採卵鶏のオスが殺される数 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

採卵鶏のオスは、生まれて間もなく殺される。

この話は、少しずつ日本人の間で広まっているように感じます。

 

採卵鶏において、卵を産むのはメスです。

オスは卵を産まないので、養鶏業者からすれば、存在するだけで赤字になる邪魔者です。

なので、オスの雛は生まれて間もなく殺されます。

 

 

殺し方は、袋に入れて窒息死

 

 

圧死

 

 

生きたままシュレッダーで粉砕など、残酷な方法で殺されます。

 

 

 

メスであっても、弱っている子や、起立困難な子は、処分されます。

 

 

しかも、最近の調査で発覚したのは、孵化場で、ヒヨコが機械で運ばれる際に、

機械のローラーなどに巻き込まれ、体に傷ができたり、ちぎれたり、死んでしまったりしていることが分かりました。

 

以下のリンク先の動画は閲覧注意ですが、卵や鶏肉を食べる人は目を反らさずしっかり見てください。

https://www.instagram.com/tv/CUFwmAOLvnD/?utm_source=ig_web_copy_link

 

 

 

目が潰れた雛と、ローラーの下に巻き込まれてしまった雛。

 

 

この子は、巻き込まれた結果、体がちぎれてしまい、肉や臓器がむき出しです。

 

この子は下半身がちぎれてしまっています。

 

この子は、目玉が飛び出てしまっています。

 

 

こうして傷つくなどして不要になった雛も当然のことながら処分されます。

このような犠牲があった上で、生き残ったヒナたちを仕入れているのが、卵を産ませる養鶏場です。

ケージ飼育、平飼い飼育をしているかは全く関係がありません。

モザイクをかけましたが、卵を食べるあなたは、モザイクがかかっていない映像をしっかり直視してくださいね。

 

 

 

話を戻して、採卵鶏のオスは、生まれたその日に殺されるわけですが、

では、そのオスだけで毎年どれだけの数が殺されているかご存じですか?

 

 

数千万はいくだろう、というのは皆さん容易に想像できると思います。

 

 

 

ちなみにですが、今の世界の総人口は、

 

78億7500万人だそうです。

 

 

 

 

そして、採卵鶏のオスが殺されている数は、

 

なんと毎年60億です。

 

 

これ採卵鶏のオスだけで、ですよ。

 

採卵鶏のオスだけで、世界人口並みの数が毎年殺されているということです。

 

 

そして、卵を産まされるメスや、鶏肉となる鶏のために、毎日大量の鶏たちが搾取され、殺されています。

 

 

鶏は、人間のせいで毎日、虐殺され続けているのです。

 

しかし、採卵鶏はオスとして生まれ、すぐ殺される方がまだマシなのかもしれません。

 

 

 

卵を産む鶏のメスは、主にバタリーケージという、非常に狭いケージの中に、ぎゅうぎゅう詰めにされて一生のほとんどを過ごします。

 

 

 

不衛生で、病気になりやすく、

 

 

死んでしまうことも日常茶飯事です。

 

 

90%以上の養鶏場で、この虐待飼育を行っています。

 

 

 

地面をつつきたいという欲求をもつ鶏たちは、このストレスにより仲間をつつくようになります。

 

そのため、生後10日までに、デビークといって、くちばしの先を切断されます。

 

切られれば激しい痛みを伴い、出血します。

その後も、慢性的に痛みが継続します。

 

 

日本の80%以上の養鶏場で、この虐待が行われています。

 
 
 
 
また、卵質や産卵率が低下した際に、約2週間、絶食させ栄養不足にさせる、強制換羽が行われることがあります。

 

ショック療法の強制換羽では、死亡率が上がります。

 

時には、水まで絶たれます。

 

日本の採卵養鶏の65%以上で、強制換羽が実施されています。

さらに5%の採卵養鶏農家は、絶食させるだけでなく、絶水までさせています。

 

 

 

鶏は本来、年間に数10個しか卵を産まないのですが、品種改良により、300個以上産む体にされてしまっています。
 

卵は鶏の生理です。

年中、生理がくる体にされているのです。

 

鶏たちは1日がけで卵を産んでいます。

人間は食べる数分のために、この卵を何個も使います。

 

 

何個も生む体にされた影響で、卵巣か卵管に疾患を抱える子が多くなっています。

 

卵管と卵巣の使い過ぎで、きちんとした分泌も排泄もできず卵管に卵材料がたまってしまうことがあります。

卵にカルシウムを奪われ、どれだけカルシウムを摂取してもカルシウムの備蓄機能がうまく働かなくなってしまうこともあります。

廃鶏の約9割は卵巣か卵管に疾患があります。

 

卵詰まりを起こして、死亡する子もいます。

 

 

 

これらの苦しみを経て、生産率が落ち、使い物にならなくなれば屠殺場へ運ばれます。

 

 

と殺前は、コンテナにぎゅうぎゅう詰めにされ、夜間の間、そのまま放置されることがあります。

 

 

当然、餌も水も与えられません。

どうせ殺すわけですから、生きてようが死のうがどうでもいいわけです。

 

 

仲間の卵で体が汚されても、何も身動きができませんので、ただじっと耐えるだけです。

 

 

そしてこの苦しみの後、と殺場の中へ運ばれ

 

麻酔なしで首を切られ、出血多量で死亡します。

 

 

 

首の切断に失敗し、その後、生きたまま熱湯に入れられることもあります。

 

 

生きたまま熱湯に入ると、生体反応で体が真っ赤になり、売り物にならないので廃棄されます。

 

 

 

卵は、殺されないから可哀そうではない、と考えている人も多いと思いますが、とんでもないってことです。

卵を産む鶏も、肉になる鶏も、人間の欲のために虐待的な飼育をされ、苦しみばかりの一生を送っています。

 

日本人はすぐに、感謝していただいています、とか言いますが、自身がこれだけの虐待を強いられても、感謝されたら納得いくんですかね?

何の意味も価値もない、罪悪感をごまかすためだけに生まれた言葉です。

 

こんな建前だけの言葉、誰でも言えます。

命と、現実に向き合っていない証です。

 

 

鶏も、犬猫と変わらない感情のある生き物です。

 

 

 

人間は卵を食べなくても生きていけます。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

卵の消費をやめ、鶏たちを解放しましょう。

 

 

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