毎日出産し、毎日奪われる | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

卵を食べる方は、以下の投稿をご覧ください。

特に女性で、ひどい生理痛を経験したことのある方は読むべきでしょう。

 

********loveallanimalsayami***********

 

酷いPMDDのため ピルを服用しています。
 

120日に一度月経を起こすんですが、それすらもがしんどすぎて.......。

本当なら月一回の排卵と月経。

私にとっては4ヶ月に一度でもきつい。

でも、鶏卵の鶏たちは 毎日卵を産むように改良されている

想像してみてください。
特に生理痛のひどいあなたならわかると思います。

毎日排卵。


そして一年中生理。

鳥の中には人間みたいに排卵痛がある子もいるかもしれない。

 

そして、毎日卵を産むと言うことはどんなに過酷なことなのか。

 

そして、本来なら年に10から15個しか卵を産まない鶏たちは毎日卵産むように改良されている。

毎日あの小さな穴から卵を出し続け産み続けるって、鶏にとってどうでしょうか??



出産したことある女性ならわかると思います。
毎日毎日出産するってどうですか???!!!!

 


でも産んだ卵は奪われる。

毎日出産し、毎日奪われる。

体はどうなりますか??

私は、鶏は毎日朝ひとつ卵を産むのが当たり前だと思ってました。

違うんですね。
年に10から15個しか産まないんですね、本来自然な形なら。

 

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鶏は本来、年間に数10個しか卵を産みません。

しかし人間が品種改良を行った結果、年間300個以上産む体にされてしまったのが採卵鶏です。

 

卵は鶏の生理です。

年中、生理がくる体にされているのです。

 

鶏がたった1個の卵を産むのに、要する時間は24時間です。

 

人間は数分程度の食事のために、この卵を何個も使います。

 

鶏のように毎日生理がくる体にされたら、あなたはどう思うのですか?

 

 

卵の殻にカルシムを必要とするため、大量に卵を産みだす体にされた採卵鶏はカルシウム不足となり、骨からカルシウムを移動するようになってしまいます。

 

そのため、骨粗鬆症になり、骨がもろく折れやすくなっています。

採卵鶏を苦しめる「品種改良」

 

2004年には、80~89%の採卵鶏が骨粗鬆症で苦しんでいると推定されました。

 

骨粗鬆症に伴う骨折は、バタリーケージ飼育による運動不足で悪化します。

 

骨折しても治療はされませんので、ひたすら痛みに耐え続けなければなりません。

 

そして、餌や水を得ることができなくなり、やがて衰弱し、死亡します。

 

 

 

以下は、保護された廃鶏。


 

左足は脱臼、右足は骨折し、歩くことは望めないと診断されました。

 

 

採卵鶏は、卵を繰り返し産まなければならないことで、生殖器にダメージを受ける鶏が多くなっています。

 

キューピーへの卵の納入業者は、鶏たちを生きたままゴミのように捨てる

 

 

卵の産みすぎで、卵詰まりを起こして死亡する鶏もいます。

卵が総排泄口に詰まる

 

 

 

卵管と卵巣の使い過ぎで、きちんとした分泌も排泄もできず卵管に卵材料がたまってしまいます。

 

また、卵巣ガンも多発します。

人の卵巣ガンの研究の実験動物として利用されているほど、卵巣ガンになりやすいのです。

 

いずれの場合も、腹水がたまり、腹部が膨張する原因となります。

 

 

以下は、腹部に液体の溜まった、保護された廃鶏。

 

 

以下は、腹部が膨張し、卵を産めなくなったため淘汰された鶏。

 

 

廃鶏の約9割は卵巣か卵管に疾患があります。

卵にカルシウムを奪われ続けた影響で、どれだけカルシウムを摂取しても、カルシウムの備蓄機能がうまく働かなくなってしまう鶏もいます。

 

 

採卵鶏は、品種改良によって卵を産むマシーンと化し、結果、病気のリスクが増大した鶏という事です。

animalrightscenter

 

この病気になりやすい鶏を、今もなお、近親交配を繰り返しながら生みだし続けているのです。

 

 

そして 今もなお、品種改良は行われており、

品種改良を行う過程で、より卵を産む鶏が選ばれ、比較的卵を生まない鶏は殺されていきます。

 

それが品種改良における、選択と淘汰です。

 

 

 

採卵鶏は、主にバタリーケージという、非常に狭いケージの中に、ぎゅうぎゅう詰めにされて一生のほとんどを過ごします。

イセ食品の実態

 

1匹あたりA4サイズ以下の面積で、拘束されます。

 

このように、隙間に挟まったまま、動けなくなる鶏もいます。

 

 

不衛生で、病気になりやすく、

 

 

 

骨折や脱臼に苦しみます。

 

 

死ぬことは日常茶飯事です。

 

 

 

90%以上の養鶏場で、この虐待飼育を行っています。

 

 

この事実のみが徐々に広まり、それに従って 平飼い卵を買うという選択をする人が徐々に増えているようです。

想像を絶する負担が身体に掛かっている

 

平飼いにすれば、バタリーケージと比較すれば、動くことができ、脱臼や骨折の機会は減るでしょう。

しかし、それはあくまで比較した時の話であって、品種改良による体の負担は、平飼いにしたからといってなくなることはありません。

 

結局は、体はどんどんボロボロになっていきます。

 

表向きの飼育方法だけで問題が全て解決すると思ったら大間違いであり、

我々は卵の消費をやめ、品種改良されてしまった鶏を生みださない事を目指していく必要があるのです。

 

 

鶏への虐待は、バタリーケージや、品種改良以外にも数多く存在します。

 

鶏は本来、一日に15000回地面をつついて過ごす生き物です。

しかしケージ飼育のせいで、その欲求を満たすことができず、その欲求不満が仲間をつつくという行為に発展します。

 

そのため 生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。

採卵鶏のクチバシの切断

 

クチバシには神経が通っており、当たり前ですが痛みを感じます。

 

その後も、慢性的に痛みが継続します。

卵生産の裏側

 

日本の養鶏場の80%以上で、この虐待が行われています。

petaasia

 

 

採卵鶏において、卵を産むのはメスです。

オスは卵を産まないので、養鶏業者からすれば、存在するだけで赤字になる邪魔者です。

そのため、オスの雛は生まれて間もなく殺されます。

 

殺し方は、袋に入れて窒息死、ガス殺

animal.outlook

 

圧死

 

生きたままシュレッダーで粉砕など、残酷な方法で殺されます。

全てに共通しているのは、生きたまま

 

 

孵化場では、ヒヨコが機械で運ばれる際に、機械のローラーなどに巻き込まれ、体に傷ができたり、ちぎれたり、死ぬことがあります。

次々と柔らかな身体は潰される

 

メスであっても、弱っている子や、起立困難な子は、処分されます。

養鶏場での虐待を告発

 

採卵鶏のオスが殺されている数は、世界では、毎年およそ60億羽

日本だけで、毎年およそ1億羽です。

 

 

さらに、採卵鶏のオスの犠牲ばかりが注目されることが多いですが

実は、そこに至るまでにも多くの犠牲があります。

 

 

私たちが知る「採卵鶏」は、人間の品種改良によって、卵を産むマシーンと化してしまった鶏です。

 

この卵マシーンである採卵鶏を生む、親の鶏がまた別にいるのです。

種鶏、または、PS(ペアレントストック)といいます。

 

つまりPSは、採卵鶏を生むマシーンにされてしまった鶏です。

 

こちらにブロイラーのPSの話がありますが、その一生は死と隣合わせで交尾だけの生活を送る悲惨な一生です。

 

採卵鶏のPSもおそらく同じでしょう。

 

 

さらに、そのPSを生む、親の鶏がいます。

原種鶏、または、GP(グランド・ペアレント)といいます。

 

つまりGPは、PSを生むマシーンにされてしまった鶏です。

 

以下は、2021年の1年間に採卵鶏のGPとPSが輸入された羽数(検疫解放羽数)。

2021-輸入Egg-laying chicken

 

ご覧の通り、PSめす10万に対して、PSおすは1万しかいません。

 

同様に、GPめす1万3000に対して、GPおすは2000しかいません。

 

つまり、メスに対して、交尾をするオスは、10%程度しか必要ないのです。

 

では残り90%のオスはどうなるのか?

殺されると考えるのが自然でしょう。

 

上の表だけでも、PSおすが9万、GPおすが1万殺されていることが分かりますが、

これはあくまで輸入された分の話ですから、実際は、輸入先でこの何倍も殺されているはずです。

 

 

さらに 養鶏場では、奇形、歩行困難、病弱の鶏や

卵詰まりや成長不良などで卵を産まなくなった鶏は、養鶏場にとって金にならないため、殺します。

 

 

殺し方は様々で、このように隔離して、水も餌も与えず、餓死、脱水死、衰弱死させることがあります。

 

使い物にならなくなれば放置され殺される

 

 

これを業界では、淘汰、などという言い方をしていますが、

要するに金にならない鶏を、人間側が意志を持って殺しているだけであり、自然淘汰とは全く意味が違います。

 

 

採卵鶏(卵を産む鶏)は、産卵を開始して、約1年が経過すると、卵質や産卵率が低下します。

 

この時点でと殺する養鶏場と、

強制換羽を行って、さらに長期利用しようとする養鶏場があります。

 

強制換羽とは、2週間程度、絶食などの給餌制限をおこない栄養不足にさせることで、新しい羽を強制的に抜け変わらせることです。


 

換羽期に羽毛が抜けかわると再び卵を産むようになるという鶏の生態を利用し、

卵の質を均一にし、生産効率を上げるために行われています。


ショック療法の強制換羽では、死亡率が上がります。

 

さらに5%の採卵養鶏農家は、絶食させるだけでなく、絶水までさせています。

このような方法を行って、最大2年くらいまで卵を産ませてから殺すのです。

 

 

これらの苦しみを経て、1~2年で、生産率が落ち、使い物にならなくなれば、カゴに詰め込まれます。

 

動画の通り、乱暴に、雑に、叩きつけられながら、詰め込まれます。

 

 

 

仕事を早く終わらせるべく、詰め込むことしか考えていない従業員たちは、

作業が雑になり、鶏たちは様々な事故にあいます。

 

このように、コンテナとコンテナの間に、首がはさまってしまったり

 

animal.outlook

 

 

コンテナとコンテナの間に、足が挟まり、足がもげてしまうことがあります。

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そして、ぎゅうぎゅう詰めにされ、トラックで屠殺場へ運ばれます。

 

と殺が翌日に行われる場合は、ぎゅうぎゅう詰めにされたまま、夜間、放置されることがあります。

 

当然、餌も水も与えられません。

どうせ殺すわけですから、生きてようが死のうがどうでもいいわけです。

 

品種改良によって卵を産む機械とされた彼女たちは、この状況でも卵を産みます。

 

下にいる子達は、卵で体が汚されていきます。

 

何も身動きができませんので、ただじっと耐えるだけです。

 

痛かろうと苦しかろうと、ただただ惨めにうつむき、耐えるしかありません。


 

これが1~2年もの間、人間が欲する卵のために、体を酷使し、尽くしてきた鶏たちへの最後の扱いです。

 

 

そして最後は、足を吊り上げられ

 

麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。

卵を食べる方、鶏肉を食べる方は、しっかり映像をご覧ください。

 

 

鶏は、日本だけで1日あたり約175万羽が屠殺されています。

しかし、上記はあくまで屠殺数でしかありません。

 

それ以外にも、

採卵鶏のオスの雛の処分、PSのオスの処分、GPのオスの処分、農場での淘汰。

多くの場面で、凄まじい数の鶏たちが、人間の欲のために殺されています。

 

こうした、数々の苦しみと、犠牲のもとに生みだされたのが、卵です。

 

日本人はすぐに、感謝していただいています、とか言いますが、

このような悲惨な一生を送っても、感謝されたら許しますという変人の方がいらっしゃったら、ぜひ申し出てください。

 

感謝とか、いただきますなんて、誰でも言える中身のない建前の言葉であり、

そのようなセリフを言ってる時点で、思考が停止しており、感情のある命と何も向き合っていない証と言えるでしょう。

 

 

人間は、卵を食べなくても生きていけます。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

 

残念ながら美味しいという欲に勝てず、事実を知ってもなお卵を食べるのをやめられない人が散見されます。

そんな人たちが犬猫の虐待や、生体販売には反対していたりします。

 

鶏も犬猫と同じ、感情も個性もある生き物です。

 

自分が鶏の立場だったらどうなのか。

しっかり相手の立場になって考えてください。

 

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