皆さま
本日も昨日に引き続き、
僕の物語にお付き合いください。
あと少しだと思います。
これから転換していきますので、
もうしばらくお付き合いください。
本日もよろしくお願いします。
「不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語⑨~社会人編4~」
前回までの物語はこちらからご覧ください。
不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語⑤~高校・大学生編~
様々なことを試しても
大きな不安がなくならず
途方に暮れていた僕は
ある文章と出会います。
「嫌なことはやめて、好きなことだけをしよう」
今では良く言われる言葉ですが、
当時の僕にとっては衝撃的でした。
嫌なことはやめていいのか・・・
そうして、その日から
徐々にこの「好きなこと」を
僕は探し始めます。
しかし、この時の僕は
あまりにも疲れきっていました。
平日は残業をしながら会社員をして
土日は様々な不安を消すための
行動をしていました。
それでも何かをやってみようと
僕は信じて行動を始めます。
しかし、不安にまみれてしまった
人生を送っていた僕には
「好きなこと」がわかりませんでした。
でも、意識の片隅には
置いておくようにしたのです。
そんなある日、地方出張に行くために
バスに乗っていました。
そして、バスがある場所で
止まったのです。
それは畳屋さんの前でした。
僕はなぜだかピンときました。
とても強く畳に惹かれたのです。
そう、僕は幼少期に
「将来は畳職人になりたい」と
母に言っていたのです。
それから、大人になる間に
畳職人になりたいと思いだしたことは
ありませんでした。
そして、今現在畳職人になりたいとは
思いませんでした。
その時は、部屋に畳を置きたいと
そう思ったのです。
早速、週末に畳を買いに行きました。
部屋に畳を敷いてみると
なんだか気持ちが少し落ち着きました。
でも、畳だけ置いても何かが
足りない気がしたのです。
畳の上でお茶でも飲みたいなと思い
ちゃぶ台を買いに行きました。
畳の上に胡坐をかいて
ちゃぶ台に向かって
座ってみました。
すると、不思議なことに
ある情景が浮かんできました。
昔の人が筆を使って、
何かを書いているのです。
「あ、作家だ」と
僕は気が付きました。
その瞬間、僕は高校生の頃に
祖父から言われた言葉を
思い出しました。
「お前はストーリーテラーの才がある。小説でも書いたらどうだ」
その祖父からの言葉は当時
なぜ言われたかは理解できませんでした。
しかし、頭の片隅にはなぜだか残っていたのです。
そうして、僕の頭の中では様々な
パズルのようなものが組み合わさり
「なにかを書きたい」と
僕は湧きあがる想いを
感じました。
そうして原稿用紙とペンを
用意して書くことを始めたのです。
それからは書くための
作家養成のスクールなどにも
通うようになりました。
少しだけ日々に楽しみが
増えました。
そうして、平日は会社員
週末は書くことをしていました。
とうとう僕は好きなことに
出会ったのです。
【~続く~】
現在、不自由や不安を感じる人生を送っている人が
このブログを読んで少しでも新たな一歩を踏み出してくれる
きっかけになったら嬉しく思っています。
世の中には親切な人は意外といます。
そんな願いを込めて書いています。
何か生きる上でのヒントになりましたら幸いです。
皆さまよろしくお願いいたします。