2024.4.13 臨時特急「185」伊豆急へ!⑥下田の街に、ストライプ馴染んで四十余年 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

3年ぶりの185系伊豆路の旅。

今にしてみれば、ベストタイミングのきわめて貴重な旅になった。

下田グルメも試しつつ、185系を撮る旅はさらに続く。


留置線に入ったのを見届けて、再び改札外に。

やはり沿道にも、185系目当ての撮影者が多く群がっていた。

デビューから43年、ずいぶんと息の長い車両となったものである。

かつての国鉄157系の反省もあったのか、平均して車体の状態も良いまま運用されていた。


この伊豆急下田駅の電留線で撮影したのは、4年前に251系が勇退する直前だった。

結局251系で全区間乗り通したことはなく、185系でも「踊り子」系統では伊豆急下田方面では

乗り通さないままで定期運用終了を迎えてしまっている。

(実は2021年3月12日、伊豆急下田発最終に乗る予定だったが、友人と遭遇し取り止めた)

さまざまな沿線への所用に乗じた形ではあったが、まぁしょうがないことである。

常磐線我孫子発着の臨時もカバーしなかったし、割合熱量にムラを残したままであった。

また北関東方面は本格的に興味を示す遥か以前に、651系に置き換え。

その651系も昨年春のダイヤ改正で引退、あっさり消滅してしまった。


臨時列車だと「ホリデー快速鎌倉」や「ムーンライトながら」もカバーしなかった列車に。

特に「ーながら」については、コロナ禍に翻弄されてしまったのは心残りである。

そのあたりの悔恨が昨今の臨時運用への拘りとなってきているし、255系へも繋がっている。


既に伊豆方面の世代交代は完了している。

だいぶE257系も馴染んできたなと思う。

さんざん中央線系統で利用してきたせいか、まだ乗っていないけども。


ヘッドマークこそ「臨時特急」だが、往年を思い出すには十分。


電留線に居たのは、30分にも満たなかった。

しかしその短い時間でも、かけかえのないシーンを見せてくれたのである。


だが、遠目に見ると判りづらいが、やはり車体の老朽化は深刻になってきていることに気づく。

特にこのB6編成は、C1編成に比べて多客臨や団臨を圧倒的に多く請け負ってきた。

一時期は孤軍奮闘ともいえる状態だっただけに、諸々気掛かりな部分は多い。


そんな不安感も持ちながら、沿道での撮影を終えて駅に戻った…のだが。


な、なんじゃこれ??


どうやら、表示設定のバグが出たようだ。

英語の表示に切り替わったら、意図通り?の表示になったようだけど。

最近のLED発車案内表示器は、様々な表示に対応できるようになったが…

なにか細かい設定のミスが表れてしまった、というところなのだろうか。


既に先行の普通列車とセットで、改札が始まっていた。

熱海で出会った3000系が、遅れて2番線に到着していて…

伊豆急下田駅なのに、JRの雰囲気に支配されているというw


そして、12:16、再び入換が始まる。


ゆっくりと、蓮台寺方に引き上げていってから約5分。


再び、前照灯を消灯状態で3番線へ!


さぁ、帰路の旅に向けて!

初の伊豆急下田からの185系旅、はじまる。