2024.4.13 臨時特急「185」伊豆急へ!⑦下田満喫には短すぎる1時間半…昼過ぎに帰路へ | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

さあ、いよいよ185系伊豆路の旅復路が始まる。


12:21、3番線に再び入線。

この時間帯に3番線への発着は無かったから、何故わざわざ電留線に引き上げたのか?

ホーム警備の都合なのか、そのあたりは窺い知れないが…

逆に考えれば、入換シーンが見られるのは貴重ではあったから良いかと。


そして復路も、乗車客中心に撮影で大賑わい。

伊豆半島の先でこれだけ集客できるのだから!やはり185系は大したものである。


…長かった40年間の定期運用時代、どうだったかは置いておいてね。

自分もそもそも伊豆急行線に初めて乗ったのが2016年と8年前までズレ込んでいた手前、あまり

偉そうなことを言えたもんでもないが、まぁ当時は少なかったよなと。

特に新製当初は転換クロスシートへの後退、普通列車にも運用する仕様というのが独り歩きして

人気があったとは決して言い難い形式だっただろう。

そのあたりが、登場10年足らずで251系を投入する“テコ入れ”になったのだろうとも思う。


そんな思いはあったが、結果的に251系よりも長く、40年も活躍したのは紛れない事実。


リニューアルで一時は湘南色デザインに塗装変更されたが、2011年頃から次第にストライプに

“原点帰り”していき、この姿で伊豆への輸送を全うしたのだった。


かくしてストライプ塗装の185系は、空白期を挟みつつも伊豆に欠かせぬ風景の一つとなった。

それは定期運用を撤退してから3年を経た今もなお、強いものであったのである。


12:31。

再び指定された1号車に収まり、185系は旅立った。


あとどれだけ、ここに戻ってこれるだろうかー?


そんなセンチメンタルな思いを抱きながら。


…ただまぁ、折り返しの時間はやっぱり短かったよね。

せめてあと1時間とか2時間、復路の発車が遅ければ日帰り温泉とか寄れたのになと思った。

そのあたり、やはり乗り鉄を利用ターゲットに据えているからなのだろうか?

ただでさえ混む土曜日に僅か1時間15分では、悠々ランチに行くにも心許なかったのである。


復路も快調に、唸りを上げて飛ばしていく。

かつて集中豪雨による甚大な被害を受けた谷津トンネルも、快調に抜けていった。


12:45、河津着。


ここでは4分停車。

不思議な絵画がお出迎え。

飲料を補給に歩いたところで…


対向からやってきたのは、朝に伊豆高原電車区に停車していた8000系赤帯復元編成!


…結局伊豆急下田側の、幕は読み取れなかったんですがσ(^_^;)

伊東側は新製初期の白幕風にシンプルに「団体」のみ。

ちなみに迎撃は急な登場で撮影をトチり、何故か動画になっていたのを切り出したものである。


ショックは大きかったが、気を取り直して近くの車両から乗り込んでいく。

12:49、発車。


伊豆急下田駅では曇りがちだったのに、北へ向かうにつれてまた晴れてきた。


相模湾も視界良好に…なんでやねん!

できることなら、もうちょっと下田でも晴れていて欲しかったなぁ。

年々減っていく後ろ髪(?)を引かれながら、さらに北へ。


伊豆稲取を経て、片瀬白田では運転停車して臨時「踊り子7号」と交換。

右側通行なのが自分的には馴染みが薄く、今更ながらに新鮮な気持ちになる。