サーカスで失禁するクマ | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下は、とあるサーカスのパフォーマンス中の様子です。

 

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クマは自然界ではこのように逆立ちで歩くことはなく、

彼女はこの「芸」をするために負ったトラウマに苦しんでいるのです💔

 

 


 

動物を利用するサーカスは、必然的に動物に残酷な訓練を強いることになります。

動物を使うイベントのチケットなどは絶対に買わないでください❗️

 

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サーカスの熊がパフォーマンス中に、失禁してしまいました。

しかし、調教師たちは気にすることなく、熊にパフォーマンスを続行させました。

 

PETAは、この芸をするために負ったトラウマに苦しんでいる、と書いています。

 

熊は本来四足歩行をする動物であり、このように二足歩行をすることは自然界ではほとんどありません。

 

そのため、サーカスの熊は調教により、二足歩行を強制されます。

 

その方法は、上から首を吊り、二足歩行をしないと窒息してしまうというものなのです。

 

 

 

こうして、熊は嫌でも二足歩行をするしかなくなるのです。

 

 

 

二足歩行の調教が完了すると、今度はシーソーの上でバランスを取ることを強制されます。

 

調教による苦痛で、鳴き叫ぶ子熊。

 

冒頭の熊は、高さのある台の上で、逆立ちして歩かされ、階段まで下りていました。

 

それまでにどれほどの苦痛を味わってきたのか、この動画を見た後では想像に難くないでしょう。

失禁するほどの恐怖を味わって、この熊は舞台に立っているのです。

 

 

また、熊は口を縛られていました。

 

攻撃されるのを防ぐために、サーカスの熊は口を縛られたり、口輪をつけられたりします。

ウクライナで 19年間 芸をさせられ、小さなケージに住んでいたマーシャ

 

日頃から口輪をつけっぱなしにされることが多く、くいこんで傷跡が残ることがあります。

 

 

練習やパフォーマンスが終われば、熊は狭いケージの中で過ごします。

一生、この繰り返しです。

パフォーマンスをしなければ、餌がもらえないので従うしかありません。

 

しかし、餌がもらえなくても、パフォーマンスを拒否し、餓死を選ぼうとした熊もいました。

食事の時間になると反射的に踊り出す

 

こんな生活を続けるなら死んだ方がマシだと思ったのでしょう。

 

 

調教は、人間と動物の信頼関係のもとに成り立っている、などという事を信じている方が多いようですが、

動物の調教というのは必ず、餌でのコントロール、あるいは、暴力による虐待、あるいはその両方によって成り立っています。

 

サーカスだけでなく、イルカショーや、猿回しや、象乗りなど、全て同じです。

 

皆さんが興奮し、笑い、癒やされ、一時の時間を楽しむことと引き換えに、

動物達は痛み、苦しみ、辛い思いをさせられ、一生を棒に振っているのです。

 

 

2020年まで日本で公演を行っていたロシアのサーカス団「ボリショイサーカス」は、

舞台裏で、調教師がクマに暴力を奮っているところを一般人に撮影されました。

 

動画の0:20あたりです。

これがボリショイサーカス

 

 

こちらの動画では、トラに火の輪くぐりのパフォーマンスを行わせています。

 

このトラは、火の輪くぐりのパフォーマンスを行っている際、

 

恐怖からパニックになり、ブルブルと震え、

 

その後、失神しました。

火の輪くぐりに恐怖で震え失神する

 

 

こちらはサーカス側が自ら調教を公開した時の映像です。

 

調教中に突然、トラが調教師に飛びつきました。

 

飛びついた直後、2名の調教師に、棒やムチで叩かれました。

 

裏側には暴力があることを公開する結果となりました。

 

 

こちらの映像は、サーカスの調教師の舞台裏の映像です。

 

 

調教師が、無抵抗のトラに乗っかり、体重をかけて圧迫をしたり、頭を叩いたりを繰り返しています。

 

もう1人の団員も、耳を引っ張って虎の顔を持ち上げ、顔を叩いています。

 

トラが、調教師達からいじめを受けているのです。

暴力で支配されているため、されるがままです。

 

 

ゾウの場合は、ブルフックという器具で調教されます。

 

この尖った部分を突き刺すことにより、激しい痛みを与え、心を折り、言うことを聞かせているのです。 

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無理やり縛りつけ、引っ張り、押さえつけ、人間好みのポーズを取るよう強制します。

 

 

 

 

 

こちらは2017年の木下サーカスのバックヤードの様子です。

ブルフックをかざし、象を脅しています。

 

こちらも2017年の木下サーカスのバックヤードの様子です。

象が収容されている場所は、左にある小さなコンテナです。

 

昨年、木下サーカスに視察に行かれた方が撮った映像にも、しっかりとブルフックを持った調教師が確認できます。

木下大サーカス、象の視察

 

 

以下は、木下サーカスのショーの様子です。

 

 

木下大サーカスのどうぶつたちがやらされること

 

特に、ライオンの悲しげな表情が見てとれるでしょう。

 

木下サーカスでは、ショーの後、象たちは、一般人と800円で記念撮影をさせられます。

【木下サーカス】ゾウの記念写真 ¥800

 

 

象はこの記念写真がかなりストレスなようで、首を上下に振ったり左右に振ったりといった常同行動が頻繁に見られました。

 

 

そして動物達は、パフォーマンスが終わった後も、次の講演場所に移動する時も、

常に狭い檻に閉じ込めらるか、鎖で繋がれるなどして拘束されます。

 

これがボリショイサーカス

 

 

 

euff

 

 

これらのような調教によるストレスが限界を迎え、動物達が調教師を襲う事件が後を絶ちません。

 

調教師が襲われて、怪我をしようと命を落とそうと自業自得でしょうが、襲った熊が殺処分されてしまうのではないかという懸念があります。

繁殖期に入っているだけ?

 

ストレスによる攻撃が他の弱い動物に向いてしまう場合もあります。

 

象の嫉妬?

 

 

サーカスの動物達は、野生動物です。

 

野生の動物達は、恐怖の中、強引に捕らえられます。

 

群れの中の1頭を捕らえる場合は、必要な対象以外は皆殺しになることもあるのです。

象は群れを撃ったハンターに突撃する

※画像は趣味の狩猟によって殺される象たちです。

 

 

人間の一時の娯楽のために、動物たちは一生、虐待されながらショーを行い続けているのです。

 

 

 

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このような虐待が明るみに出たため、世界では、野生動物のサーカスを禁止する国がいくつもあります。

 

フランスは近年、野生動物を利用したサーカスや、イルカショーを禁止する法案を可決しました。

サーカスやイルカショーの禁止の議論は、2000年から行われていたとのことで、21年も経ってようやく可決された形になります。

 

日本は、議論すらされていません。

日本人が、動物利用の残酷さに無知な人が非常に多いからです。

 

政治家たちは、票にならないことはやりません。

議論されない=日本人の関心が低いということです。

 

多くの国民が関心を持てば、関心を持った人が政治家になったり、

関心を持っていなかった政治家たちも票欲しさに動き、法律が変わっていきます。

 

逆に関心を持たず、動物利用のサーカスに行き続ける限り、動物達の苦しみは永遠に終わりません。

 

 

動物を利用する木下サーカスなどには行かないようにしましょう。

 

 

さくらサーカスは、動物を利用しない、人間だけのサーカスを行っています。

 

現在は、高知県で公演しています。

 

こういうサーカスを応援してきましょう。

 

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