こんばんは!学習塾チェックマンです。
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残る北辰テストも次でラスト。
まだまだ偏差値は伸びます。
ただし、あなたが諦めなければ。
ではでは!
第6回北辰テスト(数学)の解説です。いつものようにお手元に問題用紙を準備!
それでは解説スタート!
大問1 小問集合(46点)
何度も何度も伝えます。
1ページ目は完答しましょう!28点!
ただし、(7)が少し難しかったかな?
y=ax+bにx=1を代入しましょう。
すると、y=a+bになります。
これが、x軸より下にあるから、yは負ですね。
また、この1次関数はaがマイナス、bがプラスです。
よって、a-bも勿論マイナスになりますね。
きっちり取れていますか?
ここで計算ミスをしてしまう場合、毎日北辰の大問1(1ページ目のみ)を解くべきです。
計算の方法が分かっていないのですから。
計算には、ルールがありますよ。
ルール(計算方法)を、しっかり守ろう。
(8)素因数分解。
素数で割りましょう。
(9)角度。
平行線を引き、錯角を使って解いていきましょう。
簡単な方法としては
尖っている部分に上から
〇
×
〇
×
とチェックを入れていき
〇の和=×の和
とすれば解けます。
図形の問題は、簡単に解けるパターンが存在します。
(10)体積。
底面積をS、高さをhとすると
SH=150
になりますね。
今求めたいのは、四角すいの体積。
この体積は
底面積(四角形)×高さ(h)×1/3(すい、だから)
ここで、底面積を見てみましょう。
四角形の中点を結んでいます。なので、この四角形の対角線(QS、RT)を引いてみましょう。
すると、2等分されている長方形(正方形にも見えますね)が4個出てきます。
つまり、内側の四角形は底面積Sの半分ですね。
そして、四角すいは【すい】なので3分の1倍します。
と、いうことは、全体の大きな直方体を6分の1倍すれば、四角すいが出るわけです。
よって、答えは
150÷6=25㎤
※底面積25㎠、高さ6㎝と考えることでも解けなくはないですが、お勧めしません。
底面積を正方形として考えているからです。どこにも底面は正方形である、とは言っていません。
(11)方程式の利用。
一番気付くべき点は
表に載っている材料は4人分である
ということです。
大問2(26点)
(1)作図
少し難しかったかもしれません。
が、第5回の作図と似ていましたよ。
※作図のポイント!
聞かれている条件を見極める!
点と線→垂線
点と点→垂直二等分線
線と線→角の二等分線
60°→正三角形
①∠BAP=∠CAP
点Pは作図したい点なので、いったんこれをスルーすると
BAとCAが出てきます。
これは、線と線です。なので、角の二等分線を作図します。
②∠PBC=∠PCB
点Pは作図したい点なので、いったんこれをスルーすると
BCとCBが出てきます。
これは・・・線のみですね。
でも、これを点と点であると考えれば?
垂直二等分線が引けますね。
(2)確率
表で解きましょう。
(3)中央値、平均値
中央値=平均値
の式を作りましょう。
中央値は、真ん中2つを足して2で割る。
平均値は、全部足して4で割ります。
(4)平面図形。
難しいですね。
気付きたいのは
折り返した図形⇒線対称
ということです。
模範解答の図を見てみましょう。
ACが対称の軸になります。
OからACに垂線を引いていき、半円との交点がO´になります。
あとは、解説通りに進めていくと△OO´Cが正三角形になり
面積を上手に移動してあげる(OCを含む弓のような図形=O´Cを含む弓のような図形)と、
円を6等分した図形になります。
(5)規則性
①数えましょう。
②表を作ります。
|
1列目 |
2列目 |
3列目 |
4列目 |
5列目 |
6列目 |
7列目 |
・・・ |
n列目 |
1行目 |
1 |
4 |
9 |
16 |
25 |
36 |
49 |
|
|
2行目 |
2 |
3 |
8 |
15 |
24 |
35 |
48 |
|
|
3行目 |
5 |
6 |
7 |
14 |
23 |
34 |
47 |
|
|
4行目 |
10 |
11 |
12 |
13 |
22 |
33 |
46 |
|
|
5行目 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
32 |
45 |
|
|
6行目 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
44 |
|
|
7行目 |
37 |
38 |
39 |
40 |
41 |
42 |
43 |
|
|
・・・ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
n行目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(ⅰ)n行目5列目
いくつか実験してみます。
①6行目5列目の関係を調べます(赤色)。
1行目5列目に5を足したら30になりますね
②7行目5列目の関係を調べます(黄色)。
1行目6列目に5を足したら41になります。
と、いうことは?
n行目5列目は【1行目(n-1)列目】に5を足せばいいのでは?
よって、(n-1)²+5
これを計算すると出ます。
|
1列目 |
2列目 |
3列目 |
4列目 |
5列目 |
6列目 |
7列目 |
・・・ |
n列目 |
1行目 |
1 |
4 |
9 |
16 |
25 |
36 |
49 |
|
|
2行目 |
2 |
3 |
8 |
15 |
24 |
35 |
48 |
|
|
3行目 |
5 |
6 |
7 |
14 |
23 |
34 |
47 |
|
|
4行目 |
10 |
11 |
12 |
13 |
22 |
33 |
46 |
|
|
5行目 |
17 |
18 |
19 |
20 |
21 |
32 |
45 |
|
|
6行目 |
26 |
27 |
28 |
29 |
30 |
31 |
44 |
|
|
7行目 |
37 |
38 |
39 |
40 |
41 |
42 |
43 |
|
|
・・・ |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
n行目 |
|
|
|
|
|
|
|
|
|
(ⅱ)5行目n列目
これも、実験しましょう。
①5行目6列目の関係を調べます(緑色)。
1行目6列目から4を引いたら32になります。
②5行目7列目の関係を調べます(青色)。
1行目7列目から4を引いたら45になります。
こっちの方が簡単でしたね。
これは【1行目n列目】から4を引けばよいのです。
よって、n²-4
これですね。
規則性は、まずは実験してみましょう。
実験とは、nに数字を入れて規則性を探すことです。
これをやらずして得点は取れません。
大問3(10点)
2次関数でした。中3範囲です。確実に変域は取りたいですね。
(1)変域。
x |
-3 |
0 |
8 |
y |
|
0 |
16 |
表をささっと書きます。
xの変域に0が入るのであれば、真ん中に0を書き込み、代入します。
あとは、小≦y≦大です。
苦手でも、2分で(1)だけ解きましょう。5点を確実に取れればOKです。
(2)面積。
座標平面が出てきた時の考え方。
①座標
②線分
ヨコの線分=右-左(x座標)
タテの線分=上-下(y座標)
この2つです。
△PQRの面積 が △PQSの面積より10大きい
と言っているので
△PQR = △PQS + 10
の式が出ます。
あとは、△PQR、△PQSを求めます。
ここで使うのが、線分の求め方。
関数の上に点があれば、その関数に代入可能です。
今回は、Pのx座標を とおくとPの座標は(a , a²/4)となり
Qの座標はPのx座標より4大きいのだからQ(a+4 , (a+4)²/4 )
となりますね。
あとは、線分の公式を用いて三角形の底辺と高さを求め、最初の式
△PQR = △PQS + 10
に代入していきます。
やっていること自体は難しくありません。
ただ、手順が多いのです。
階段のように、1つ1つきちんとのぼっていきましょう。
大問4(18点)
(1)(2)①模範解答参照。
(2)②いつも通り難しいですね。今回は特に補助線は引いていきませんが、頑張って解いていきましょう。
①△ABE≡△BCGは(1)で証明済みです。
ここで、△BEFが共通しているので、その部分を引くと
△ABF=四角形AECG
となります。
② △ABG=△ABE +△AFG
四角形AECG=四角形FECG+△AFG
よって△ABG=四角形AECG
です。
③四角形AECGを考えます。
右下の緑の斜線の△は問題文より、面積は3です。
緑の△も問題文に載っていますね。オレンジ+1です。
④つぎに、△ABGに戻ります。
この三角形は、正方形の半分になりますね。
よって、△ABG=△ADG+△BCG
ここで、③より
四角形AECG=△ABG+4
さらに②より△ABG=四角形AECGであるから
△ABG=△ADG+△BCG
四角形AECG=△ABG+4
よって、△BCG=4であることが分かります。
⑤△BCG=4、△GCE=3であるため
同じ頂点を共有する三角形の面積の比は底辺の比と等しくなるから
△BCG:△GCE=BE:BC=4:3
よって BE:EC=1:3
ここで
△ABE≡△BCGよりBE=CG
CGの辺の比も1であるからGDの辺の比は3(正方形だから)
つまり、△ADGは△BCGの3倍の12
⑥すべての面積の和は32
<別解> 北辰解説と別解法でやってみるとこんなのもアリ。
解説は以上になります。
総評としては、大問2の(4)、(5)②が難しかったですね。
大問3の(2)は座標⇒線分の流れが分かれば取れる問題。
大問4は例年通り。最後の問題は偏差値70クラスは解き直しですね。
北辰は次回で最後。
何度も繰り返しますが、
まずは大問1です。特に、左側は全部解けるようにしないといけませんよ。
取れるところをきちんと得点していきましょうね。
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