奥さんに行きつけのスーパー「ベルク」で歌舞伎公演申込んだら
当選したらしく「一緒に行く?」と誘われました。
妻は片岡愛之助や松本幸四郎を目の保養で見たいらしく、
チケット代は弁当付きで一人18000円!二人で36000円。
これはまたとないチャンスで、教養にもなるので
昼の部に付いていきました。
歌舞伎座は東銀座駅直結。
最初はベルクの原島社長の挨拶があり、
740席に対し75000人の応募があり、倍率100倍!
幕間に食べる幕の内弁当。
※ベルクのワンコイン弁当ではありません笑
題目は
摂州合邦辻(歌舞伎)
沙門空海 唐の国にて鬼と宴す(演劇)
今回は全員スーパーベルクからの招待客でシロウトなのか
大向こうは禁止。(よっ音羽屋、播磨屋などの掛け声)
個人的には歌舞伎のほうが面白く感じました。
自分よりも大切なものを守るため、自分の身を
捨てる生き方に感動。
やはり日本人らしいDNAが自分に流れていると感じます。
空海のほうは荒唐無稽すぎて意味がわからなかったです。
しかし800円のラジオガイドがないと理解が難しい。
結構寝ている人も散見。。
しかし生まれた頃から歌舞伎俳優としての生涯を
運命づけられ、厳しい稽古に打ち込み、2時間近い
幕でセリフをすべて憶えて演じる。
できるまで、泣くまで親は容赦なし。
海外から見れば虐待ですよね(笑)
「芸」「能」とはまさにこのこと。
よく簡単に「芸能人」になりたいとか
「芝居で食べていく」などと軽く言う人がいるけど、
芸事で生計を立てられる人は一握り。
どれだけ血の滲む努力と、人生を賭けているのかが
伝わって圧倒されました。
埼玉出身の自分にとって故郷のスーパーが
頑張ってくれているのは嬉しい。
そしてお年寄りが埼玉からわざわざ出てきて、
帰りに銀ブラなりして買い物して行けば
経済は、まわっていきます。
お年寄りの方はどんどんおカネ使っていただき、
日本の経済をまわしてほしいです。
それにしても昼の部、休憩時間含め5時間弱。
演者も大変だけど、観る方も体力がいります。。