欠席の連絡より
出席のメール。
なぜなら
毎朝の学校への連絡は
思った以上にきつかったから。
起立性調節障害重症の娘は
朝から学校に行ける日が
数えるくらいしか
ありませんでした。
そうすると毎朝学校に
連絡することに
なります。
娘は吹奏楽部でしたので
朝練に行けないことを
まずお友だちに
連絡します。
そして学校に行けるかは、何度か
娘を起こして
「行けそう?」
「休む?」
「遅刻する?」
と聞いてからの連絡です。
これが思った以上に大変でした。
夜元気そうな娘を見て
「もしかして明日は行けるかも?」
なんて期待をしてしまいます。
でも朝になると
やっぱり無理みたい。
毎朝電話に出るのは
教頭先生でした。
たまーにほかの先生が出ると
ほっとしたものです。
これから何回教頭先生に
このセリフを
言うんだろう。
中三まで続くのかな。
「今日も体調が悪いようなので
お休みします。」
って。
中一の間は
それが続きました。
きつかったー。
そして中二の時の
担任の先生が
「これからは
来れる時に私に
メールをくだされば
いいので。」
と言ってくださいました。
嬉しかったー。
私の気持ちを分かってくださり
感謝でした。
先生自身が起立性調節障害を
中学生の時に経験していて
本当にいろいろ
分かってくださいました。
中一の担任の先生は
とても戸惑っていました。
それはそうですよね。
親だって分からないこと
だらけでしたから。
この来れる時メール
というのは
朝一番ではつらそうでも
何回か起こしているうちに
「2時間目くらいから
行ってみる?」
「ママ仕事休みだから
門のところまでつきあうよ。」
なんて時にも
その時点で
メールをすればいいので本当に
ありがたかったのです。
ただ娘は
授業の途中から行くと
ガラッとドアを開けた瞬間に
みんなが見るからいやだ。
と言っていました。
なので、なるべく業間休みに
登校するようにしていました。
ということで
欠席の連絡より、出席のメール。
なぜなら、毎朝の学校への連絡は
思った以上にきつかったからです。