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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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昨日のつづき

 

 

母がデイサービスに初めていく日

 

 

この日はタイミングが悪いことに

父が仕事で不在、娘3人も仕事だったため付き添うことが出来ず

母一人での出発となった

 

 

 

ヘルパーさんが迎えに行ったとき

母が猛烈に嫌がり、連れて行くのが難しかった場合は

「無理せず母は置いていってください」とデイには伝えておいた

 

そのときはご連絡します

と言われていたので私達家族はその日

ずっと携帯を片手にソワソワしていた

 

 

 

それはなんだか

息子を初めて幼稚園に預けた日とそっくりで

私は少し懐かしい気持ちにもなった

 

 

 

そして電話はこないまま、あっという間に夕方になり

母の帰って来る時間になった

 

 

 

仕事が終わって家にいた父が母を出迎え

さっそく家族のグループラインで母の様子を教えてくれた

 

 

 

「楽しかったー!と言ってご機嫌で帰ってきたよ。最近は家でずっと怖い顔をしていたから、こんな笑顔のお母さん久しぶりに見ました」

 

 

 

そしてデイの責任者もわざわざ電話をくれ

「お母様、他の利用者さんと楽しそうにお喋りをしたり、率先して食器洗いや洗濯物をたたんでくれました」

 

とのこと

 

 

 

あんなにデイに行くのを嫌がっていた母は

1日をおもいっきり楽しんでこれたようだった

 

 

 

 

それ以降、母はデイに行くのを待ちわびるようになり

「こんな楽しいところに行かせてくれてありがとう」と

私達にお礼を何度も言ってくれた

 

 

行く前の拒絶はなんだったのかと思うほどの変わりようだ

 

 

 

 

私の母の場合は

 

母が元々、社交的で人の集まる場が好きだったこと

ヘルパーさんたちが母に食器洗いなどをさせてくれ、「助かったわー!ありがとうー!」と沢山沢山、母の自尊心をくすぐってくれたこと

 

それがバッチリとハマったのだと思う

 

 

他にも母が好きなクロスワードパズルを

さり気なく母のテーブルに置いておいてくれたり

座る席も、母が安心できるような場所にしてくれたり

 

 

とにかく母が楽しめるように考えてくださったヘルパーさんたちの力添えも大きかった

 

 

 

 

 

デイを嫌がる人はかなり多いと思う

 

 

とくに最初の1回行くまでは

子供が行く幼稚園みたいだと拒否反応を示す人も多い

 

 

 

しかし、母の行っているデイを見ていると

思っている以上にそこは自由で

 

楽器が得意な人は楽器を持ち込んで利用者さんと一緒に歌ったり

木工が好きな人は、デイで色々作ったり

コーヒーが趣味な人は、コーヒー豆から美味しいコーヒーを入れて利用者さんに振る舞ったり

園芸が好きならデイのお庭で野菜を育てたり

 

 

みんなが生き生きと過ごしている

 

 

認知症は

日々できないことが増えていく病気だ

 

 

そんな中、デイに行くと

ちょっとしたことで感謝されたり、喜んでもらえたりする

 

 

それは失いかけていた自信を取り戻し

認知症になる前の自分を思い出させてくれる

貴重な場なのかもしれない

 

 

 

 

 

 

我が家の母はたまたま全てが上手く噛み合って

デイに行ってくれるようになったのだろうとも思う

 

全ての人が母と同じように楽しく通ってくれるわけではないかもしれない

 

 

 

けれど今、この時間

認知症や介護で大変な思いをしている人が

少しでも良い道を進んでいけますように

 

 

 

 

そしてデイに通い始めて6年たった母は

今また違う問題や悩みが続出中

 

 

難しく頭を悩ませる介護はまだまだ続きそうだ

 

 

 

 

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