以下の動画をご覧ください。
しばらく真っ黒ですが、そのうち映像がうつります。
豚たちが、トラックに積まれ、と殺場に輸送されています。
見ての通り、異常な過密さです。
ぎゅうぎゅう詰めで、豚によっては立つ場所すらなく、豚に乗っかる形になっています。
とある豚は少し動いただけで、2匹の豚に怒られ、その場にとどまるしかありませんでした。
このような最後の時すら、物のように詰め込まれ、何の配慮もなく運ばれています。
豚は、生後1週間からひどい虐待が行われます。
まずは、歯切り。
麻酔なしでニッパーで歯が切断されます。
言うまでもなく、激痛です。
皆さんが麻酔なしで歯を抜かれたことを想像してもらえばよいでしょう。
60%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
次に、尻尾の切断。
麻酔なしで尻尾が切られます。
言うまでもなく、激痛です。
自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで尻尾を切られた時を想像してみるとよいでしょう。
80%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
そして、オスの子ブタの去勢。
麻酔なしで、切り開いて睾丸を取り出す作業を行っているのです。
血がふきでて、言うまでもなく激痛であり、子ブタは鳴き叫びます。
あまりの痛みに、痛みが2~3日続くと考えられています。
自分の飼っている犬猫が、麻酔なしで去勢された時を想像してみるとよいでしょう。
90%以上の養豚場がこの虐待行為を行っています。
豚の生産では、たった生後1週間で、これだけのありえない虐待が行われているんですね。
そしてこれらの虐待行為は、母豚の前で行われることがあります。
母豚は一体どんな気持ちなのでしょうかね。
そして、繁殖用のメス つまり 母豚は、非常に残酷な環境で飼育されます。
それが妊娠ストールという、拘束檻です。
一生のほとんどを、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。
転回すらできない、身動きができない状況で、延々と、何もやることがない退屈な日々を過ごします。
糞尿だらけの不衛生な場所で、ただ立つか、座るか、寝るかの繰り返しです。
あなたなら耐えられますか?
精神を病んでも無理はないでしょう。
出産前になると、分娩ストールという檻にうつされます。
ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。
この檻も、妊娠ストールと同様、非常に狭い檻なので、母豚の苦しみは続きます。
母豚は身動きができないため、子供の具合が悪くても、助けることは不可能です。
繁殖用のメス豚はこのような苦しみを味わった後に、と殺場へ。
肉用の豚は、わずか生後6か月の子供のうちに、と殺場へ運ばれます。
冒頭の何の配慮もない、トラックに詰め込まれて。
そして 恐怖の中、電気ショックを与えられ、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。
これが豚に起きている現実のほんの一部です。
感謝とか、いただきますとか言ったところで、豚たちは金儲けの道具にされ、物のような扱いをされ、痛み、苦しみ、悲しみの毎日です。
何の意味もない、うわべだけの言葉です。
本当に感謝をするなら、食べない、です。
肉からしか摂れない栄養はなく、人間は肉を食べなくても生きていけます。
豚を助けてください。