養鶏場での虐待を告発 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

animalrightscenter のインスタグラムより(動画はYoutube)。

 

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アニマルライツセンターは2021年4月23日、動画の養鶏場の法人とそこで働く従業員二名を被告発人として、処罰を求める告発状を、宮崎地方検察庁に提出し、6月12日に正式受理されました。

この養鶏場では、淘汰対象の生きた鶏が鶏舎から出され、死体と一緒に一輪車に積み重ねられ、死体集積場におかれていました。
 

 

畜産動物も動物愛護管理法の対象動物であり、殺処分する場合でも人道的な方法が求められます。

犬猫であっても豚牛鶏であっても、虐待は犯罪です。

これから起訴になるのか不起訴になるのかの判断は、検察にゆだねられることになります。少しでも畜産動物の扱いが改善につながる判断を下してくれることを願います。

 

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養鶏場の仕事は、鶏の死体を見つけることから始まるそうです。

それくらい当たり前のように、命が失われていく場所、ということです。

 

 

 

さらに、告発された養鶏場では、生きている鶏までもを、死体の上に積み重ねていたようです。

それが1羽だけとか、気づかなくて、とかではなく、頻繁に、目の前で羽をバタつかせているのに、そのまま死体として扱っています。

 

 

羽をばたつかせる鶏。

 

 

構わず、上から死体が積み重ねられました。

 

 

こちらも同様。

 

 

一体、何が目的なのか。

 

弱っている鶏を回収したら、実は生きていて、

戻すのが面倒くさい、どうせ遅かれ早かれ死ぬでしょ、って感じなのでしょうか。

 

 

ただ 養鶏場では、これくらいのことは、当たり前のように日々行われていると思います。

 

 

 

卵の生産は、殺すわけではないからかわいそうではない、と思っている人がいらっしゃるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

 

採卵鶏において、卵を産むのはメスです。

オスは卵を産まないので、養鶏業者からすれば、存在するだけで赤字になる邪魔者です。

 

大量にいるオスのヒヨコを、一匹一匹里親を探して、譲渡・・・・するわけがありませんね。

 

当然のことながら、殺します。

 

 

殺し方は、袋に入れて窒息死

 

 

圧死

 

 

生きたままシュレッダーで粉砕など、残酷な方法で殺されます。

 

 

 

 

メスであっても、弱っている子や、起立困難な子は、処分されます。

 

 

 

主に、バタリーケージという非常に狭い金網の中に、鶏を閉じ込めて飼育します。

 

 

1匹あたりA4サイズ以下の面積で、鶏たちは一生のほとんどを拘束されます。

バタリーケージ

日本で90%以上の養鶏場が、バタリーケージ飼育を行っています。

 

 

鶏たちは何もやることがない退屈な日常を、窮屈なケージの中で延々と過ごします。

バタリーケージ

 

加えて、足元が荒い金網のため、常に足に痛みを伴います。

さらに、卵を転がすために床が傾いているため、踏ん張る必要もあるのです。

 

運動不足、ストレスなど様々な原因から、多くの鶏たちは健康的な問題を抱えています。

 羽が抜けてボロボロになる鶏は珍しくありません。

 

 

脱臼や骨折も非常に多いのです。

 

 

健康状態が悪くなっても、足や羽が金網に絡まって動けなくなっても誰も助けてくれません。

そのときは、鶏たちはただゆっくりと死を待つのみです。

 

 

 

生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。

 

くちばしには神経があるため、切られれば激しい痛みを伴い、出血します。

その後も、慢性的に痛みが継続します。

 

 

 

 

卵質や産卵率が低下した際に、約2週間、絶食させ栄養不足にさせる、強制換羽が行われることがあります。

 

 

強制換羽では、死亡率が上がります。

 

時には、水まで絶たれます。

 

 

 

この苦しい一生の最後も、さらなる苦しみが待っています。

 

と殺前は、コンテナにぎゅうぎゅう詰めにされ、夜間の間、そのまま放置されることがあります。

 

 

当然、餌も水も与えられません。

どうせ殺すわけですから、生きてようが死のうがどうでもいいわけです。

 

 

仲間の卵で体が汚されても、何も身動きができませんので、ただじっと耐えるだけです。

 平飼いだろうと、放牧だろうと、鶏たちの最後はこの屠殺場です。

 

 

 

 

そして、この苦しみの後、麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。

 

 

 

 

鶏は本来、年間に数10個しか卵を産まないのですが、品種改良により、300個以上産む体にされてしまっています。
 

卵は鶏の生理です。

年中、生理がくる体にされているのです。

 

簡単に考えている人が多いでしょうが、鶏たちは1日がけで卵を産んでいます。

卵を産むことは、楽ではないのです。

 

 

その影響で、卵巣か卵管に疾患を抱える子が多くなっています。

 

卵詰まりを起こして、死亡する子もいます。

 

 

 

 

 

これが卵を産むために利用された鶏たちの真実のほんの一部です。

肉の生産と同じ、あるいはそれ以上にひどい状況です。

 

動物利用産業の裏側は、どれも最悪です。

例外は一切ありません。

 

鶏も、犬猫と何も変わらない、意識も感情もある生き物です。

鶏は、人間のために卵を産んでいるのではありません。

 

 

 

卵を摂ることにより、健康リスクがあることも報告されています。

1:22:43くらい。

 

 

 

 

 

 

 

 

人間は、卵を食べなくても生きていけます。

 

 

 

 

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