心の安全設計室代表 心の安全コンサルタント
メンタルコーチ・産業カウンセラー
安田伸也です。

講演や研修で人前に立っていると、「何を話すのか」「どうすれば相手に伝わるのか」を考える機会がたくさんあります。
今回は、東京・銀座で開催された大谷ゆりこ(大谷由里子)さんのワークショップに参加し、5分間の講演ネタ作りに取り組んできました。
そこで学んだのは、講演ネタを作る方法だけではありません。
さまざまな人生を歩んできた人たちの話を聴く中で、改めて気づいたことがありました。
この記事の目次
5分間の講演ネタを、その場でつくって発表
今回のワークショップに集まったのは、わたしを含めて8名。
講演や研修講師として活動されている方々と一緒に、朝9時半から昼食をはさんで夕方17時半頃まで、みっちりと「講演のネタ作り」に取り組みました。
毎回のことですが、約10分で「5分間の講演ネタ」をつくり、それをみんなの前で発表します。
そして、またネタをつくって発表。
その繰り返しです。
短い時間の中で「何を伝えるのか」「どうすれば相手に伝わるのか」を考えるので、とても良いトレーニングになります。
「話すネタがない」と思ったら人生を棚卸ししてみる
ワークショップ中にネタを作っていて「もう話すネタがないな〜」って思ったんです。
しかし、自分の過去をリスト化したものをみていたら、「あ!あれがあった」て気がつきました。
また、考える時間は、短いので起承転結の形でキッチリ収まらない場合もあります。
でも、最初から完璧にする必要もなく、完成度が50%程度だと感じても、とりあえず話してみると何とか形にはなります。
そこで、大谷さんからのフィードバックをいただいて、完成に近づける。
昔のわたしなら、完成度が50%だと怖くてチャレンジできなかったと思います。
少しは、成長したのかな?と思えました。
こんな話のネタを作るときのコツは、先ほどもチラッと書いたように自分の話せるエピソードを書き出すこと。
人生の棚卸しですね。
まず、それをやっておくといいですよ。
大谷さんは、そんなネタが100個以上あって、年齢や職業など話す相手によって使い分けているそうです。
講演ネタを作るときに今回学んだことは、次の2つでした。
- 自分の人生のエピソードを書き出しておく
- 50%の完成度でも、まず人前で話してみる
違う分野の人の話を聴くからこそ、学びがある
参加者のバックグラウンドもさまざまでした。
数秘術の専門家、写真館を経営されている方、お金について講演されている方、メンタルの専門家など。
普段、自分があまり触れることのない分野の話を聴くことができ、とても勉強になりました。
中でも印象的だったのが、大谷さんの古くからのご友人のお話です。
30年前にアメリカへ渡り、現在は英語が話せない人を対象とした英語スクールをされている方で、偶然日本へ戻ってきているということで、ゲストとして登壇されました。
その方がお話しされていたのが、アメリカにおける日本の食文化の変化です。
30年前には考えられなかったほど、日本の食文化がアメリカ本土で受け入れられるようになったそうです。
30年という時間の中で、文化や価値観がこれほど変わっていく。
とても興味深いお話でした。
「人の話を聴くこと」が好きなんだと気づいた
今回のワークショップを通して、もうひとつ改めて気づいたことがあります。
もちろん、自分自身の経験や学んできたことを講演で伝えていくことも、わたしにとって大切な使命だと思っています。
でも、それ以上に、
「わたしは、人の話を聴くことが大好きなんだな」
と改めて感じました。
自分とは違う人生を歩んできた人の話には、自分一人では決して得られない気づきがあります。
だからこそ、人の話を聴くことは面白いのかもしれません。
ワークショップ終了後の懇親会も、とても楽しい時間になりました。
美味しい料理をいただきながら、たくさん話して、たくさん笑って。
自宅へ帰ったのは深夜になりましたが、大満足の2日間でした。
今回学んだことも、これから少しずつ自分の講演や発信の中で披露できるよう、頑張っていきたいと思います。^^
まとめ
今回のワークショップでは、講演ネタを作るために、自分の人生のエピソードを書き出しておくこと、そして50%の完成度でも、まず人前で話してみることの大切さを学びました。
そして、さまざまな分野で活動する人たちの話を聴きながら、改めて感じたのが「人の話を聴くこと」の面白さです。
自分とは違う経験や価値観に触れることは、自分自身の視野を広げ、新しい気づきを得るきっかけにもなるのだと思います。
大谷由里子さんと。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
この記事が、人の話を聴くことや、自分自身の経験を誰かに伝えることの面白さを改めて考えるきっかけになれば嬉しく思います。
筆者プロフィール|安田伸也
元海上保安官・潜水士。海上保安庁に約35年間勤務し、潜水士、巡視船航海士、巡視艇船長などを経験。海難救助、転覆船や沈没船の捜索、領海警備、密漁船や密輸船への対応など、3,000件以上の事件・事故に関わる。一方、在職中には職場の人間関係やコミュニケーションに悩み、約20年間、メンタル不調を繰り返す。退職後に心理学やコーチングを学び、現在は心の安全コンサルタントとして、事故防止、心理的安全性、職場のコミュニケーション、メンタルヘルス、傾聴などをテーマに企業の安全大会や研修で講演。「自死ゼロ・事故ゼロの世界を創り、笑顔で働く人を増やす」ことを使命に活動しています。

