前回からの続きです。

 

 

 

その日、私は体調が悪くなり会社を休みました。

 

 

 

病院から帰ってくると息子がリビングにいました。

 

「お、ちょうどよかった。昨日の事話そうか」

 

「・・・」

 

「昨日Wifiを切ったけど、夜中の声でパパはまじで寝不足やねん。仕事に支障をきたすのは困るから切った」

 

「うん」

 

「切ったからと言って解決するとは思ってない。実際○○(息子)はすぐスイッチ入れてるしな」

 

「うん」

 

「でも今日はほんまに体調悪くなったから病院行ってきた」

 

「・・・」

 

「あのオンラインの集まりは夜中じゃないとあかんのか?」

 

「うん。みんな仕事とかバイト終わりに集まってくるから」

 

「そうか。先にパパの希望を言うとな、夜中0時以降は控えてほしい」

 

「・・・」

 

「別にするなとは言ってないで。みんなでワイワイやるのは楽しいしパパも分かる。声を抑えてほしいねん」

 

「・・・」

 

「パパも学生の頃大声でゲームしてたら隣から苦情来たことがあってな。夜中は苦情になりやすいねん」

 

「・・・。ほんとはさ、△△(妹)が家を出て行ったら俺があの部屋に移ることになってやん?」

 

妹の部屋は私の寝室から離れているのでそこに移れば声が届きにくいと息子は考えていたんです。

 

「そうやな。でも△△が嫌やって言ったからそれはできん」

 

「・・・」

 

 

 

「例えば、一人暮らしするとかはどうだ?」

 

「いや、今のおれの稼ぎじゃ無理」

 

「そうか、今の稼ぎでは無理か」

 

 

 

「おれの部屋の扉を分厚くして音が漏れないようにするとかは?」

 

「お、なるほどな。それは調べてみるわ」

 

「うん」

 

「さらに部屋全体を防音にできたら効果あるかもな」

 

「うん」

 

 

 

息子は終始暗かったです。

 

そりゃ嫌な話だったでしょう。

 

でも私は本当に自分の睡眠のために言いました。

 

毎日4~5時間の睡眠では仕事が辛いんです。。

 

嫌がらせな気持ちは全くなかったけどwifiスイッチは嫌がらせに取られてるだろうなぁ。

 

この日から二日間、息子の夜中の声は聞こえません。

 

 

 

部屋を防音にする方法を調べていますが難しいですね。

 

そもそも我が家は古いから音が漏れるんだよなぁ。。

今日はちょっと暗い内容です。

 

 

 

最近、息子の夜中のオンラインで騒ぐ声で寝不足気味です。

 

以前は多少の気遣いを感じていましたが最近は遠慮なしです。

 

窓が開いていると近所迷惑レベルです。

 

 

 

数日前の夜中、

 

我慢の限界が来たので息子の部屋に行って言いました、

 

「もうちょっと静かにしてくれなー」

 

と言いました。

 

息子「はーい」

 

機嫌良さそうに返事をする息子。

 

まあ親子関係は良好かな。

 

その後は多少静かになりました。

 

 

 

次の日。

 

また大声で騒いでいます。

 

ちょっとイラっとしました。

 

息子の部屋に行き、強めに言いました。

 

「もうちょっと静かにしてくれ」

 

私は息子の返事を聞かずに扉を閉めました。

 

その後、

 

息子の大声は変わりません。

 

開き直ってるのか?

 

もう言いに行っても無駄だな。

 

私はリビングに行ってwifiのスイッチを切りました。

 

このやり方は不登校の時にやって、息子との関係が悪化したやり方です。

 

何も解決できないと分かってましたが、それぐらい我慢の限界でした。

 

 

 

一瞬息子の声が止みました。

 

ですがすぐに息子がリビングに行く足音がしました。

 

まもなく声が復活しました。

 

息子はwifiのスイッチのこと知ってるので、

 

まあこうなりますわな。

 

 

 

それから私はイヤホンしたり音楽聞いたりしながら眠れない夜を過ごしました。

 

息子は朝方5時ぐらいまで騒ぎ、

 

私はイライラが重なってほぼ眠れず。

 

 

 

朝、妻にこのことを話すと

 

「え、wifi切ったん?それあかんわ」

 

「わかってる。けど(息子)に訴えるにはこれしかなかった」

 

「また仲悪くなるで」

 

「うるさい!俺も睡眠不足で仕事に支障きたすのはもう困るんじゃ!」

 

「・・・。」

 

 

 

今、私は人生のマイナスの時期かも。

 

 

 

このあと息子と二人で話し合うのですが続きは次回に書きます。

息子がロン毛ツーブロックになった日、

 

息子と少し話をしました。

 

 

 

「そういえばこないだパパの会社で『息子さんは130万円の収入見込みですと扶養家族から外れますがいいですか?』って聞かれたから『はい』って答えといたで」

 

「あ、うん」

 

妻「そういえば社会保険ってどうなったん?」

 

「あー店長になんて聞けばええんやったっけ?」

 

「ママは分からんで。まずは店長に聞いてみてな」

 

「うん。そういえば市民税ってのもあったよな?」

 

「うん。あれは6月か7月に給与から引かれるらしい。引かれてなかったら市役所に払いに行かんとあかん」

 

「ふーん。で結局税金ってなんぼ払わんとあかんの?」

 

私「それはこないだパパが紙に書いて渡したやろ?あれに書いてある」

 

「あーあれか」

 

 

 

その後、妻と息子が二人の時こんな会話があったそうです。

 

「就職って何したらええのか分からん」

 

「そうなん」

 

「面接とか、何をどうしたらええのか全然分からん」

 

「そうかー。ハローワークのあの担当の人が教えてくれるんちゃう?」

 

「うん。俺ってさ、会話は少しだけであとは黙々と作業するような仕事が向いてると思ってるねん」

 

「そうなんや。マクドは向いてるんやな」

 

 

 

息子も就職は意識しているみたい。

 

でも何をどうしたらいいのか分からない。

 

そりゃそうだろなぁ。

 

 

 

妻はこう言いました。

 

「あの子は動き出したら早いから」

 

たしかに。

 

息子は予期せぬところで急に動く。

 

親が密かに期待している間は動かない。

 

また忘れた頃に動くでしょう。

 

 

 

何より、

 

マクドで人間関係が築けていることがうれしい。

 

 

 

今、私の願いは一つ。

 

夜中静かにして。たのむ。

先週ちょっとおもしろいことがありました。

 

日曜日の朝、息子が

 

「明後日なんやけど、パパのバリカン借りていい?」

 

「ん?おぅ、いいで。自分でするのか?」

 

「いや、マクドの人がやってくれるねん」

 

「あ、こないだ切ってくれた人?」

 

「いや、こんどは違う人」

 

「違う人なんや。マクドなのに美容師いっぱいおるねんな」

 

「いや、美容師とかじゃないけど、普段から子供の散髪してる人でさ」

 

「へぇーパパも昔は(息子)のカットしてたなー」

 

「そやった。で、その人とツーブロックの話してたら、バリカン持ってきたら切ってくれるって」

 

「そうかーバリカン道具全部持って行っったらええよ」

 

 

 

妻に話すと、

 

「まじ!?刈り上げ見れるん?めっちゃ楽しみやん」

 

 

 

そして三日後の朝。

 

起きてきた息子の髪型を見ると、

 

ツーブロックになっていました!

 

でもちょっと変!

 

 

 

「おおーツーブロックやん!爽やかボーイになったなー」

 

「へへへ。これさ、バイト終わりの夜中0時に店の駐車場で切ってもらってん」

 

「わはは、またおもろい所で切ってもらったんやな」

 

妻「(ちょっと変やけど・・・)ええやん、爽やかやん!あと服が毛だらけなんやけど!」

 

「うん、なにもカバーせんと切ってもらったから」

 

妻「毛が服に刺さりまくってコロコロでも全然取れへんで。次はカバーしてね」

 

「わかった」

 

妻「で、誰に切ってもらったん?」

 

「25歳ぐらいのヤンキーみたいな女の人と、30歳ぐらいの旦那さん」

 

妻「ヤンキーなんや笑。二人掛かりで?」

 

「うん、右半分と左半分をそれぞれが担当して」

 

妻「え、半分ずつ?おもろー笑」

 

「二人ともきゃーきゃー言いながら楽しそうに切ってたわ」

 

妻「そりゃあんだけロン毛から刈り上げるのめっちゃ気持ちええやろなー」

 

 

 

でもね、

 

息子には言えませんが、ちょっと変なツーブロックでした。

 

ロン毛の横と後を刈り上げただけって感じ。

 

スポーツ刈りの人が長めの頭頂用カツラを被った感じって言えば分かるでしょうか。

 

妻もそれは感じたようですが、上手に言いました。

 

「長い毛は後ろだけ括ってみたら?もっとおしゃれ感が出るかもよ」

 

「ん?そうなん?」

 

括ってみるとめちゃおしゃれ!

 

ファッション業界にいそうな感じになりました。

 

 

 

そんな感じで、

 

息子の刈り上げを見たのは小学生以来でした。

 

爽やか息子を見れたのも嬉しいけど、

 

バイト先の人に切ってもらったっていうのが嬉しい。

 

そのヤンキー夫婦に直接お礼を言いたいけど、ここでお礼を言います。

 

ご夫婦、ありがとうございます。

 

(ヤンキーじゃなかったらごめんなさい)

最近の息子の様子を書きます。

 

初めてハローワークに行ってから2~3ヶ月経ったでしょうか。

 

2回目に行く気配はありません。

 

 

 

バイトのマクドナルドについてこんな会話がありました。

 

「あのさ、また店長が代わったねん」

 

「お、そうなんや。どんな感じの店長?」

 

「普通にいい店長」

 

「ほう。前の店長よりも?」

 

「そりゃ全然いい。前の店長は働き者やったけどみんな嫌ってたから。店長交代は大歓迎」

 

「そうかー」

 

「今はすごくいい雰囲気やから仕事が楽しい」

 

「そりゃよかったな」

 

 

 

その数日後、妻と話しました。

 

「(息子)はあれからハローワーク行かへんなぁ」

 

「そやね。マクドの店長が代わってバイトが楽しいって言ってたよね」

 

「うん」

 

「今はバイトをがんばることが生きる道になってるんやと思う」

 

「うん。俺もそんな気がする」

 

「だからしばらくはこの状態が続くやろね」

 

「そやな。ハローワークは一旦忘れよう」

 

 

 

あと、マリオの映画を見に行きました。

 

公開2日目の朝に突然息子が、

 

「今からマリオ見に行ってくるわ」

 

「お!あの映画か。一人で?」

 

「いや、バイトの友達二人と」

 

「そうか、行ってらっしゃい」

 

息子はこういう外出は何年ぶりかです。

 

ちょっと季節感の無いファッションでしたが私はスルー。

 

すると私の買ったばかりの季節感のある帽子を見つけて、

 

「これ借りていい?」

 

といって被ると少しオシャレ感が出ました。

 

二十歳の男子が友達と映画を見に行くことなんて世間では普通のことですが、

 

私も妻もニコニコでした。

 

昼前には息子は帰ってきました。

 

帰ってくるなり、

 

「ああーやばいわあの映画。めっちゃ感動した」

 

「そうか、感動したんや」

 

「もう最後の方は感動して泣いて、涙でよく観れんかった」

 

「へぇーそんなに!」

 

「友達もボロボロ泣いててさー」

 

「そうなんやー観客もみんな?」

 

「いや、そうでもなかった」

 

「はは、そうかそうか」

 

「俺やっぱりマリオには思入れが強いからめちゃくちゃ感動した」

 

「そうか、小さい頃からゲームやマンガ読んでたもんな」

 

「うん。グッズもたくさん買ってわ。映画代と併せて全部で¥10000ぐらい使ったわ」

 

「おー結構使ったな」

 

息子は嬉しそうにグッスを見せたり、ストーリーを語ったりしてくれました。

 

こういう会話は久しぶりで妻も楽しそうに聞いていました。

 

 

 

その2週間後の朝、

 

「今からマリオ2回目見に行ってくるわ」

 

「え!おー2回目ね。今度は誰と?」

 

「同じ友達」

 

「ははは、そうか」

 

 

 

聞いたことはあったけど、同じ映画を2回見に行く人っているんですね。

 

すごい人は何度も何度も見に行くんだとか。

 

 

 

2回目の感想は、

 

「やっぱええわーやっぱ感動するわー」

 

グッズは買ってませんでした。

 

 

 

今回、息子が外出できたのはマリオのおかげ。

 

マリオありがとう。

 

次はUSJに導いてください。

先日娘の卒業式のブログを書きましたが、

 

息子に関係するちょっとした出来事がありました。

 

 

 

式が終わり、体育館で人がはけていくのを妻と待っていた時です。

 

PTAの親達が集まっているのを見て妻が、

 

「あ、あの人や。すんごい教育ママの人や」

 

「ん?」

 

妻曰く、その人の息子とうちの息子は中学生時代に同級生だったようで、

 

子供に学歴社会を叩きこんで、無理矢理にでも勉強させるお母さんだったらしい。

 

「ふーん。おれの親と一緒やな」

 

と話していると、その人が妻のところへ小走りにやってきたのです。

 

「久し振り!」

 

「あー久し振り」

 

ちょっと嫌やな・・・と思っていると、

 

「○○、バイトがんばってるで!」

 

「え?知ってるの?」

 

○○=うちの息子です。

 

「こないだまで○○とマクドで一緒に働いてたねん。今は別の店に移ったけどね」

 

「あー!そうやったん!」

 

「○○、めっちゃがんばってるで。すごい戦力になってる」

 

「へぇーそうなんや」

 

「人数少ない時も『○○がいるから何とかなるやろー』って頼りにしてたんやで」

 

「へぇーそんなに戦力になってるんや」

 

「そやでー。また一緒に働きたいわ。じゃあね」

 

「うん、ありがとう」

 

 

 

私は横で聞いてて嬉しかったです。

 

息子がおばちゃんに呼び捨てにされてるところもバイト仲間って感じで嬉しかったです。

 

でもふと思いました。

 

この人は息子が高校で不登校になったこと知ってるんかな。

 

妻に聞いてみました。

 

「あの人、○○の不登校のこと知ってるんかな?」

 

「どやろ。たぶん知ってると思う。一緒に働いてたみたいやし」

 

「そやな。知ってるとしたら我が家のことを憐れって思ってそうやな」

 

「うん、たぶん思ってるやろね。子供の教育にはすんごい厳しかったもん。不登校なんて到底理解できんと思う」

 

「そうかぁ」

 

 

 

こんな風に思うのはよくないかもしれないけど、

 

やっぱり思ってしまうんだよなぁ。

 

自分が昔そうだったように、世間がそうなのを知ってるから。

 

ま、しょうがないか。

 

 

 

この後、食堂で妻とお茶したのですが、

 

周りは子供の進学先のことで盛り上がっているお母さんたちでいっぱいでした。

 

うちは親の交流がなかったので、幸いにも(?)誰にも話しかけられませんでした。

 

 

 

帰宅してからシャンパンで乾杯し、妻といろんな料理を作って飲みまくりました。

 

夕方は酔っ払い夫婦でワンコの散歩。

 

最近こういうのが一番楽しいです。

 

欲を言えば、

 

同じ境遇や経験をしてきたみなさんと飲み会して語り合いたいです。

息子は高校1年で不登校になり、留年して通信制へ転入し、何とか卒業して専門学校へ通うも、1年生の8月で退学しました。

 

現在は二十歳でバイトをがんばっています。

 

 

 

息子との会話はバイトの話かワンコの話が多いです。

 

最近、息子がバイト先で良い人間関係を築けているなーと思う出来事が続いています。

 

二十歳のお祝いにお酒をもらったことはブログに書きましたが、

 

他にもこんなことがありました。

 

 

 

ある朝、

 

リビングに下りてきた息子を妻が見て、

 

「あれ?髪の毛・・・ちょっと切った?」

 

「あーうん、切ってもらった」

 

「散髪行ったん?」

 

「いや、バイト仲間に美容師を目指している奴がおってさ。そいつに切ってもらった」

 

「へぇー切ってもらったんや」

 

「俺がいつも髪の毛の後くくってるからって」

 

「へぇーそうなんや。どこで切ってもらったん?」

 

「マクドの外」

 

「へ?」

 

「バイトが終わってお店閉めて、お店の外で。夜中0:30頃やったからめちゃ寒かったわ」

 

「外かいな!またえらい場所と時間に散髪してもらったんやな」

 

 

 

散髪と言っても前髪と後ろをちょっとだけ切ったぐらいです。

 

クリボーはクリボーですが、息子はちょっと嬉しそうでした。

 

「そいつ、『練習やからタダでいい』って言ってくれたけど¥1000払った」

 

 

 

うんうん。

 

いい人間関係を築けてるね。

 

 

 

ところで、

 

冬の夜中0:30に営業が終了したマクドの前で散髪してる男子二人・・・

 

通行人が見たら怖いって笑