《中編》 より

 

 

【天皇陛下が日本におられるということ】
赤塚  天皇陛下が日本におられるということが、日本の存在する意味ですね。原発であろうが、原爆であろうが、津波であろうが、地震であろうが日本はどんなことがあっても復興しますよ。でも、天皇がなくなったら日本は終わります。国がなくなったら民族がどうなるかということを、ユダヤから学ばなきゃいけない。(p.125)
 イエスなきユダヤは、亡国の民となった。キリスト意識を体現している天皇陛下の存在を自覚しない日本人ばかりであるなら、日本もユダヤと同じような過程を辿ることになってしまう、と言っている。
 日本国の安泰は天皇・皇后の祈りの中にあります。(p.128)
 上記は、プレアデス・メシアメジャーのメッセージ。
 下記は、赤塚さんの語り。
 天皇は、祈りの人です。
 天照大神から脈々とつながる天孫の大君の祈りが、今も我が国を護り導いています。

 宮中での一番最初の祈りが「四方拝」です。
 大晦日に身を清めた天皇が、特別な衣装を身にまとい元日のまだ夜も明けぬころからたった一人、皇居の宮中三殿の神嘉殿の南庭の御座で、伊勢の神宮の内宮と外宮、つまり皇祖天照大神と豊受大御神を拝され、続けて四方の神々を拝されるのです。
 このとき天皇が、このように祈るのだとお聞きしたことがあります。
「この一年、我が国に災いが来ませんように。国民が平安でありますように。だが、もしも、災いが来るなら、この私を通ってゆくように」と。・・・中略・・・。
 先の東日本大震災の後に「自主停電」をされていたお姿も、まさに愛のお姿でした。
 当時77歳だった天皇陛下は、以前にがんの手術も受けられました。
 それなのに「寒いのは着ていれば大丈夫」と、停電の間は暖房も使われませんでした。
 ろうそくや懐中電灯を使いながら、暗い中で夕食をとっておられたのです。(p.218)
   《参照》   『続2012年 地球人類進化論』 白峰 (明窓出版) 《中編》
            【天皇陛下のお仕事】

 

 

 

【日本とユダヤ:国歌の共通性】
赤塚  僕が肌で最初にハッと思ったのは、国歌なんです。世界の国家というのは、どこの国に行っても勇ましいでしょう。元気で、やっつけよう、敵の血の雨を降らせようとか、進めとか、そんな感じです。世界の国家の中で、マイナー(短調)の曲は、「君が代」とイスラエルの国家「ハティクヴァ」だけです。「ハティクヴァ」のハというのは「その」、ティクヴァが「希望」で「その希望」という歌です。2000年間、国がなかった。2000年自分たちが仰ぎ臨んだ東のシオンに戻ること。シオン、エルサレムの国は私たちの望み。その約束、希望を失わずに生きてきた。そういう歌なんです。 (p.141-142)
    《参照》   【和訳付き】イスラエル国歌「希望(התקווה;)」(ハティクヴァ)
 イスラエル(ユダヤ)国家と対をなす日本の国家『君が代』について、ご存知ですか?
 『君が代』に秘められているものが語られている、“貴重な著作” をリンクしておきます。
    《参照》   『「君が代」その言霊は、潜在意識を高次元へと導く《光の種子》となる!』 森井啓二
 日本とユダヤ。下記リンクは、二つの国に関する著作です。
    《参照》   『日本民族の役割』 助安由吉 (エイト社)
             【二つの民族】 【ユダヤ民族の恩恵】

 

 

【天皇家に縁があったヴォーリズさん】
 近江八幡に住んでいたアメリカからきた宣教師で、設計家として有名なウイリアム・ヴォーリスさんという人がいます。・・・中略・・・。近江兄弟社という会社を興してメンソレータムを普及させた実業家でもあります。
 そのヴォーリズさんの下でずっと働いていた人が、軽井沢でテニスコートの支配人みたいなこともしていて、そこで皇太子と美智子様が出会われた。彼はその現場の責任者だったので、皇太子とも美智子様ともプライベートでも深く交わっていました。・・・中略・・・。
 その中で聞かされたのが、「僕が知っている限りでも、美智子皇后陛下は3回自殺未遂をされています」ということです。・・・中略・・・。失語症になられたこともありました。声が出なくなった。声が出て、会見されたときに、「私はおかげさまでピューリファイ(浄化)されました」と言ったんです。(p.172-173)
 美智子様が何度自殺を企てても、天皇・皇后には日本を守るという重要な役割があるのだから、天上界が介入して助けていたんだろう。
 ところで、
 本書には、ヴォーリズさんが果たした最も重要な役割について、書かれていないので、下記リンクを付けておきます。
    《参照》   『青い目の近江商人 メレル・ヴォーリズ』 岩原侑 (文芸社
              【マッカーサー元師 と ヴォーリズ氏 と 昭和天皇】

 

 

【霊的接触】
「ああ、私が産んだ、私の腹を痛めた、私の胎内から出た者だけれども、もはや私の子どもではない」ということがパーンと2人の関係の中に出た瞬間です。ヨハネは彼自身も強烈にそのことを覚えているんです。彼はここで霊的接触、ビリビリビリと電気を受けました。だからヨハネは最後の最後までイエスに従った。十字架まで行ったのはヨハネだけです。(p.179)
 ヨハネもイエスの母であったマリアも、霊的接触があった瞬間から、イエスが違う世界の存在に纏われていることを自覚したということ。
 シュタイナーの霊学的知見を有する人なら、このような“霊的接触=接霊”というイベントこそが重要なポイントであると理解するだろう。近年のスピリチュアルな用語でいえば“ウォークイン”になる。
 下記リンク著作には、ゾロアスターと仏陀がイエスに合流し、ヨハネの洗礼によって、キリスト存在といわれる高次元存在がイエスに宿ったのだということが書かれている。
   《参照》  『仏陀からキリストへ』  ルドルフ・シュタイナー  風の薔薇
            【ルカ福音書】~【ヨハネの洗礼】
   《参照》   『2012年へのカウントダウン 闇の権力 フリーメイソンの大分裂』 中丸薫 (KKベストセラー
            【キリスト】

 

 

【皇太子が霊に満たされる瞬間】
 イエスが霊の世界に入ったのと同じように、皇太子が霊に満たされる瞬間があるわけです。これを日本では大嘗祭といって、きちんと守られてきました。(p.181)
 大嘗祭は、皇太子が天皇霊(キリスト存在)を纏うための儀式であると言っている。
   《参照》   『失われたメシアの神殿「ピラミッド」の謎』 飛鳥昭雄・三神たける (学研) 《後編》
             【大嘗祭の真床追衾(まどこおうふすま)】
   《参照》   『古代天皇家と日本正史』 中丸薫 (徳間書店) 《後編》
             【万世一系】

 

 

【日本は立憲君主国】
 日本人の多くは、日本を立憲民主主義国だと思っているようですが、海外のどの国も日本が君主国家であることを知っています。
 しかも、「天皇」というどこにもない、神話からつながる万世一系の大君を抱く世界で唯一の国であることも海外では知られています。(p.208)
 神話から連なる万世一系の立憲君主国であること。これは全世界の憧れであり、脅威でもあるようです。
 脅威と感じる「闇の支配者」たちは、それ故にこそ、海軍の主要な人脈を巧妙に誘導することで日本を戦争に駆り出し、戦後の教育においては、戦争犯罪国としての意識を刷り込みつつ、日本の歴史を抹殺し、ウシハクの民主主義を推進してきたのです。その実行部隊となった日教組の教員ほど無教養かつ不見識な人材(人罪)はないでしょう。
 大衆が力を持ち、大衆の思い通りに国家を運営しようとするとき、ドイツはナチス党、そしてヒトラーを誕生させました。愚かにもほどがあります。
 フランス革命は、ルイ王朝を倒しましたが、その後国家を安定させるのに80年という時間と夥しい血を流すことになったのです。
 民主主義とは、
 国民主権とは、
 危険な不安定な未熟なシステムであることを知らねばなりません。
 民主主義では、49:51の採決でも、51の意見がすべてとなり49の声は抹殺されるという不平等の世界でもあるのです。
 シラスは、「人類が最後に到達する究極の民主主義」と言ってもいいのかもしれません。(p.211)
 シラスに関しては、《中編》の【シラスとウシハク】に記述しました。
 シラスは究極の民主主義と書かれていますが、好意的に解釈しても民主主義がはらむ危険性を回避するには別の条件が必要に思えます。
 下記リンクに、近未来に相応しいと思われる色々な社会形態が想定され記述されています。考える材料になるかもしれませんからリンクしておきます。末端までリンクを辿ってみてください。
   《参照》  『続2012年 地球人類進化論』 白峰 (明窓出版) 《中編》
            【コーディネーター(覚醒人類)と天皇制】
   《参照》  『大和ごころ入門』 村上正邦・佐藤優 (扶桑社) 《後編》
            【日本国体を維持している憲法1条から8条】
            【社稷(しゃしょく)】~【日本の皇室に対する畏敬の念】

 

 

 

       小川雅弘著の読書記録
       村中愛著の読書記録             <了>