こんにちは!学習塾チェックマンです。
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ここ埼玉では予想されていたほどの冷え込みはなく、晴天晴天
明日の夕方、雪がちらつく予報ですが積もるまではいかなそうですね。
さて、先日1/14(土)、15(日)は大学入学共通テストが実施されました。
英語リーディングではクマムシに関する長文が話題になっていましたが、
第4問では「効果的な学習方法」に関しての長文が出題されました。
文脈学習 contextual learnig
分散学習 spaced learning
文脈学習という日本語から、この言葉の意味の共通理解を得るのは難しいです。
体験学習のほうがよほどしっくりくるのではないでしょうか。
実体験を学習に活かす、といった意味です。
共通テストの長文では
「黒曜石は火成岩で黒っぽくてガラス質」とテキストの文を繰り返し読むよりも
教室に実際に黒曜石を持ってきて、実際に手に取って観察してみる、という具体例が挙げられています。
長文内に指摘があるように、このような時間や機会がいつでもあるとは限らない、というのが難点です。
実際、2020年の年初から始まったコロナ禍では行動制限があり
多くの学生が文脈学習の機会を失いました。
実体験と学習を紐づけようにも、その経験値があまりにも少ない状況です。
(この冬のスキー教室等でもいろいろなものを見て・触れて経験してきてね)
もう一つ紹介されていたのが分散学習
だいぶ昔から認識されていましたが、学習時にどれほど実践されているかは疑問です。
なぜなら
分散学習が効果的だ、という結論は出ていますが
共通テスト第4問の最後に出題されていたように
「分散学習において、もっとも効果的な間隔」
という問いに対する研究結果は出ていないからだと思います。
今のところ、「人それぞれ」ということです。
学習方法の紹介として共通テストを前フリにしたつもりだったのですが
だいぶ長くなってしまいましたね…。
高校入試、大学入試も近づいてきていますし、
中1・中2生にとっては「学年末テスト」が超重要
少しでも助けになればと思って効果的とされている学習方法についてご紹介。
もちろん教室ではこの考えを基に指導しています。
6つの学習方法です。
①分散学習
②検索学習
③二重符号化
④具体化
⑤精緻化
⑥交互配置
今日はそのうち①「分散学習」について
端的に言えば、テスト勉強に30時間が必要ならば
同じ学習時間30時間でも
10時間×3日間ではなく、3時間×10日間や2時間×15日間の方が効果的ですよ、ということです。
そのための手段として大切なのは
「計画を立てる」こと。
ワークを2回、3回繰り返し分散学習をするには事前の計画が大切です。
なので、「テスト範囲を終わらせる」という計画立ては
計画の立て方として間違っている、ということに気づきましょう。
繰り返しまでを計画に組み込むことができればこのステップはクリアです。
ただし、1度学習した内容をまったく思い出せないくらい間隔を空けてしまうと効果薄。
慣れないうちは翌日に前日の復習から入ることを計画に組み込みましょう。
授業の最初におこなう確認テストも分散学習に最適
あえて前回授業内容ではないものをやってもらうことがあるのも、このためです。
さぁ、入試に、学年末テストに、
1年で最も緊張感のある時期ですが
今日も1日元気よくがんばりましょう
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