こんばんは、深山美希子です。
先日の誕生日を機に、この１年を振り返ってみたところ、HSPとの出会いによって、世界が大きく変わった１年だったなと改めて実感しました。
１年前には、思いもしなかった世界が、今、私の目の前に広がっています。
そんな中で、私の周りには、
「HSPという才能をいかし、自分らしく社会で役割を果たしたい！」
と考える人も多くて、
「自分の世界をどうやって打ちだそう？」
ということをご相談いただくことも多いです。
私自身も、起業してから、
そう思って、認知を高めることに思考錯誤してきました。
まだまだ手探りも多いですが、この１年で大きく変わったことのひとつが、「発信へのスタンス」です。
先日、メルマガでこのことについて書いたのですが、沢山の共感コメントをいただきまして。
ということで、今回ブログでもこれをシェアしてみようと思います。
＜ターゲットが決められないという悩みに終止符！HSPの私の「発信の変化」体験談＞
▼HSPを知るきっかけは、「発信の悩み」からだった
私がHSPを知ったきっかけ。
それは後にHSPについて学ばせていただくことになる、HSP/HSC プロデューサー・国家資格キャリアコンサルタントの皆川公美子さんの、とある投稿でした。
元々、公美子さんとはFacebookで繋がっていたので、流れてくる投稿をちょこちょこ拝見していたのですが、ある日、こんな記事のリンクが流れてきました。
「HSPさんの仕事術あるある：ターゲットが決められない」
このワードが目に飛び込んできた私は、すぐに記事を拝見しました。そして、それまで抱えていた悩みの理由がわかったのです。
それはもう、衝撃的な出会いでありました。
▼HSP特有の「ターゲットが決められない」問題
元々私は、心療内科で生まれた化粧療法を伝えるメイクセラピストとして起業しました。
そして、集客の方法としてブログを開設し、SNSも使って、自分の活動を伝え始めたのですが、すぐに認知が広がるわけもなく、何かいい方法を知りたいと、ブログの書き方セミナーや、様々なビジネス系セミナーに参加しました。
そこで必ず言われるのが、
「ターゲットを決めよう」
という話。
市場や競合を調べて、自分の強み／弱みを明確にして！（いわゆる３C分析をして！）
ひとりの人をイメージできるくらい細かく設定を決めて！（ペルソナ決めて！）
もう耳にタコなくらい（笑）何度も聞きました。
もちろん、これはビジネスセオリーとして当然のこと。それもわかってるの！！！
でも、ターゲットが決められない・・・・。
当時の私は、「婚活女性の気持ちもわかるし、綺麗になりたいママの気持ちもわかる。どれかに絞るって難しいよ。」という思いばかり湧き出てきて、一向にターゲットが決まらない。
起業してからずーーーーっとモヤモヤしていました。
そして、ターゲットを決めきれない自分をポンコツな人間だと思っていました。
そんな中で見たのが、公美子さんの記事。もう目から鱗でした。
▼ターゲットが決められない理由
HSPは、共感性の高さから、誰にでも合わせて仕事ができることが多いはず。
私もメイクセラピーにおいて、
「子育てに忙しいママさんだからこんな工夫をしよう！」
「婚活中のあなたはこうしてみよう！」
「起業女性の間で存在感を増していくにはこれが大事！」
みたいなかんじで、どのお悩みにも答えることができました。
HSPさんは、その強みを活かして、目の前にいる人の、今、最も解決したい悩みがわかる。そして、解決できる。
どんな人にも、合わせようと思えば合わせられる。
だから、こういう人以外は応えられません！ということがないんですよね。
そんな風に、誰にも寄り添えるのに、このターゲットだけ！と絞ることが、どうしても違和感がある。ビジネスだからと言って割り切れない。
そんなモヤモヤを抱えたんじゃ、ターゲットを決めることができないのは、当然と言えば当然のことですね。
「私はポンコツじゃなかった！」
これが、公美子さんの記事を読んだ最初の感想です（笑）
▼８割のやり方をやめることにした
上記のような過程を経て、HSPならではの特性を知った私は、これまで多数のセミナーで教わったやり方をやめました。
世の中のセミナーのほとんどは、非HSP、つまり８割の人に向けた方法。それを否定するつもりはないけど、自分に合わないと分かった以上、心を無視して採用することは、もうできなかったのです。
そうして１年ほど前から、発信を変えました。私が決めたことを、大きく３つご紹介しますね。
＊あくまでも個人起業レベル、私の経験として受け取ってくださいね。
①役に立つか？にこだわらない。
例えばブログだったら、セミナーに行くと必ず言われるのが、
「お役立ち記事になるよう書いてください」
ということ。これも耳にタコ（笑）
ずっと違和感がありました。なんでもかんでもお役立ち記事？と疑問でした。
世の中にはもう、お役立ち記事は溢れてる。
役立つかの判断軸だけで見てる人と真の深い交流はできないのではないか？
そんな疑問がずっとあったので、その土俵で勝負することをやめました。
代わりに大事にすることにしたのは「世界観」
私は、こういうことを考えている。
私は、こういうものに惹かれる。
私は、こういうことを大事にする。
それを伝えることにしました。
それらをシェアすることによって、「結果、役に立った」ということになれば、もちろんうれしい。
でも、あくまでもやりたいことは、私の世界観に、共感してくれる人と出会うこと。
私の場合であれば、「本当の自分らしさをいかすために、人生と真剣に向き合おうと模索している人」と、繋がるために発信すると心に決めました。
お陰様で今、私のところに来てくださるお客様はそうした方ばかりだし、心の交流ができることが多くて、幸せに思います。
②繋がりたくない人を理解していく
ターゲットが決められないというHSPならではの悩み。そこには、「誰の気持ちにも寄り添える」という前提があります。
でも、寄り添いたいか、寄り添いたくないか？はありますよね（笑）
「ターゲットをピンポイントで決めるよりも、一緒にいたくない人を少しずつ減らしていく方法がHSPには向いている」と言われているのですが、これが私はとてもしっくりきています。
気持ちはわかるけど、今の私は、この人と向き合う時ではない。そう思う方と、距離を取っていくことにしました。
そして、この過程を経たことで、逆に繋がりたい人のイメージがだんだん湧いてきました。
違うと思うことを排除していていくことで、自分の世界が明確になるのを実感しています。
③共感してくれる人とだけ繋がる
数秘のセッションを始めた頃、過去に同行ショッピングを依頼されたお客様に、こんな新しいサービスも始めましたとお知らせしたことがありました。
するとその方から、こう言われました。
「美希子さんには、そういうのを求めてないので」
スパッと切られましたね（笑）
もらったコメントに、悲しくなかったわけではありませんが、いい意味で吹っ切れました。
そうか、私のステージが変われば、離れていく人もいるよね、と。
これはHSPを公言した時も同じで、私がHSPであることを書いたことで、離れていく人もいました。
だけど、その代わりに、新しいご縁もいただきました。
私は、今の私が繋がりたい人と、繋がることができています。
共感してもらえない人は必ずいるし、自分の変化とともに、それは変わっていくもの。
だから、今の私に共感し、繋がりたいと思ってくれる人を大事にしよう。
そう割り切れたことで、逆に共感してくださる人がいかにありがたい存在かも感じます。だって、こんなに沢山の人がいる中で、私と繋がってくださったわけですからね。
私はこれからも、共感してくださる方を向いて、その繋がりを大事にしていきたいと思います。
最後に、HSPらしさを活かした発信を教えてくださった公美子さんへ心から感謝しています。
繊細さん、敏感な人とされるHSP（Highly Sensitive Person）は、
その「感受性の強さ」こそが強み！
HSPを生きづらさではなくて、自分の強みとして活かし、
本当の自分らしく輝いていけるように、
数秘というツールを取り入れてみませんか？
▽私らしさを活かすにはどう進んでいったらいい？
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