皆さま
本日も昨日に引き続き、
僕の物語にお付き合いください。
本日も社会人編です。
書きながらなんだか主人公を
応援している自分がいます・・・。
「大丈夫だぞ」と言ってやりたい。
本日もよろしくお願いします。
「不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語⑧~社会人編3~」
前回までの物語はこちらからご覧ください。
不安な人生から安心の人生に転換した僕の物語⑤~高校・大学生編~
会社員は続けているものの
電車に乗るのが怖くなり
これからどうやって生きていこうか
途方に暮れていました。
いや絶望感を感じていました。
それでも残業を続けていて、
僕は自分で自分を追い込んで
いきました。
すると、段々と日常生活でも
不安感を感じるようになってきました。
そうして、社会人として10年くらいが
経った頃のある朝、
「あ、何かが変わった」と僕は感じました。
今思うとその瞬間に不安の世界に
突入したのです。
しばらくの間、ベッドに
うつ伏せになって
しびれているような状態でした。
そうして漠然とした大きな不安に
耐えかねて
そのまま家を飛び出しました。
起きてすぐに河原を
走り始めました。
なんとも奇怪な行動ですが、
その時の僕にはそうする
しかありませんでした。
大きな不安を振りきろうと
していたのかもしれません。
その日を境に僕には
大きな変化がありました。
それはもうとてつもない
大きな不安に襲われるように
なったのです。
例えるならば、冷たい大きな
鉄板に挟まれて
押しつぶされていくような・・・
「もうこのまま消してくれ」と
何度も心の中で叫んでいました。
それは不定期に訪れるので
もう、どうしていいかわかりませんでした。
しかし、会社を休みたいとは思いませんでした。
それは家にいても不安だからです。
むしろ仕事をしている方が気が紛れます。
僕の場合はそうでした。
ある日、会社から帰宅すると
大きな不安に襲われました。
それでも、僕は夕食の時間だからといって
ラーメンを準備しました。
でも、喉を通りません。
そうして、ラーメンを置いて
なぜだかわかりませんが
母親に電話をかけました。
僕はとても大きな不安の渦中に
いましたが、いつものように
「どうしてるかなあと思って」と
第一声を発しました。
その時の母の声はとても
優しかったように感じました。
「どうしたの?元気?」と
母は言いました。
僕は「元気だよ」と
言いました。
特に用事はありませんでしたが、
少しの間母と話しをしました。
この時に僕は小さい頃
何かとうまくいかなかった
母に愛情を求めていたのかも
しれません。
その時のことを思い出すと
なぜだか部屋の電気は消えて
いるようでした。
それからというもの、この大きな不安を
どうにかしなくてはいけないと
僕は考えて様々な行動を起こすように
なりました。
漢方薬を飲んだり
鍼灸院に通ってみたり
目を良くする整体に通ってみたり
カウンセラーに話しを聞いてもらったり
心理学のスクールにも通いました。
心理学を学ぶと母親との関係が
指摘されることが多いので、
インナーチャイルドを癒すという
ワークも行いました。
母親を定期的に食事に誘ったり、
小さな頃の想いを書いた
手紙も渡しました。
この時期は徹底的に自分の
ことについて考え続けました。
「どうしたら不安は無くなるのだろう」
色々と行動をしていく中で
それらで、確かに一時の
効果を感じるものもありました。
鍼灸など受けるととてもリラックスできます。
母とのコミュニケーションは随分と
取りやすいものになりました。
でも、得体のしれない大きな不安は
僕を苦しめ続けました。
そうして、色々やってみて
正直言って途方に暮れていました。
「あーこれだけやってもダメか」
そんなある日、一つの
文章が僕の目に
飛び込んできました。
【~続く~】
現在、不自由や不安を感じる人生を送っている人が
このブログを読んで少しでも新たな一歩を踏み出してくれる
きっかけになったら嬉しく思っています。
世の中には親切な人は意外といます。
そんな願いを込めて書いています。
何か生きる上でのヒントになりましたら幸いです。
皆さまよろしくお願いいたします。