２日前、国道に豚がいたそうです。
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10日正午ごろ倉敷市の国道2号にブタがいるのが見つかりました。
運搬中にトラックの荷台から落ちたと見られ、片側2車線のうち一車線が一時通行止めになりました。
ブタはトラックで運ばれている時に落下し脚を痛めたと見られ、動けない状態で約1時間後に保護されました。
警察によりますと、トラックの荷台でブタが折り重なる状態となり、柵を越え落下したのではないかということです。
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おそらく屠殺場に運ばれる際に、トラックから落ち、
その際に、脚を怪我して動けなくなったのでしょう。
豚が・・
— まりぶー (@mary_carp_) January 10, 2022
どしたんだろ
なんかかわいそうだ#岡山バイパス pic.twitter.com/QjcYuYsaQP
一昨日に、フジテレビ系のFNNなどで、このニュースが流れたようですが、
今はなぜか削除され、RSK山陽放送の記事しか残っていません。
しかし、ネットのコメントや、以下の実際に流れたニュースの動画を見て、原因が分かりました。
일본 오카야마현 도로 가운데 #돼지 출현
— 김타쿠닷컴 일본뉴스 (@ilovenakama) January 10, 2022
출동 경찰이 도로 통제 구조
가축 운반 트럭에서 떨어지며 부상을 입은 것으로 추정
道路に突然 豚が... 足痛めた? pic.twitter.com/qSgGKo28EG
最初の動画の撮影者が、豚が道路の真ん中で横たわっている様子を見て、興奮して笑っています。
おそらく、この笑っている様が不快だということで、炎上し、フジテレビ側が削除したものと思われます。
この画像を見て笑える人の神経がわからない。
— ken (@hikukura0731) January 11, 2022
道路に突然...まさかの豚 足痛めた? 体重で動けず(フジテレビ系（FNN）)#Yahooニュースhttps://t.co/LB0slNmI86
ニュースでは、豚が仲間を踏み台にしてトラックから降りたのではないか、と推測していました。
このトラックは、おそらく豚たちを屠殺場に運んでいるものと思われます。
豚は賢いので、自分の運命を察し、飛び降りた可能性もあります。
この記事の動画では、高いところが苦手な豚が、自らトラックから飛び降りています。
いくら殺されると察したとしても、
豚の体重を考えれば、高所から飛び降りるというのはかなり勇気のいる行動です。
豚の一生 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ～ ヴィーガン ～
こちらの豚は、トラックから飛び降りたものの、脚を骨折し、動けなくなりました。
また、2020年の夏にも、首都高で、豚がトラックから逃げ出しました。
この豚は、暑さのためか、そのまま道路に横たわり、衰弱し、亡くなりました。
今回のこの子は、ケガをして動けなくなりました。
骨折していたのかもしれません。
この子が、ただ事故で落ちたのか、それとも自分の運命を察して勇気を出して飛び降りたのか、知る術はありません。
しかしいずれにせよ、捕らえられてしまった以上、
この後、この豚は屠殺されるでしょう。
豚が保護された、という記事の言葉で、
安心した、などと書いている人がチラホラ見られましたが、
保護といっても護るわけでもなんでもありませんよ。
このまま治療されることもなく、殺されるだけです。
どうせ殺す豚を、わざわざ治療費を払って治してから屠殺するわけないでしょう。
この子がいた国道は、岡山県ですが
日本で２つしかないサンクチュアリの１つである「ハニーズサンクチュアリ」さんも、岡山県です。
とはいえハニーズさんも、このような事があるたびに保護していられないでしょう。
豚は、１日あたり約４万５０００匹が殺されています。
1日で殺される数 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ～ ヴィーガン ～
何も、今回の子だけが特別ではないのです。
人間の数分程度の欲のために、生まされ、苦しめられ、殺されている命が、数多くいることに気づくべきです。
豚肉の生産では、
生まれた子豚は、生後１週間以内に、３つの虐待が行われます。
１つ目は、歯の切断。
麻酔なしでニッパーで歯が切断されます。
言うまでもなく、激痛です。
皆さんが麻酔なしで歯を抜かれたことを想像してもらえばよいでしょう。
６０％以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
２つ目は、尻尾の切断。
麻酔なしで尻尾が切られます。
言うまでもなく、激痛です。
自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで尻尾を切られた時を想像してみるとよいでしょう。
８０％以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
そして３つ目は、オスの子ブタの去勢。
麻酔なしで、切り開いて睾丸を取り出す作業を行っているのです。
血がふきでて、言うまでもなく激痛であり、子ブタは鳴き叫びます（血がふきでた画像）。
あまりの痛みに、痛みが２～３日続くと考えられています。
自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで去勢された時を想像してみるとよいでしょう。
９０％以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
また、赤ちゃんや子豚は、床に叩きつけて殺されることがあります。
一瞬の食事の為に、何度も体を叩きつけられる | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ～ ヴィーガン ～
成長不良、病気、奇形などといった理由で、業者の利益にならないためです。
殺された豚たちは、ゴミのように捨てられます。
豚の生産では、幼い頃にこれだけのありえない虐待が行われているんですね。
そしてこれらの虐待行為は、母豚の前で行われることがあります。
また、個体識別のために、耳が切り取られることもあります。
もちろん麻酔なしです。
母豚は種付けされると、この妊娠ストールという狭い檻で拘束されながら、飼育されます。
一生のほとんどを、転回もできない、身動きができない、何もやることがない、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。
食事も、トイレも、この檻の中で行います。
必然的に、檻の中は、糞尿だらけの不衛生な場所になります。
豚は本来、綺麗好きにも関わらず、自分達の体は、自分達の糞で汚れていきます。
あまりの辛さに、豚たちは精神的に追い詰められていきます。
８８％以上の養豚場で、この妊娠ストールが使用されています。
閉じ込めておいた方が、職員が、母豚たちの受胎・流産の確認や、給餌管理をしやすくなるからです。
母豚は、妊娠ストールで約４か月を過ごし、出産間近となります。
出産前になると、分娩ストールという檻にうつされます。
ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。
この檻も、妊娠ストールと同様、非常に狭い檻なので、母豚の苦しみは続きます。
母豚は身動きができないため、子育てはできませんし、
子供の具合が悪くても、助けることは不可能です。
母豚は、３週間程度、分娩ストールで過ごした後、子供と引き離され、また種付けされ、妊娠ストールへ。
このようなサイクルを何度も繰り返し、４～５年で生産効率が落ち使い物にならなくなれば、屠殺場へ送られます。
種付けは、人工授精によって妊娠させられることがあります。
膣に器具を挿入される、非常におぞましい行為です。
この人工授精のための精子を、種豚から採取するのです。
このように、自然からかけ離れたおぞましい行為を、当たり前のように行っている業界なのです。
繁殖用の豚以外が大多数であり、その豚たちはわずか６か月の子供のうちに殺され、肉にされます。
https://www.instagram.com/p/COSkeOvJTzW/?utm_source=ig_web_copy_link
豚たちは、短期間で大きくなるように品種改良されているためです。
写真は、生後４か月の姿。異常な大きさです。
品種改良には
・ 一日でも早く出荷するための「成長率の向上」
・ 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良」
・ より多くの子供を産ませるための「繁殖能力の向上」
などがあり、
人間都合の品種改良によって、豚は苦痛を感じたり、病気を抱えやすくなっています。
まずは、脚弱。
足が弱り、立ち上がることが困難になります。
脚弱は、床の状態、拘束飼育による運動不足など様々な要因がありますが、成長率向上による品種改良も要因の一つです。
生後4、5か月の豚の多くが四肢の関節に骨軟骨症があり、徐々に進行して、やがて脚弱という症状になって現れます。
次に、母豚の空腹による異常行動。
太るように改良されたことにより、豚たちはお腹が空きやすくなっています。
しかし母豚は、妊娠期間中、生殖能力を最適化するために、餌を制限されます。
餌を満足に食べることの出来ない母豚は、空腹に苦しみ、
目の前の柵をかじり続けたり、
口にモノが入っていないのに口を動かし続けたり（偽咀嚼）などの異常行動を起こします。
そして、子豚の死亡率の増加。
日本の母豚１頭あたりの産子数は11頭。
豚はイノシシの品種改良ですが、イノシシの産子数は4～5頭ほどなので、かなり多産になってきていることが分かります。
母豚が多産になるにつれて、離乳前の子豚の死亡率は増えます。
ある研究では、13年間で、生まれた豚が3.0頭増加し、離乳前の死亡率は5.4％増加していることがわかりました。
さらに、母豚の脱肛。
脱肛は直腸、膣、子宮が外に出てしまう疾患で、母豚は痛みで苦悩し、治癒しなければ死に至ります。
脱肛の原因は様々ですが、品種改良による繁殖率の向上が１つの要因と考えられています。
脱肛の増加により、アメリカでは2013年から2016年の間に母豚の死亡率が約2倍に上昇したというデータが出ました。
脚弱、空腹、多産、脱肛など、品種改良は豚たちに様々な苦しみを与えています。
このような苦しい生活を過ごし、時がくれば、トラックでぎゅうぎゅう詰めにされ、と殺場へ運ばれます。
輸送される豚たち | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ～ ヴィーガン ～
ストレスで豚たちの間で闘争が起こることもあります。
当たり前ですが、水を与えるとか、暑さ寒さ対策をするといった配慮は一切ありません。
着くまでに、弱って死んでしまう豚もいます。
今回の子は、こうして運ばれている最中に、トラックから落ちたのでしょう。
と殺場に着くと、翌日にと殺する場合は、係留所に運ばれます。
係留所に運ぶ際は、職員が仕事を早く終わらせるために、豚たちに暴力を奮うことがあります。
蹴る
豚の上に乗って蹴る
棒で叩く
ホースで鞭打つ
電気スタンガン
豚は寒さに弱いですが、
吹きさらしの係留所では、雪の降る極寒の中であっても、一晩過ごさなければなりません。
時間が経つに連れ、皮膚が赤くなっていく | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ～ ヴィーガン ～
そして、最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。
閲覧注意ですが、肉を食べる人は、目を反らさず動画をご覧ください。
皿の上の肉は、これらのような苦しみを経た、感情があった動物達の死体の一部です。
日本人はすぐに感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、
もし、感謝します、いただきますと死んだ後に言ってくれれば
このような悲惨な一生を過ごしてもいいという変わった方がいらっしゃったら、ぜひご一報ください。
感謝、いただきますなど、誰でも言える中身のない言葉です。
豚に伝わることはありませんし、仮に伝わったところで、豚からすればあなたの感謝など何の役にも立ちません。
感謝しなくていいから殺さないで、と願っていることでしょう。
豚を見て笑う撮影者が、不謹慎で、非難したくなるのは分かりますが、
非難している人の中にも、豚肉を食べている人は数多くいるでしょう。
笑うか笑わないか、感謝するかしないかは
所詮、人間の間の心情の問題でしかなく、ただの自己満足であり、
豚からすればどちらも同じです。
以下は、仲間が目の前で殺されたのを見て、震える子豚です。
“Terrorizzati. Tremanti. Ascoltano impotenti le grida di chi è stato sgozzato prima di loro,in attesa del proprio turno. Ho paura di chi considera tutto questo normale.”
— Riccardo72 ⓥ 🐺 (@riky7372) November 8, 2019
@BarbaraMugnai #FaiLaConnessione #GoVegan #Vegan #AnimaliLiberi pic.twitter.com/kei4BRDhcL
人間に感謝されているから、死を受け入れているように見えますか？
豚も、感情があり、個性のある生き物です。
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肉からしか摂れない栄養はなく、タンパク質不足になるなど大嘘です。
・ 菜食の始め方
・ 人間の体と食べ物
美味しいという欲だけのために、豚を苦しめるのをやめましょう。
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１/12 レッドコーブデイ
残念ながら、イルカが追い込まれました。