イメージ 1

 ピラミッドと日本皇室の関係を語っている著作。エジプトのピラミッドのみならず世界中のピラミッドや、世界中の宗教を解明するには、やはりカバラ(カッバーラ)の知識が不可欠。2010年1月初版。

 

 

【実在したノアの箱舟】
 『旧約聖書』の記述どおり、トルコのアララト山付近からノアの方舟の化石が発見されているのである。アメリカ軍は密かにトルコ軍と協力して発掘調査し、内部構造から素材、はては動物をいかにして搭載したのかについて、詳しい分析を行い、これがまぎれもなくノアの箱舟であるという結論に達している。
 もちろん、ノアの大洪水の原因についてもわかっている。地上を完全に水没させるほどの量の水をもたらしたのは、当然ながら通常の雨雲などではない。もっと大規模な宇宙的現象だった。宇宙空間から地球へ膨大な量の水を叩きつけたのは、なんと月だったのである。 (p.76-77)
 この様な事実は、軍事機密として一般には公開されていないらしいけれど、古代史に関して枢要な叡智を保存している日本人の協力を得るために、アメリカ軍は著者らにバーター取引としてこのような情報を提供しているのだと書かれている。(ムーブックスの愛読者にとっては周知のことだけれど、既刊30冊ほどある学研の飛鳥昭雄・三神たけるシリーズは、すべてこのような情報を元に作られている)
 上空から撮影されたノアの箱舟の写真も掲載されている。このような事実をもとに、現代版、ノアの箱舟を登場させている映画こそが『2012』なのである。
   《参照》   『次の超大国は中国だとロックフェラーが決めた (上)』 ヴィクター・ソーン (徳間書店) 《後
             【ベクテル社と “地球最後の日プロジェクト” 】

 ノアの大洪水は、単なる長期的な大雨なんかによって起こったのではない。月から地球に多量の水が降ってきたのである。
   《参照》   『宇宙戦争 ソリトンの鍵』 光悠白峰 (明窓出版) 《後編》
             【水は月から】

 

 

【激変論にもとづく新たなパラダイム】
 専門分野が細分化された現代のアカデミズムにあって、古生物学者が年代測定法について言及することは稀である。ひょっとしたら、とんでもないミスを犯しているのかもしれないと思っても、一個人が異を唱えるならば、学会をすべて敵に回すことになり、学者生命は絶たれてしまうのだ。賢い学者ならば、だれも口にしない。
 その意味で、硬直状態に陥ったアカデミズムでは、もはや革新的な学説やパラダイムの構築は不可能なのである。(p.79)
 故に、今から4500年前に起こったというノアの大洪水について、アカデミズムは “神話” のひと言で済ませてしまうのである。保身第一の学者の本しか読まず、そんな学者の説を盲信している人なんて、近未来を語る上では、まったくお話にならない。
 著者はノアの大洪水について、下記のリンク書籍で、アカデミズムの論拠を突き崩す説明をしている。
   《参照》   『失われた太陽系10番惑星 「NOX」の謎』 飛鳥昭雄・三神たける (学研)
             【ノアの大洪水】
 上記書き出しに続いて記述されていること。
 こうした状況を一番よく知っているのは軍部である。軍部はアカデミズムのしばりを受けない。純粋に国益のために真理を追究する、情報は武器であるという現代の軍事思想にあって、膨大な予算と人員を導入して、アメリカ軍は科学の最先端情報を一手に握っているといっていい。
 彼らは進化論や斉一論をあっさりと捨て、激変論に基づく新たなパラダイムを構築し、多くの成功や業績を収めている。アメリカの国家戦略は、そうしたデータをもとに組み立てられているのである。(p.79-80)
 アメリカ軍は、エジプトのピラミッドについても、クフ王の墓であると言っているアカデミズムの通説など、見え透いた嘘であることを知っている。

 

 

【恐竜、2体一対の大スフィンクス、ピラミッドの真実】
 恐竜の姿が描かれているカブレラストーンに、三大ピラミッドと2体一対の大スフィンクスが描かれているのも、それはまさにノアの大洪水以前の世界を現わしたからなのである。(p.111)
 カブレラストーンとは、中南米で発見された不思議な模様の刻まれた石のこと。観光客目当てに贋物が横行しているものの、真実の古代史を知っている人々にとっては、重要な証拠として珍重されている。
 下記リンクの線刻石とは、カブレラストーンのこと。(文中に、「プレアデス」と記述されている点に注意)
   《参照》   『さあ5次元の波動へ宇宙の仕組みがこう変わります』 デーヴィッド・アイク&江本勝 (徳間書店)
             【線刻石】

 上記の記述は、ピラミッドは、今から4500年前に起こったノアの大洪水以前から存在していて、その当時、スフィンクスは2対1対あり、その頃、恐竜も存在していたといっている。
 恐竜について、アメリカ軍は、生き延びた恐竜を何種類も捕獲していて、今でも軍の施設内で飼育している(p.74)という。
 スフィンクスの実物を見たことがある人なら、異様に細長い胴体で顔とのバランスが崩れていると思うはずである。作られた当初はもっと太った獅子の形をしていたのであるけれど、その後、胴体も顔も削られて今日の人面形になってしまっている。そして削られる前は2体1対の獅子だったのであるけれど、1体はノアの大洪水で流失してしまっているのである。残っている1対の胴体にも、長期間に渡って水に依る浸食が行われていた跡が残されている。
 今日ではよく知られていることけれど、エジプトのスフィンクスは日本の神社にある駒犬の源流である。

 

 

【古代アメリカと中東の関係】 
 カブレラストーンが出土した中南米にあったマヤやインカの文明と、中東のピラミッドにどんな関係があるのかというと、
 マヤだけではないインカもすべてヘブライの直系の子孫だよ!! イスラエルの全大学の監督官と教育文化省の長官だったアビグドール・シャハン氏は国家として長年調査した結果、古代アメリカ人が失われたイスラエル人の末裔と判明したと断言した!! (p.265)(p.291)
 エジプトのピラミッドも、マヤやアステカやインカのピラミッドもカバラの知識を元にすれば様々な謎が解けるということ。その具体例も詳細に書かれているけれど、長くなるので2か所だけ。
 アステカの三大ピラミッドが実は、古代エジプトの三大ピラミッドと対応するのである。大西洋を挟んで並び立つそれぞれの三大ピラミッドは、建造された年代も文明も違うが、興味深い一致点があるのだ。鍵は「オリオン・ミステリー」である。(p.287)
 結局のところ、ここでもケツァルコアトルがイエス・キリストであることが証明される。マヤの白い神ククルカーンはアステカではケツァルコアトル、インカではコン・ティキ・ヴィラコチャ、ボリビアではボチカ、ポリネシアではティキ・ティキ、ノロではマサウウなどと呼ばれるが、みなイエス・キリストのことを意味しているのである。(p.299)
 ヘブライの直系の子孫たちが住みついた中南米にイエス・キリストを意味する神々がいるなら、どうして同じようにヘブライの直系の子孫たちが住みついた日本にイエス・キリストはいないのか? いないのではなく、殆どの日本人に知らされていないだけである。
   《参照》   『フォトンベルト 地球第七周期の終わり』 福元ヨリ子 (たま出版) 《中編》
             【日本語の五十音】

 

 

【漢字の元】
 三大ピラミッドが出てきたついでに書いてしまえば、「山」という漢字の元は三大ピラミッドである。これも「生命の樹」にもとづくカバラの基本である。漢字は中国発祥ではない。「漢字」は「神字」である。
   《参照》   『言霊で解くミロクの大原理』 福島教義  たま出版
             【皇祖皇大神宮という存在】