン軌道がズレていって、大切な事を見失って行きました。
その時は、特別な育て方が正しいと思っていました。
だけど途中からそれが窮屈になってきました。
親の自分軸がズレると全部がブレます。
親がブレると子どもが不安定になります。
これは悪循環ですね?
抜け出られて良かったです
凸凹育児を頑張っているお母さんへ
今日も一日お疲れ様でした
明日も一緒に楽しみましょう
おやすみなさい