皆さま
本日も昨日に引き続き、
僕の物語にお付き合いください。
今日も小学生編です。
本当は小中学生編として
1つにまとめようとしましたが、
書き始めたら止まりませんでした・・・
長くなりますが、お付き合いいただけたら
幸いです。
本日もよろしくお願いします。
「不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語③~小学生編2~」
前回までの物語はこちらからご覧ください。
「メガネをかけないと目が見えなくなるよ」という
母からの言葉に恐怖を感じて、
小学校に行くと児童達から痛い目に合い、
なんだか絶望的じゃないかと思いますが
小学生の僕にも楽しみや救いがありました。
それは小学校にも仲の良い友人がいたこと、
全員が痛いことをしてくるわけではありませんでした。
それと、野球でした。
僕は野球がとても好きでした。
時間があると野球をしていたのです。
しかも独りで野球をするのも好きだったのです。
当時のプロ野球選手の打ち方を真似て
研究していました。
もちろん、みんなで行う野球も楽しいのですが、
自分でなんでもできる独り野球を楽しんでいました。
みんなと独り、このバランスが大事でした。
どうやら僕は「独りでコツコツ行うことが得意」
だったようです。
やはり、その後野球チームに所属しますが
少年野球ながら監督は厳しすぎるし
ミスすると怒られるしで
好きな野球が嫌いになってしまい、
辞めてしまったのです。
他にも、小学生になると
クラス替えなるものがあります。
すると、仲の良かった友人と
別のクラスになってしました。
僕は熱が出たりと体調を崩しました。
僕はどうやら環境の変化などに
敏感で繊細な心の持ち主だったのです。
話しは変わり小学校中学年くらいから、
父親の影はほとんど姿を
見せなくなっているようでした。
母が父に怒っている声が
寝床に響いてきていること
僕は感じていました。
父親と会うのはクリスマスや
お正月などの行事の時だけになりました。
特段、僕はそれを寂しいと思っていませんでしたが
もしかしたら、少し寂しく思っていたかもしれません。
回りの友達たちはお父さんがいたからです。
当時書いた文章が大人を泣かせたそうです。
お父さんが家に帰ってくる時は、我が家はごちそうだ。
そんな帰ってこなくなった父、
母はとても大変だったのかもしれません。
そんなことも理由だったのか
それから、母と僕の関係はとても
悪くなっていく一方でした。
母は怒るともう小学生の僕には
手が付けられませんでした。
母からしても僕のことは
手が付けられないと思っていたに
違いはありませんが。
母は怒りが頂点に達すると
「男は嫌いだ!」
「女の腐った奴みたいだ!」
「あんたみたいなのが生まれてくるのは宝くじが当たるより珍しい!」
「中学校を卒業したら出て行け!」
そう言われてから、母からも痛い思いを
させられていました。
僕はその後、嗚咽するくらい
泣きながら部屋の隅っこで
母が大切にしていた
料理のレシピの切り抜きを
ビリビリと破っていました。
せめてもの抵抗だったのかも
しれません。
しかし、それが見つかり
烈火のごとく怒った母は
僕のカードコレクションを
ビリビリに破いて
ファイルごと壊されて
しまいました。
そんな日々が家庭でも続きました。
その中でも僕の心の奥底まで
響き渡った母からの言葉ありました。
「あんたみたいな子は産まなければよかった!」
正直に言って、その前後の出来事は
記憶にはありません。
そう言われて、涙が出たのか
どうだったのかもわかりません。
ただただ天井を見上げていたような
気もします。
「もう誰も信じるのはやめよう」
「もう誰かを頼るのはやめよう」
そう決めたことだけは覚えています。
もう、家にも居場所が
少なくなってきていました。
居場所がなくなっても
小学生の僕には家に居て、
学校に行くしか選択肢はありませんでした。
学校で辛い時は家で母に、
家庭で辛い時は学校に
心の拠り所を求めていました。
家庭で辛い時には学校に行って
仲の良い友達と会うことが嬉しかったです。
学校で辛い時に家に帰って
母に優しくしてもらえると嬉しかったです。
母はなぜだか辛い日には
何も言わなくとも外食に連れて行ってくれたり
ステーキを焼いてくれていました。
母は何かを感じ取っていたのかもしれません。
母も普通の時は優しかったのです。
恥ずかしながら小学校の
高学年まで靴下を履かせてくれました。
そんなたまにある小さな光で
僕は生き抜けたのかもしれません。
【~続く~】
現在、不自由や不安を感じる人生を送っている人が
このブログを読んで少しでも新たな一歩を踏み出してくれる
きっかけになったら嬉しく思っています。
世の中には親切な人は意外といます。
そんな願いを込めて書いています。
何か生きる上でのヒントになりましたら幸いです。
皆さまよろしくお願いいたします。