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メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始
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<昨日の記事がアメトピに掲載されました!>
朝に両親のところへ行くと
父が台所で朝食を作り
母はテーブルでご飯を食べていた
最近の母は目の前に食べ物があると
我慢できずにすぐに食べてしまう
なので父が自分の分のご飯を作り終わり
食べ始めようとするころには
もう母は食べ終わっている
この日も父はまだ台所で支度中なのに
母はもう食べ終わりそうだった
「おはよ〜!」
と2人に声を掛けると
母は振り向いてニッコリと笑った
何を作っているんだろうと私が父の方をみたのに気がついた母は
「この人ね〜、わたしの・・・アレなのよ・・・」
と言葉は出てこないけれど
嬉しそうに私に父を紹介してくれた
今の母には私が施設の人か何かと思っているんだろう
「お母さんの旦那さん?」
「そうそう!そうなのよ」
と母は嬉しそうに言う
「旦那さんご飯作ってくれてるんだね!男の人が台所で料理していると3割増しでカッコよく見えるね〜!!!」
と私は母に冗談を言うと
「そうでしょ〜!!」と母はますます嬉しそうに笑った
そんな私と母の女子トークを聞いた父は
「なんだか、やりづらいな・・・」と
照れ隠しでぶっきらぼうに呟く
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母は70歳代前半の頃に認知症を発症した
世間ではまだまだ若い年齢
子供たちが巣立ち
これからやっと自分のために時間を使い好きなことが出来る
そんな矢先だった
なので母の第二の人生は認知症と共にある
きっと母なりに
子供たちが巣立ったら
お友達とランチに行ったり
父とデートとしたり
色々な夢があっただろう
それらの、ほとんどが認知症によって出来なくなってしまった
それでも、今こうして
隣に大好きな父がいて
朝ご飯を作ってくれて
身の回りのお世話をしてくれて
なかなか悪くない”第二の人生”ではないだろうか
↓母の徘徊がはじまったときの記事
1.我が家の行方不明事件 ★アメトピ掲載
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