起立性調節障害の子は
怠けている
わけではない。
なぜなら学校に
行けないのは
自律神経の
不調の病気だから。
起立性調節障害って
若者の10人に1人が
かかる病気なんですよ。
実は不登校の約４割が
起立性調節障害だと
言われているんです。
小学生の５％
中学生の１０％
重症者は１％。
男女比は
男１に対して
女1.5～2なんです。
でもまだまだ知られて
いない病気ですよ。
成長期に発症
しやすい。
起きたくても
起きられない。
頭痛、立ちくらみ
めまい、腹痛
動悸、吐き気。
様々な症状が
現れます。
体の急な発育に
自律神経の成長が
追いつかないこと
とも言われています。
うちの娘は小６で
発症しました。
その時すごく一気に
身長が伸びたんですよ。
それも関係あるのかな。
それから性格。
関係あるのかな？
と思いますよね。
性格の傾向として。
一見まじめな子。
周囲に合わせてしまい
自分の主張が
少ない子。
期待に応えるために
頑張ってしまう子。
というのもありますよ。
うちの娘。
自分の主張
少ないかも。
そして小学３年生の頃
かかりつけの小児科の
先生に
「寝る前に明日の
着替えとかきちんと
準備して寝るでしょ。」
と言われました。
娘はその頃
次の日の着替えを
きちんと枕元に
準備して寝ていたのです。
それで
「はい。」
と言うと
「こういう子って
起立性調節障害の子に
多いんだよね。」
って言われたのですよ。
その頃は
そんな病気あるんだって
思っていました。
ただ娘は
なんかいけないのかな
と思ったみたいで。
その日から
枕元に明日の
着替えの準備を
するのをやめました。
先生の一言って
子どもには
すごく大きいですね。
今でも親子で
言われた時の
光景を覚えています。
症状が和らぐ時期の
目安は
体の成長が落ち着く頃
なんです。
うちの娘は
高校１年生で
ようやく落ち着きました。
症状の程度にも
よりますね。
うちの子は
他の病気も
隠されていたので。
少し時間が
かかったかも
しれません。
ということで
起立性調節障害の子は
怠けているわけではない。
なぜなら学校に
行けないのは
自律神経の
不調の病気だからです。