23日間イルカが見つからず、太地町では平和な日が続いていましたが、
残念ながら、昨日10/28にイルカが追い込まれてしまいました。
LIAのインスタグラムより。
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午前5時50分、11艘のバンガーボートが太地漁港を出港し、
午前8時40分、猟師達がイルカの群れを追い込んでいることを確認。
追い込まれたイルカは24頭のハナゴンドウの家族。
中には、若い固体も複数いました。
イルカ達が入り江に追い込まれると「太地町立くじらの博物館」からイルカトレーナー達が来て、
水族館用のイルカを選別しはじめ、24頭の家族の中から、1頭だけ水族館用に生け捕りにされました。
水族館用に向かないと判断された残りのイルカ23頭は、すべて殺されました。
イルカトレーナー達は全員、自分たちが選ばなかったイルカは、子どもを含めて全て、皆殺しにされることを知っています。
イルカが本当に好きならば、このような命の選別が出来る筈がありません。
食肉の為の猟は「突きん棒猟」といって、生体販売用の追い込み猟とは別の猟となっています。
しかも、この追い込み猟は、1969年に「太地町立くじらの博物館」が作られた時に始まったものであり、まだ52年しか経っておらず、伝統でも文化でもありません。
このような残酷な追い込み猟が行われる理由は
「水族館にチケットを買って入場し、イルカショーを見る人がいるから」です。
生体販売されるイルカは高額で取引されるため、イルカショーという需要がある限り行われ続けるのです。
すべてはお金儲けのための、生体販売ビジネスです。
この和歌山県太地町のイルカ追い込み猟の猟期は、
毎年9月1日から翌年2月末まで、悪天候などではない限り、毎日行われます。
※現在、太地町内の小さなイケスには、生体販売用に捕獲されたイルカが200頭以上閉じ込められています。
このまま野生のイルカを捕り続ければ、生態系が破壊され、最終的には私たち人間も生きられなくなります。
海洋生物がこの地球にとって、どれだけ重要か知ってください。
この現実を知った方は、どうか水族館やイルカショー、どうぶつ園に行かないという選択をしてください。
ひとりひとりの意識と行動が未来を変えて行きます。
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イルカは、和歌山県太地町の追い込み猟によって捕らえられます。
バンガーと呼ばれる、この鉄の棒を
カンカンと叩いて、イルカの不快な音を海に大音量で流します。
イルカはこの音から逃れようとします。
この性質を利用され、入り江まで追い込まれ、捕まってしまうのです。
イルカは群れで生活する生き物です。
赤ちゃんや、子供がいても、置いていったりはしません。
赤ちゃんや子供がいると、速度が落ち、捕まりやすくなります。
追い込まれたとき、パニックになり、岩に体をぶつけて出血するイルカや
ネットに引っかかるイルカもいます。
イルカは我々と同じ肺呼吸なので、ネットに引っかかって水面に上がれなくなると、やがて溺死します。
捕まったイルカのうち、水族館に不向きのイルカ達はその場で殺されます。
殺すときは、イルカのせきずいを尖った棒で刺し、ねじり込みます。
そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。
水族館に不向きのイルカはこうして殺され
水族館向きのイルカは、生体販売用として捕らえられます。
そして、まずは太地の生け簀で、餌でコントロールされながら、頭や体を踏まれたりしながら調教されます。
そして、水族館に売り飛ばされ、永遠にせまいプールに閉じ込められ、芸をさせられます。
そして、この水族館向きか、そうでないかの選別作業を行うのは、イルカのトレーナーです。
もちろんトレーナーたちは、選ばなかったイルカが殺されることは知っています。
すなわち、トレーナーはイルカ好きでも何でもありません。
彼らが、イルカ達に対してどのような扱いをしているかは、こちらの記事をご覧ください。
イルカが本当に好きであれば、このおかしな実態に気づいた時点で辞めていきます。
辞められない人たちは、イルカと触れ合う自分が好きなだけの人、
イルカショーをすることで自身が賞賛されたいだけの人、
イルカを利用してお金稼ぎをしたい人、
罪悪感を感じつつも行動力がない人たちです。
そういう人たちが割り切ったり、都合の悪い部分から目を反らしたり、言い訳したりして、続けていきます。
だから、イルカが追い込み猟で、選別されて、殺されるのを知っても、辞めることもなければ、ましてや反対の声をあげることもありません。
しかし、彼らを責めても特に意味はありません。
結局は、消費者が水族館に行き、イルカショーのチケットを買うから彼らが存在しているにすぎません。
彼らを責めて、誰かが辞めたとしても、儲かる以上は代わりの誰かがイルカトレーナーになります。
すなわち、根本的には、イルカの虐待、虐殺を支援しているのは、水族館に行き、イルカショーのチケットを買う人たちです。
水族館が儲からなくなれば、追い込み猟がなくなり、トレーナーもいなくなります。
逆に言えば、水族館がある限り、イルカ達の地獄は永遠に終わりません。
9月1日からおよそ2か月。
追い込まれたイルカ 117頭。
・・・生体販売用のイルカ 10頭。
・・・食肉用に殺されたイルカ 73頭。
・・・リリースされたイルカ 34頭。
追い込み猟は、まだ4か月続きます。
すべての動物問題は、消費をなくす以外に解決はありません。
イルカショーのチケットを買わないでください。
水族館に行かないでください。
動物愛護を推進したい方は、こちらの2人に投票をお願いします。
10/28 ブルーコーブデイ