★ご訪問ありがとうございます★
メンタルの弱い旦那
やんちゃな息子2人、老犬一匹をつれて
認知症の母と少し偏屈な父と同居開始

沢山の「いいね」や「フォロー」ありがとうございます!励みになります!

 

 

 

昨日の記事で

両親がケンカをしていたことを書いたけれど

 

 

 

基本的に私の両親は仲が良い

 

 

 

認知症の診断を受ける前

 

母が父に対してキレまくっている時期があった

 

 

母に対して指摘や文句ではなく

日常的なひとことを言っただけでも

母の表情がガラリと変わって突然怒り出し

椅子やパソコンを父に投げつけ

大声で怒鳴り、家を飛び出す

 

そんなことが日々、繰り返される時期があった

 

 

 

いま思えば、それは認知症の初期症状だったのだけれど

その頃はそれが分からず

父はとにかく大変そうだった

 

 

私は父が母のことを嫌いになって離婚するのではないか

むしろ離婚したほうがお互いにとって良いのではないか

そう考えてしまうほど、家の中は殺伐としていた

 

 

 

それでも父は

一言も「離婚」ということは言わず

娘たちに愚痴をこぼすぐらいで

ひたすら母の攻撃に耐えていた

 

 

そして現在は

「お母さんとの時間を大事にして、できる限り一緒にいたい」

「いままで僕は仕事ばかりで家庭のことはお母さんに任せっぱなしだった

だから今度は僕が家にいてお母さんに恩返しする番なんだ」

そういって、母の介護をしている

 

 

一方、母も

娘たちのことを忘れ

自分の家のことも忘れつつある中で

父のことだけは覚えている

 

不安なときは

「おとうさんはどこ?」と真っ先に父を探す

 

 

 

そんな両親をみていると

50年以上連れ添っている、二人の「絆」をすごく感じる

 

 

この前、こんなことがあった

 

 

この日はゴミの日だったため

1階のゴミを回収しようと降りていくと

両親の寝室のドアが少しあいていて

二人の声が聞こえてきた

 

 

 

「おとうさん、まだ起きないの?」

 

「おかあさんがもうちょっと寝るって言ったんだろ?」

と父は冗談ぽく言う

 

すると母は

「あらっ!私そんなこと言ってないわよ〜!ふふっ!」

と笑いながら父をくすぐる真似をした

 

「やめろぉ〜、わかったわかった!起きるよ!!」

と父も笑顔で布団から起き上がった

 

 

まるで新婚夫婦のような二人を見て

私は微笑ましくなり

 

「朝から仲がいいね〜!!!」

と、からかうと

 

 

「うわっ!わたあめに見られた!!」

と2つの笑顔がこちらを向いた

 

 

 

いまだに仲の良い両親を見て

 

二人の「絆」は

認知症なんかに負けないんだな

 

そう感じた

 

 

そんな両親が誇らしい

 

 

 

 

 

Pick Item

 

両親の絆を改めて感じたのはこの本を読んだからかも

ガンになってから死ぬまでの夫婦の過ごした日々を記録した本

私も旦那とこんな風に、どんなときも相手を思いやって過ごしていきたいなぁ

 

 

 

 

この本はもともと、NHKでドキュメンタリーとして放送されたものらしい

本でさえ号泣しながら読んだのに映像なんてみたら泣きすぎて目があかなくなるだろうな

そう考えると見る勇気がない・・・

 

 

 

 

 

人気ブログランキング

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村

 

フォローしてね…

 

 

↓母の徘徊がはじまったときの記事

1.我が家の行方不明事件 ★アメトピ掲載

2.「徘徊」の定義

3.怒りの感情に支配された母

4.疲労がたまっていく介護

5.「徘徊」のその後

 

PVアクセスランキング にほんブログ村