【NHK東洋医学ホントのチカラ】③頭痛特集:What's it like?あなたの痛みはどんな感じ?
東洋医学ではどのような痛みで悩んでいるのかを知ることが大切です。
どのような頭痛なのか?というのは痛みの性質のことです。
その原因や症状によって異なるタイプに分類されます。
そのタイプは4つに分けられます。
主に外因性頭痛、内因性頭痛、瘀血頭痛、痰濁頭痛です。
頭痛の性質について詳しく説明していきますね。
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1.外感頭痛
外感頭痛は、ウイルス感染などがきっかけで起こります。
東洋医学ではウイルス感染などを外邪といって風・寒・湿・燥・暑・熱などの邪気が身体に侵入して、経絡や血脈に影響を与えることをさします。
痛みの性質:急激に痛みが起こってきて、痛みが強く、跳ねるような痛み、灼熱感、膨張感、重痛、痛みが止まらないなどといって性質の痛みです。
2.内傷頭痛
内傷頭痛は、ストレス、体力の低下や老化による心身のバランスが崩れることによって起こります。
痛みの性質:徐々に痛みが引き起こされます。隠痛、空痛、昏痛。疲労により悪化し、痛みが収まったり、再発を繰り返します。
3.瘀血頭痛
瘀血頭痛は、頭のケガや長期間の病気から引き起こされます。
瘀血とは血の滞りや循環が悪くなる状態です。
痛みの性質:刺すような痛み、鈍い痛み、痛みの場所が動かない。
4.痰濁頭痛
痰濁頭痛は、体内の水が溜まりすぎて、湿痰という状態になり、経絡や血脈に影響を与える状態です。
痛みの性質:痛みとともに気持ち悪さや嘔吐といった症状が出てきます。
5.まとめ
外感頭痛、内傷頭痛、瘀血頭痛、痰濁頭痛は、それぞれ痛みの性質が異なります。
痛みは自覚症状なので、痛みの性質をしっかりと聞き取り理解することが必要となります。
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【NHK東洋医学ホントのチカラ】頭痛特集
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