動物搾取をやめた、あるいは、やめようと思っている人向けの投稿です
日本の動物愛護レベルについて、共有しておきたいと思います。
衆議院選挙は、動物愛護系の議員はほぼ全敗しました。
動物を専門にする国会議員も必要との思いで覚悟をもって戦ってきましたが皆さんの期待に応えられず申し訳ない思いです。声の出せない動物たちにも…
— 串田誠一(くしだ誠一) (@KushidaOf) October 31, 2021
すいませんでした。
そして、ペット業界と絡んでいる、この3人は全員当選しました。
山際大志郎と岸信夫は、岸田内閣の大臣です。
環境大臣ではないものの、今後、それなりの力を持つと考えてよいと思います。
この3人は、数値規制の際に圧力をかけていました。
それに屈せず戦った串田さんは負け、3人は通りました。
これにより、日本において、動物愛護は票にならないことが証明されたと思います。
数値規制の時も、たったあれだけの数値を通すことですら大変でしたが、
もう串田さんもいませんし、環境大臣も小泉さんではありませんので、次は相当厳しいことは覚悟しておいたほうがよさそうです。
しかし、それは仕方がありません。
日本人が望んだことです。
ブラジルのサンパウロ市は、世界で唯一、殺処分を廃止した地域だそうです。
なぜサンパウロ市では、殺処分廃止を実現できたのか?
それは、市民が、殺処分廃止を謳う議員に、票を投じたからです。
政治家は、倫理のために仕事をしているのではなく、票のために仕事をしています。
市民の大多数が殺処分廃止を願えば、そこに目をつけた議員が殺処分廃止を公約に掲げ、実行します。
すなわち、本当に有権者がそれを願っていれば動物を救えるってことで
逆に言えば、日本はそれを願っている人が少ないってことです。
動物愛護のみを訴えた串田さんの得票率は、13.5%でした。
LIAの代表ヤブキさんも、動物愛護に関心のある人は10%程度だとおっしゃられていたので、これがリアルな数字ですね。
ちなみに日本では、ドイツやオランダで殺処分がないという情報が出回っていますが、それはデマだそうです。
LIAは実際に現地で確認したそうで、向こうは、噛み犬や、病気の犬猫は、
眠らせるという建前の言葉を言いながら、バンバン殺しているそうですね。
日本は、「どんな命も殺さず目の前の命を救う」という考え方が根強いですが、
向こうは、「命を選択をし、扱いやすい命、健康な命を多く救う」という考え方が根強いようです。
今朝、衰弱して民家で横たわっていた熊が射殺された、というニュースがあったとのこと。
日本では、弱っている熊ですらすぐ殺します。
熊はどんどん狩猟によって殺されていますが、日本狼に続いて、熊も狩猟で絶滅させる気なのでしょうか?
8月には、道路の溝にはまっただけのイノシシが殺されましたね。
高速道路にイノシシ 排水溝に足挟まり… #日テレNEWS24 #日テレ #ntv https://t.co/iK9R9Zv9Np 猟友会駆除・猟友会駆除・猟友会駆除・猟友会駆除・・・殺す以外の選択肢がない日本
— 風とライオン (@kazetolaion) October 14, 2021
アメリカのコネティカット州では、クマの親子が道路を渡り切るまで20分も市民が待ち、見守りました。
警察も出動し、交通整備を行っていたそうです。
結局は、そこに住む人の意識の問題です。
本日、残念ながら、イルカが追い込まれてしまいました。
かなり大きな群れで、70頭はいるとのこと。
https://www.instagram.com/p/CVzBf1_pVhs/?utm_source=ig_web_copy_link
明日以降、選別作業が行われ、
選ばれたイルカは生体販売用に捕らえられ、選ばれなかったイルカは食肉用に殺されます。
太地町の追い込み猟は世界的に有名で、海外の活動家の方は日本大使館前でデモを行うこともあります。
日本人は、絶滅危惧種のクロマグロと、ニホンウナギを大量消費します。
ヤブキさんは、この先、人間の消費が原因で、動物達はどんどん絶滅していくと断言されています。
日本では、魚介類は生きたまま調理されることが多く見られますね。
ヤブキさんによると、日本が動物虐待大国であることを知らないのは、日本人だけだそうです。
10:03くらい。
世界的に、日本と中国は、動物虐待をする国で有名とのことです。
メディアに情報をコントロールされ、自国のことを何も知らない国民が多いんですね。
LIAは、犬猫に限らず、すべての動物のために365日休みなく活動していますが、支援者は少なく常に資金不足だそうです。
これが日本の現状です。
動物問題を知るごとに、あまりのひどさにげんなりしますが、
嘆いていても仕方がありませんので、とにかくコツコツ発信していくのみです。
発信やめようかな、と思う時もありますが、動物達のおかれた現状を目にすると、やはりこれではダメだと思いなおします。
私のブログでは、初めての人でも、記事で主題としている動物問題の大半が理解できるように書くことを心がけています。
例えば昨日の記事でいえば、豚を地面に叩きつける動画だけ紹介しても、調べない人は、「ひどい農家さんもいるのね。」で終わってしまう可能性があります。
この行為自体も問題ですが、そもそも畜産自体が問題だということにたどり着いてもらわなければなりません。
なので、日本の畜産がいかに虐待だらけなのかを、その後に端的に説明します。
2日前の記事でいえば、羊がぎゅうぎゅう詰めにされているシーンだけでは何も感じない人が大半でしょう。
しかし、ミュールジングや、品種改良の話をすれば、どれだけ狂った産業かが分かり、
それが分かれば、ぎゅうぎゅう詰めにされている状態も、見方が変わってくるはずです。
何も知らない人は、以下の画像を見ても、残酷さなんて理解できないし、
水族館側のイルカが笑っているという情報や、水族館は教育施設などといった情報を、うのみにします。
やっぱり水族館では何も学べないと言う見本。正しい情報は伝えずに人間に都合がいいように解釈させようとする。
— トロ (@toro6221) November 2, 2021
イルカは顔の筋肉が発達してなくて顎の骨が湾曲しているだけなので笑っているように“みえる”だけです。
追い込み猟で残酷に殺される瞬間でもこの表情のまま殺されてます。 https://t.co/3pyunN2q7t
しかし、追い込み猟の現実を知っている方は、このイルカが笑っているようには全く見えず、このようにビジネス利用され、監禁されていることに悲しみや憤りを感じるはずです。
たった1枚の画像ですら、知識があるかないかで、見え方や感じ方が変わります。
なので、毎回すべて説明を入れています。
もちろん、知っても言い訳をする人はいます。
しかし、言い訳するような人はどうでもよく、無視すればよいです。
自分さえよければいいという人は一定数いますし、欲に抗えない人も一定数います。
日本ハムの養豚場の虐待を見ても、感謝していただこうと思います、って言う人がいるわけですから。
相手をするだけ時間の無駄です。
少数派であろうと知って変わる人は必ずいますので、その人に向けて、とにかく日々知らせていくことですね。
そうした積み重ねで、何十年後か、何百年後かには、動物たちにも権利が得られる日がくることを願っています。
まぁそれまで地球がもつのかは分かりませんが・・・。