近代5種から馬術がなくなる可能性が出てきました。
***************一部引用***************
近代5種が、いま大きな転換点を迎えている。
フェンシング、水泳、馬術、射撃、ランニングの5種類のうち、
馬術を外す方向で 国際近代5種連合(UIPM)が調整を進めているという。
そのきっかけは、東京五輪で、選手が泣きながら馬をムチでたたいたり、コーチが競技前に馬を拳でたたいたりした行為が非難を受けたこととみられている。
近代5種は1912年のストックホルム大会から五輪で採用されてきた。
1人の選手が水泳、フェンシング、馬術にレーザーラン(射撃と800メートル走)の5競技を同じ日に行う。
参加者は各競技ごとに点数を獲得し、合計点で順位が決まる。
英ガーディアンなど複数の英メディアによると、UIPMは馬術の代わりに自転車を採用する案を検討しており、11月中に方向性を打ち出す見通しという。
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近代5種とは、1人で5種類の競技
水泳、フェンシング、馬術、レーザーラン(射撃+ランニング)
を行う、あまり馴染みのない競技です。
先日の東京オリンピックの近代5種の際に、ドイツの監督が馬を殴り、追放となりました。
これが問題のシーンになります。
there was no “appeared to” about it - she DID strike the horse, while telling the rider to hit it harder. disgusting behaviour and the rider should be sanctioned as well as the coach. #ModernPentathlon #Olympics https://t.co/9X69CLS7oN pic.twitter.com/LcgCfUJm80
— Chloë (@dekashoko) August 7, 2021
殴ったというよりは、小突いたという感じですが、
これが問題となり、このドイツの女性監督キム・レイズナーはオリンピック追放となりました。
近代五種の馬術の馬って、抽選で選ぶそうです。
ドイツは、馬術競技までは1位だったそうですが、
この馬術で選ばれた馬のセントボーイが言うことを聞かなくて、焦って選手が泣いていたようですね。
単純に馬術が下手だったのかもしれませんが。
この出来事をきっかけに、近代5種から、馬術が削除され、自転車に変わる可能性が出てきたようです。
近代5種の馬術がなくなる可能性があるだけで、
単独の馬術競技はなくなりませんので、根本的解決にはなっていませんが、多少でも馬の需要がなくなるのは悪いことではないと思います。
オリンピックの競技に出場させられる馬や、馬肉にされる馬たちは、海外から飛行機で輸送されます。
馬たちは、狭い場所で、同じ姿勢のまま、長時間耐え続けなければなりません。
言うまでもなく、そのストレスは相当なものです。
以下は、総合馬術の動画です。
馬たちは恐怖の中
障害物を飛ばされ
水の中を走らされます。
障害物を飛んだ直後や、高いところから飛んだ直後は、体重が足にのしかかり、かなりの負担でしょう。
馬自らリタイアしているところを見ても、かなりきついのでしょう。
この子は、失禁するほど限界まで走らされています。
今回のオリンピックで、Jet Setという馬が、靭帯を怪我し、救急で運ばれました。
その後、殺されました。
使い物にならなくなれば、殺す。
馬術も、競馬と同様、ただのビジネスです。
業界側の人間はテンポイントという馬の例をあげ、足を怪我したら殺してあげないと可哀相などといった話をしますが、
今は義足の技術発達していますので、そんな話は大嘘です。
https://www.instagram.com/bionicpets/
金にならないから殺しているだけですので、騙されないようにしましょう。
鼻血が出たまま、最後まで走らされた馬もいました。
馬術は紳士のスポーツと言われているそうですが、どこが紳士のスポーツなのでしょうかね。
馬は乗り物、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いですが、
馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません。
馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制します。
人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。
これは業界側も認めています。
馴致とは、英語では、ブレーキングといい、馬の心を壊すと述べる人もいます。
リンク先の元競馬関係者の方によると、人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくるそうです。
手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。
手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。
競馬のレース中やレース後に、馬が口から血を噴き出していることもあります。
口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。
下の馬は、ハミのせいで、2度と頭を上げることができなくなったそうです。
shiomi_andoさんのハイライト「馬の一生」
馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。
馬は皮が厚いからムチを打たれても平気、とかいう人がいますが、
先日の北海道でのばん馬大会の動画を見れば、そんなものは嘘っぱちであることがすぐに分かるでしょう。
10月10日、北斗市で開催されたばん馬大会。あまりにも酷すぎて腹が立った!馬の顔をロープで叩き続ける黒服の男。主催者にも観客にも、投稿されるぞ!もーやめろ!って言われる声を無視。観客の中には馬が生きているのか心配する人も多く居た。馬が倒れる前はもっと酷かった。動物虐待では? pic.twitter.com/0r3OYUck2k
— totoro (@totoro_totoron) October 10, 2021
倒れていた馬が、起き上がるほどの威力です。
ムチで叩くことで、腫れたり、血が出たりすることは、関係者も認めています。
乗馬にせよ、競馬にせよ、馬車馬にせよ、農耕馬にせよ、使い物にならなくなり用済みとなれば、殺します。
以下の動画は、馬の屠殺映像です。
競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像をご覧ください。
馬を殺処分から救うような素晴らしい人でさえ、中には、平然と馬に乗る人もいます。
競馬、馬車、乗馬など、馬を使った全ての娯楽を、利用しないでください。
馬肉を食べながら、馬の殺処分に反対というのは矛盾していますので、もちろん馬肉も食べないでください。