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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

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昨日のつづき

 

 

 

 

認知症の母をデイサービスに通わせることになった我が家

 

 

 

ケアマネさんに数カ所、デイを紹介してもらい

その中から気になった2箇所を見学しに行くことになった

 

 

 

1つ目(A)はパンフレットを見る限り、とてもお洒落なところ

バリ島をイメージしたということで

デイと言うよりは、まるでカフェかペンションのような雰囲気だった

母が「自分にデイは必要ない!」と言っているので、いかにも老人が行くような雰囲気のところより、お洒落なほうが抵抗が少ないかと思ったのだ

 

 

 

2つ目(B)は担当のケアマネさんがいつもいる所に併設されているデイ

デイ自体にそれほど魅力は感じなかったのだけれど

近くにケアマネさんがいて、デイでの母の様子を見てもらえるというメリットがあるかもと選んでみた

 

 

 

 

姉と母と3人で見学に行くことに

 

 

見学自体も母は「私は行かないわよ!!」と嫌がっていたのだけれど

 

「少し見てみるだけだから。見学はチャチャッと終わらせてさ、そのあと美味しいものでも食べに行こうよ」

 

と姉と二人で言いくるめ、なんとか連れて行くことに成功した

 

 

 

 

最初に行ったのはA

 

そこは住宅街のど真ん中にあり、建物も新しくとても綺麗だった

 

 

施設のかたもとても感じが良く丁寧に案内をしてくれた

 

 

しかし中に入って驚いた

 

 

狭い室内にテーブルが所狭しと置かれていて

そこに利用者さんが沢山いらっしゃったのだ

 

室内を歩き回ることさえ難しいほど通路は狭かった

 

 

 

女性が座っているテーブルは会話が盛り上がり楽しそうではあったけれど

 

男性たちのテーブルはみなさんつまらなそうにコーヒーやお茶を飲んでいる

 

 

 

レクやお風呂の時間もあるから1日中、そこに座っているわけではないけれど

気の合わない人とかいたら、この狭い空間にずっといるのはツライかもしれない・・・

 

そんなことを思いつつ、室内を案内してもらっていると

利用者さんたちが話しかけてくれた

 

 

「あら、見学〜?」

 

 

「そうなんです。お邪魔してます」

 

 

「ここ楽しいから、あなたもいらっしゃいよ!!」

 

 

明るく母を誘ってくれたりして

母も「ありがとうございます」とニコニコと返事をしていた

 

もともと社交的な母

笑顔で誘われれば嫌な気分はしないはずだ

 

ここを気に入って「行きたい!」と言ってくれないだろうかと

かすかな希望を胸にこの施設を後にした

 

 

 

 

 

そして次に行ったのはB

 

そこは畑のど真ん中にあり自然豊かな場所だった

 

建物は大きいけれど古そうだ

 

 

 

中に入ると、さきほど行ったAの5倍以上はあるんじゃないかと思うぐらい

広い空間が広がっていた

 

 

体操する場所

食事をする場所

テレビをみる場所

お昼寝をする場所

 

 

利用者さんは思い思いの場所で過ごしているようだった

 

 

 

Aを見学したあとにBにくると

とても広々としていて自由な雰囲気のBがとっても魅力的な場所に見えた

 

 

 

それは母も同じだったようで

一通り見終わると

「ここ良いわねぇ!私ここが良いわ!」と言ったのだ

 

 

この瞬間、私と姉は心の中でガッツポーズをした

 

 

これで母は喜んでデイサービスに行ってくれるはずだ

 

 

 

 

見学に行ってから数日後、姉はケアマネさんと手続きを進め

母はBのデイサービスに通うことになった

 

 

 

しかし、一筋縄でいかないのが認知症

 

 

見学に行った事自体

認知症の母は数日後にはサッパリと忘れ

 

 

「デイサービス行くなんて聞いてない!!!」と

鬼の形相で怒り出したのだ

 

 

 

(つづく)

 

 

 

 

 

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