2024.4.13 臨時特急「185」伊豆急へ!③懐かしの伊豆路、感慨深い健脚健在 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

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『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

1時間半近くに及んだ東海道線・伊東線の185系の旅。
郷愁を感じながら、伊豆へ走っていく。

10:16。

「185」は伊東駅に定時で滑り込んだ。

ここで久しぶりにドアが開いた。

どっと乗客が降り、1番ホームが賑やかになる。


ここでは客扱いをしたが、さすがに会社境界では“通過扱い”は需要予測的に問題があったか。

実際、それなりに改札を抜けていく利用客もいたのである。


またこの列車は、この日の伊豆急行直通特急の初電ともなった。

やはり、伊達に40年走ってきただけあって存在感の安定ぶりが半端ない。


そして、利用客以外の静かさが格段に違う。

これが首都圏とは全く変わるところで、気持ちも数段緩めにシフトチェンジできる。


そして10:19、いよいよ3年ぶりに伊豆急行線内へ!

伊豆急行線内に入ると、伊東線内に続き往年の走りは健在。


流石、この道40年余りの抜群の安定感は揺るぎようがない。

特に定期運用が終わると途端に乗り入れもなくなってしまう事例が多く、西の伊豆箱根鉄道でも

ホーム有効長の関係もあるが2021年3月以降は乗り入れがなくなっている。


またこの日は西に向かうごとに雲は多くなってしまったが、天気は穏やか。

その気候が久々の伊豆急行線内での旅を、より穏やかなものにしてくれた。


富戸は運転停車となり、普通列車と交換。


8000系も伊豆急行に移籍してきて、来年で20年。

JR東日本からの209系が勢力を脅かすかと思われたが、まだまだ主力。

多数が製造から50年を超えているが、オールステンレス製車両としての堅牢さはなおも健在だ。


そして快調に走り、伊豆急行線内最初の停車駅・伊豆高原へ。


3番線伊東寄りには、帯が外されて東急時代初期の姿が再現された編成が停車する中…


2番線に10:39到着。

きわめて快調な走りっぷり!


3番線に停車するのは8004F。

そして、車両基地内にいるのは東急時代後期の赤帯を再現した8007Fである。

個人的には、この姿以降の方が馴染みが深い。


方向幕の所には、なにやら貼られ…?

「団体」としか読み取れなかったが、はてさて?


ここでは東京行き「踊り子2号」を待避。

2分ほどの停車時間を経て、発車となった。


伊豆急下田方の引き上げ線には、部品取りとなっているであろう209系の中間車が。

そしてさらに185系は、伊豆路を駆けていく。