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《中編》 より
 

 

【次なる大破綻の計画】
 アメリカを舞台に、911テロを演出し、次いでサブプライム、リーマン・ショックを演出して見事に世界中を騙して暴利を貪ってきた国際金融資本が次に計画しているのが、ヨーロッパ諸国の財政不安を引き金にして、世界中の企業をも傘下に収めるためのCDS暴発ということか。そしてラスト・イベントである第3次世界大戦へとなだれ込ませるのだろう。
 サブプライムと911は、相関関係を持って巧に計画されたフリーメーソンの両面作戦だった。
 だがその真の恐ろしさは、この計画の行き着く未来だ。 ・・・(中略)・・・ 。いずれ、そう遠くない将来にCDS破綻が起き、世界はかつてない恐慌へと落ち込んでいくだろう。
 そのときのことを想像すると、私の頭の中で、ヨハネの黙示録に書かれていた「ラッパ」が鳴り響くのが聞こえるような気がする。なぜなら、その恐慌が引き金となり、世界は第3次世界大戦に突入していくと考えられるからだ。(p.475)
 CDS暴発こそが、セミファイナルとしての世界恐慌を引き起こす仕掛けだから、リーマン・ショックの時は、導火線を切断して温存しておいたのだろう。
   《参照》   『暴走する国家 恐慌化する世界』 副島隆彦・佐藤優  日本文芸社 《上》
            【AIGを救済して、リーマン・ブラザースを救済しなかった訳】

 ところで、世界の市場の中心拠点をアメリカからロンドンに移したということは、ロンドンオリンピック終了後が祝祭の時になるのだろうと想像しやすい。かつて北京オリンピック後に中国が崩壊すると言われながら実現はしなかったけれど、それは中国指導層が国際金融資本と対立しないという選択を行っていたからなんだろう。
   《参照》   『アメリカが隠し続ける金融危機の真実』 ベンジャミン・フルフォード (青春出版社)
             【中国の賢明な選択】

 今年秋のロンドンオリンピック後に起こりうることで、不確定要因が何かあるのだろうか? 
 あるのは、ただただ彼ら自身による「するかしないか」の判断しかないように思える。CDS暴発は彼ら自身にとっても深い傷になるはずなのだし、リーマン・ショックという偽装恐慌の演出終了後までに彼らは既に十分な資金を蓄えこんでいる筈である。それでもやるというのであるなら、それはやはりバビロニア・タルムードに依拠する狂信的な思想(世界人口削減計画)が鍵なのだろう。

 

 

【遺伝子兵器は開発済み】
 1999年1月23日、恐るべき未来を予測した記事が新聞に掲載された。
 【ロンドン】英医師会(BMA)はこのほど、遺伝子工学の発達により特定の民族だけを殺傷する「遺伝子兵器」の開発が理論的に5年から10年後には可能になると発表した。 ・・・(中略)・・・。
 遺伝子研究の中では米政府が中心になって進めている「ヒトゲノム計画」が知られており、同計画によって2003年には人間の遺伝子の働きが解明されると見られている。 ・・・(中略)・・・ 。(日本経済新聞)
 当時、この記事の内容を、10年後の自分に直接関わってくる問題として受け取ることができた日本人は、ほとんどいなかった。いや、この記事からちょうど10年が過ぎた今でさえ、遺伝子兵器の恐ろしさを自分の問題として考えられる日本人は数えるほどしかいないだろう。
 なぜなら、日本人は「兵器」は戦争にならない限り、自分に向かって使用されることはないと信じ込んでいるからだ。
 そんなおめでたい日本人に、目の覚めるような事実をお教えしよう、
「エイズ(HIV)」「サーズ(SARS)」「新型インフルエンザ」これらの病気の因となっているのはいずれもウイルスだが、これらのウイルスはすべて人を多量に殺すことを目的として開発され、ばらまかれた生物兵器なのである。(p.477-478)
 これらのことは、何度も過去の読書記録に掲載している。
   《参照》   『日本を貶めた「闇の支配者」が終焉を迎える日』 ベンジャミン・フルフォード
             【懲りない「ファミリー」の面々】

 かつて、アフリカで、ポリオ対策としてWHO経由で、潜伏期間10年以上のエイズウイルス入りワクチンが多量に接種され、いまや世界中に桁外れのエイズ罹患者が創出されているけれど、同様なことが日本国内で、インフルエンザ・ワクチンに対して行なわれている。なにせ厚生省も、外国製のHIV入り血液製剤を認可し続けたという前科があることを覚えておいた方がいい。連中は日本人を守る防波堤であるどころか、天下り先企業の利益に合致するなら、容易に国際金融資本と手を結ぶようなウイルス・レセプターそのものみたいな連中である。

 

 

【「闇の支配者」たちが仕掛ける人口削減というビジネス】
 アメリカの大手製薬会社取締役には、この章の冒頭で取り上げた「陰のサミット」とも呼ばれる「ビルダーバーグ会議」の関係者が多数就任しているという事実も見逃せない。(p.488)
 ビルダーバーグについては、「闇の権力」の中枢として何度も書き出しているけれど、始めてこのブログを読んだ方は以下を辿っておいてください。
   《参照》   『アメリカが隠し続ける金融危機の真実』 ベンジャミン・フルフォード (青春出版社)
             【ビルダーバーグ会議】

 以下は、この本のクロージングセンテンスである。
 エイズや新型インフルエンザ同様、鳥インフルエンザも人工的に作られ、金を巻き上げながら人々を大量に殺していくフリーメーソンの生物兵器として我々に襲いかかってくることになるということだ。
 これに対抗するためには、まず我々がフリーメーソンの存在に気づき、その真の姿を追求していくしかないと私は考える。(p.537)
 ウイルスをばら撒いて火をつけ、火を消すためにワクチンを買わせるという、阿漕なマッチポンプである。いやマッチマッチである。
 ワクチンを買わせてボロ儲けした資金で、彼らは何をしようとしているのか、以下の本に書かれている。
   《参照》   『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた (上)』 ヴィクター・ソーン (徳間書店) 《後編
             【人口削減計画】
             【世界中の人々から吸い取る経済搾取構造】
             【ベクテル社と “地球最後の日プロジェクト” 】

 

 

【いろは歌の暗号】
 「聖書の暗号」というタイトルの中に、日本語の「いろは歌」に関する暗号が記述されてもいる。
 前者が、バビロニア・タルムードに依拠するアシュケナジーの暗号であるとするなら、後者は、正統タルムードに依拠するスファラディーの暗号であると考えてもいいんじゃないだろうか。
 A’ いちよらやあゑ
 これはヘブライ語の「イーシ エルヤハウエ」
 日本語に訳すと「神ヤハウェの人 または、待望するヤハウェの人」
 B’ 咎(とが)なくして死す
 C’ イエス            (p.119)
 この記述に対応する図は <上掲写真> に取り込んでおいた。
 B’ と C’ については、いろんな本で言及されている。
    《参照》   『日本語は天才である』 柳瀬尚紀 (新潮社)
             【いろは歌の行末】
 聖書の暗号に用いられたスキップコードといろは歌に見られるスキップコード。その内容の驚くべき一致からも、私は両者の間になんらかの関係があったと確信している。聖書の暗号の謎が溶けるとき、いろは歌の謎も解けるのかもしれない。(p.119)
 歴史的に見れば、日本はヘブライ国家の文化を基層に吸収していると言えるけれど、本来的にはヘブライの大本が日本なのである。
   《参照》   『失われたメシアの神殿「ピラミッド」の謎』 飛鳥昭雄・三神たける (学研) 《後編》
             【日本とエジプト(中東)との深い関係】

 

 

【鏡合わせの関係】
 興味深いのは、第三章「レビ記」には「トーラー」の暗号が含まれていないということだ。そして「レビ記」を境に前の二書が正しい語順で、あとの二書は逆の語順で、それぞれトーラーという暗号が組み込まれている。まるで「レビ記」を中心にトーラーが折り合わされたかのように、暗号が「鏡合わせの関係」になっているのだ。(p.131)
 日本文化に多大な影響を与え、様々な伝統芸能を据え置いたワザヲギたちは、茶道の表千家・裏千家のような両面据えを通常としていた。高度なシャーマンさんなら、伝統的神社の表向きとの祭神とは別に裏側にいる祭神を知っている。常にペアで存在する両面構造も日本文化の基層にセットされている。

 

 

【暗くならないでね】
 リーマン・ショックという『八百長恐慌』によって、世界中同時にはなはだしい格差化が進行し、どの国も厳しい状況がしばらく続くことだろう。しかし、「聖書の暗号」が、これから先の近未来にすべからく実現すると確定しているわけではない。その辺のことを、船井幸雄さんが以下の著作の中で語っている。
   《参照》   『二つの真実』 船井幸雄 (ビジネス社)
   《参照》   『「包みこみ」と「確信」が今後の決め手』 船井幸雄 (徳間書店)
             【「聖書の暗号」】~【包みこみ】

 

 

<了>